
英語学習のメリット って何だろう。。
私自身は「英語を話せるようになりたいなぁ」と思っていたら、オーストラリアに住み着いていました。
日本生まれ、日本育ちなのでの非ネイティブですが、試行錯誤しながら英語を勉強してきた結果、時々「こっち育ち?」とか「なんで日本語訛りじゃないの」と言われるまで成長することができました。
せっかく学ぶのであれば、旅行フレーズ等の丸暗記で終わらない、自分で英語を応用して使いこなせるビジネスレベルまで身につける方がいいんじゃないかなぁと思います。
今まではどうしても『日本語→英語』への変換に英語の価値が見られてきましたが、これからは『英語→日本語』へ変換できる人の価値がどんどん高くなって行くと感じます
そこで今回の記事では、ビジネスレベルの英語を習得するメリットと言語の価値について、触れてみたいと思います
ビジネスレベルの 英語学習のメリット
英語を勉強する動機は人それぞれだと思います。
- 志望校合格に必要だから。
- 英語を字幕無しで見たいから
- 海外旅行で役に立つと思うから
- 会社の出世に関わるから
- 就職活動に有利だと思うから
- 転職したいから
などなど、人の数だけいろんな理由があると思います。
ただ一つ言えるのは、ビジネスレベルの英語習得にはどうしても時間がかかるという事。
こればっかりは、大人の脳になった以上変えることのできない事実です。
しかし、この「ビジネスレベル」の英語を習得すれば、あなたの資産となり今後の人生に大きなメリットをもたらします。しかも誰にも盗まれることのない資産なのです。
大きなメリット、それは私生活や仕事において選択肢が増えるということ。
例を少し上げてみます。
- 情報収集の幅が広がる
- 交友関係の幅が広がる
- 転職・移動の幅が広がる
1:情報収集の幅が広がる
日本語で得られる情報量と、英語で得られる情報量は桁違いに違います。
百聞は一見に如かず。まずは下記二つの画像をご覧ください。
[colwrap]
[col2]

[/col2]
[col2]

[/col2]
[/colwrap]
このように「バリ・休暇」だけでも検索結果に100万件以上の開きがあります。
これは旅行に関する情報に限ったことではありません。ビジネスのハウツー本やITの新技術、ダイエット・筋トレ理論なども、日本語よりも英語の方が格段に情報量が多いのです。
多くの情報に触れることは、ご自身の選択肢を広げることになります。
海外旅行も代理店を通さず自分で手配する事で何万円と費用を節約できたり、海外コスメやサプリなども自分で直接購入することができます。それを自分で使うもよし、ヤフオクなどで販売することもできるのです。
2:交友関係の幅が広がる
日本語話者が約1億2000万くらいで、英語話者は約21億人とすると、その数は約14倍です!
(参照:文部科学省の「世界の言語別使用人口」)
コミュケーションがとれる人の数が格段に増えます。これは、グローバル化が進む世の中で生き抜く上で強い武器となります。
たとえば、2013年東日本大震災が起こった時、私は日本で生活をしていました。
地震のニュースを見た海外に住む友人達が「うちの国に一時避難しなよ、宿はあるよ」といった言葉をくれたのです。
3:転職・移動の幅が広がる
また海外進出をする企業も増え続け、英語と日本語でビジネスができる人材は重宝されます。最近は日本政府も訪日観光客を増やす政策をとり、その人数は右肩上がりで、観光客相手にAIRBNBや個人ガイドでビジネスを始める人も現れました。
上記のチェックポイントを具体的に置き換えると
- 情報収集の幅が広がる
→賢い消費者&自己啓発&起業・副業のチャンス - 交友関係の幅が広がる
→人脈・コネの拡大 - 転職・移動の幅が広がる
→労働市場で上位
英語話者は約21億人、彼らが使う英語は文法や訛も様々ですが、それに合わせられるレベルの英語を身につけておくことがポイントだと感じます。
さらに私たちは、日本語のネイティブです
英語をビジネスレベルまで身につけると、この『日本語ネイティブ』がかなり価値を高めてくれます
言語の価値
ここで、言語の価値について考えてみたいと思います
- 英語話者は21億人でこれからドンドン増えて行きます↑↑
- 日本語話者は、1億2千万でこれからドンドン減って行きます↓↓
→人口減少で8000万人まで下がると言われています
これが意味することは
英語を話せる人の価値は下がって行き、日本語を話せる人の価値はドンドン上がって行きます
数が多ければ多いほど、競争の原理は働いて『英語を話せる人』と言う部分での価値は下がって行きます
あっ!もしかして『さっきと言ってる事矛盾してる』と思っていませんか?
もちろん、上にあげたように英語ができると得することはたくさんあります
ただ、私が強調したいのは『英語を話せる人』ではなく『英語→日本語に変換できる能力のある人』の数が絶対的に下がるため、その人たちの価値が上がって行きます
インプットよりもアウトプットが難しい
多分、英語を勉強している方ならわかるはずです
『相手の言っていることはわかるけど、いざ自分が言おうとするとうまく言えない』
これは、自分が『話せる&書ける』量は『読める&聞ける』の量に比べて格段に少ない為です
英語でも日本語でもそうです
インプット>大きな差>アウトプット
このインプットとアウトプットの関係はスピーキングに関する記事で紹介しました
→【なぜできない?】英語が書けて話せるようになる には必須の学習法
日本人のパスポート取得率
ちなみに日本人のパスポート取得率って何%か知っていますか?
たったの23%なんです
現実的な仮定を2つ用意して、ちょっと計算して見ませんか?
仮定1
英語が使える、つまり『英語→日本語にできる人』でパスポートを持っていない人はいない
仮定2
パスポートを持っている人の7割は英語が使えない『英語→日本語にできるレベル』ではない
これでざっと計算すると、日本の人口が1億2千万で828万人、8000万人になると552万人しかいなくなるんです。
現時点でも世界の人口が70億以上、その内の0.1%しかいないんです
そして、それがどんどん少なくなって行きます
これ、、日本語ネイティブの我々からしたらかなり有利な状況だと思いませんか?
英語→日本語の能力を活かす
このような時代の流れの中、政府は外国人観光客の誘致に力を入れています
だから、『日本語→英語』よりも『英語→日本語』の方に目を向ける価値は十分にあると思いませんか?
『英語を使って仕事』と言った場合、英語だけで終わらせるのではなく、日本語ネイティブの強みを活かした方法もどんどん増えてくるはずです
訪日外国人の要望をキチン正確に日本語で伝える事ができる能力はこれから重宝される時代です
「意思伝達」できる幅を広くしておく
英語話者の大多数は非ネイティブです
自分の英語が「ビジネスレベル」であれば、文法がめちゃくちゃな「日常会話レベル」の人たちともコミュニケーションはとれます。
巷の英語学習では、どうしても「英検」や「TOEIC」といったテストで高得点をとる事が目的となった物が多い気がします。
その結果、テストで結果の出る「小手先のテクニック」は身に付いても、「実践で使える英語」とは程遠くなってしまい、「TOEICで高得点でも話せない」という人がたくさんいます。
逆に実践で使える英語を身につければ、TOEICのスコアは自動的に伸びます。むしろ問題として感じないレベルになります。
実際私が日本で働く事を決めたときに、就活の役に立てばと思い受けたTOEICで965点でした。特に対策はしていなくて、この結果です。私が目指していたのは、「いかにネイティブに近づけるか」?でした。
このサイトでは、私がどうやって勉強してきたかをお伝えします。
[voice icon=”https://business-eigo-global.com/wp-content/uploads/2017/01/charactor.you01.jpg” name=”あなた” type=”r icon_yellow”]でも自分海外にいてるやん[/voice]
と思うかもしれません。
確かに自分は海外にいます。
しかし自分が行ってきた英語の勉強法を今一度見直してみると、実はインターネットとPC・スマホがあれば日本にいても可能な勉強法だったのです。
それに海外に来ても、話せるようにならずに帰国していく人たちを何人も見ています。
だから大事なのは、「正しい勉強法」だと信じています。
この正しい勉強法は、決して巷にあふれる、「楽して短期間で英語マスター」的なものではありません。
どうしても時間がかかります。
そして時間は貴重な費用です。
だから費用対効果を考えて学習した方がいいと思います。
私は、回り道もしたし無駄なお金を使ってきました。
だからこそ同じ道を皆さんに歩まないように経験談をもって説明することができます。
これから英語を学ぼうと考える皆さんも、是非自分で英語を使いこなせる「ビジネスレベル」の英語を目指してみませんか? そこから開ける道は、必ず費やした時間が報われたと思えるものですよ。