語学留学やワーホリ=英語力UPにならない理由

一定の年齢に達してからの英語習得において大きな誤り。

それは

「外国に住めば話せるようになる」

です。

高校卒業して、オーストラリアに来た私。語学学校→大学卒業を経て、ワーホリも経験した私が断言します。

18歳を過ぎてから、英語圏に住むだけでは、英語は話せるようにはなりません。

文法そっちのけで、単語単語や身振り手振り、周囲の状況や相手の理解力に頼った「なぁなぁ英語」なら身につけられます。

巷で言う「日常英会話」です。

この記事では、海外生活が英語力UPに直結しない理由と、どうすれば英語力UPに活かす事ができるかを説明しています。

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お金で買える!日本語サービス

正直、海外に住むだけ、日常生活を営むだけなら、この「なぁなあ英語」でも問題ありません。

むしろお金さえ払えば、英語が全く話せなくても、日本語でのサービスはいくらでもあるからです。

医療や確定申告、車の故障など、困った時だけ日本語で受けられるサービスはたくさんあります。

ネットで検索してみるとたくさん出てきます。

例1:日本語による医療サービス語学留学 効果

例2:日本人向けの求人
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例3:日本語による確定申告サービスtruth0102

このように、こうしたサービスがある以上、英語が話せなくても生活ができてしまうという事、海外生活が必ずしも英語力UPに直結しない事がイメージできると思います。

事実、リタイヤ後に移住してきて、英語が全くできなくても、こちらに住んでいる人をしっています。

語学留学の効果と限界

どのレベルの英語を目指すかにもよりますが、英語力0の状態で語学留学へ行く事はあまりオススメできません。

もちろん使い方によっては、語学留学のメリットありますので、その活かし方を下に書いています。

なぜ英語力0で行かない方がいいのか?

それは多額のお金と時間を使って得られる物が「なぁなぁ英語」になりやすいからです。

まずは語学学校とはどういう場所かざっくりまとめます。
(オーストラリアの大体の語学学校を元にしています)

  • 生徒は世界各国から英語を学びにきている
  • 文法・読解・スピーキング・ライティングの授業がある
  • 先生はみんなに分かりやすい英語で説明する
  • 1週間単位で入学が可能
ぱっと見、なんだか良さそうですよね?

これを角度を変えて見てみます。

人工英語のオンパレード

生徒はみんな英語学習者です。みんなが使う英語はネイティブレベルではありません。発音や言い回しも、それぞれの母国語を引きずった英語になります。

想像していた英語環境と違う!と思ってしまう方もいらっしゃいます

そして、ネイティブな人は先生だけになります。そのネイティブですら、皆が理解できるようゆっくりとクリアな発音で話してくれます。生徒さんはお客さんでもあります。「あの先生の早口で全然わからない」と言われるわけにもいきません。

まわりが英語学習者だと、自分の語学力不足を補う為に、必然的に相手の理解力や想像力、まわりの状況や前後関係、そして身振り手振りに大幅に頼ることになり、それが常習化してしまいます。

これが以外と相手に通じるんです。文法がめちゃくちゃでも単語を並べれば通じてしまうので、それに慣れてしまいます。

そこで「文法を学ばなくても、気持ちで相手に伝わる」!という習慣ができやすくなります。

その先に待っているのは「なぁなぁ英語」です。。。

また1週間単位で入学可能ということは、新しい人がクラスに入れ替わり立ち代わり入ってきます。

教科書通りに授業が中々進まないこともあるのです。

そもそも、日本で日本語で理解できなかった事(英文・英文法)が、外国に行って英語で説明されるとわかるようになるとは到底思えないのです。

文法・読解・スピーキング・ライティングの授業にお金を払っても、教科書に書いてある事を全て終らせられない事もあるのです。今はインターネットを使えば、英語の勉強はほとんど、日本でもできてしまいます。

ちなみにオーストラリアで語学学校に行く場合の費用をちょっと調べてみました。

語学留学 費用
オーストラリア留学センターより抜粋)

上の画像の例でいえば、授業料は12週間でAU$8,000(約64万円弱)。

これに、交際費や航空券代もかかるし交際費もあります、かるく¥70万超えますね。。。

これ、結構な投資金額じゃないでしょうか?

これだけの時間と金額を使って得られる物が「なぁなぁ英語」ではもったいなくありませんか?

事実私は、語学留学のみでビジネスレベルの英語力を身につけた人を知りません。

結局日本人同士でかたまり、「なぁなぁ英語」だけ覚えて帰国していく人を何人も見ています。

それに私自身も、語学学校を終えた時点で、「英語が話せる」つもりになっていただけでした。
英語の上達?語学&学部留学への過度な期待でフルボッコに合った私

話を戻します。

上記の説明を踏まえると、先程のチェックポイントは以下のようにまとめられます。

  • 生徒は世界各国から英語を学びにきている
    →なぁなぁ英語に陥りやすい
  • 文法・読解・スピーキング・ライティングの授業がある
    →ネットを使えば日本でもできます。
  • 先生はみんなに分かりやすい英語で説明する
    →ネイティブなのに、ネイティブレベルで話さない。
  • 1週間単位で入学が可能
    →自分のレベルにあわせて授業が進められない

語学留学の効果を活かすには?

もちろん、準備をキチンと整えておけば、語学留学も十分に有意義な物になると思います。

ここでいう「準備」とは、ある程度の文法と語彙力、そしてライティング力を持っている事です。

そして、さらに何か人を引きつける「特技」や共通の話題になりやすい「趣味」があれば文句無しです。

では、語学留学/語学学校が日本での勉強より優れている点を2つ上げます。

  • 英語を話すチャンスが日本より豊富
  • 様々な国の人たちと知り合える

この優れている点を余す事なく活かすのに必要なのが、「準備」・「特技」の2つなのです。

「準備」があれば、文章を頭の中で文法にそって組み立てる事ができます。

これは意思を伝える方法は持っているが、ただ身体と脳が慣れていないだけ状態です。

そこに何か相手を魅了する「特技」や共通の趣味があれば、相手からコミュニケーションをとってきてくれます。
例:書道、空手、柔道、剣道やマンガ、アニメや動画制作等

あとは、根気強く、組み立てては話すを繰り返すのです。

逆の立ち場で考えてみてください。

例えば、私が料理に興味があって、語学学校で知り合ったイタリア人はイタリアでシェフをしていて様々な料理のレシピを知っていたとします。

このイタリア人はあんまり英語が上手ではありませんが、なんとかコミュニケーションを取りたいと思うはずです。

要は、相手にとってでも、コミュニケーションを取りたいと思わせられる事ができたら勝ちなのです。

それができたら、相手がネイティブだろうが、非ネイティブだろうが関係なく会話のチャンスは生まれます。

ドンドン自分の引き出しにある文法と語彙を使いコミュニケーションを取り、同時に相手からもドンドン表現方法や単語を吸収するのです。

こうして英語を使い続けることで、英語脳が出来上がってきます。

また、世界各国の人と知り合い、コネができると同時にその人達の「訛」や「文化」にも触れることができます。

これは、ビジネスで英語を使う場合において、とても重要です。

ビジネスの場では、英語話者はネイティブだけではありません。様々な訛をもった人たちが仕事をしているのです。

その人たちの言っている事を理解し、自分の意思も伝えられてこそ、コミュニケーションの手段としての英語となります。

そして、様々な国の「文化」や「価値観」に触れる事は、自分の考えを凝り固まらないように柔軟にしてくれます。

さらに彼らの目線で物事を見る事ができるようになります。

例えば外国人が好きそうな日本の文化やアクティビティーといった、何かビジネスチャンスにつながりそうな物を見抜く「目」を養うことだってできるのです。

いかがでしょうか? 語学留学の効果を最大限に活かすには事前の準備が大事だという事がイメージして頂けたかと思います。

では現地で仕事もできるワーホリはどうでしょうか?

仕事でバリバリ使えば、企業でも通用する英語が身に付くのでしょうか?

ワーホリで英語は伸びるのか?

結論から言います。

ワーホリしただけでは、伸びません。

伸びるかどうかは、語学留学同様「準備」がものを言います。

ワーキングホリデーは、いわば住む為の手段でしかありません。

「住む事」と、「仕事にありつける」は別問題です。

前者はビザさえ取ればよし、後者は「この会社に必要か」?で決まります。

英語が社内共通語で、英語を話せない人を雇うでしょうか?

よっぽど特殊な事情でもない限り難しいでしょう。

ただ、英語が話せない人にもキチンと受け皿はあります。

代表的なのは日本食レストランです。

だいたいの方がこういった日系企業に落ち着きます。

そこで使う英語はもはや定型文で仕事がまわり、応用力や文章組み立て能力はほぼ必要ないのです。

スタッフ同士は日本語で、お客さんの英語に時々困ったら、上司に助けてもらう。これでは英語力を伸ばすのは難しいです。

逆にキチンと「準備」をして、ある程度の土台があれば、伸びるチャンスはたくさんあります。平均して日本人の勤務態度はかなり好評価で、英語が多少つたなくても最低限仕事に支障がなければ重宝されたりします。

ある程度の英語力があれば、仕事力の方が重要視されるのです。

英語力≠仕事力!企業が求める英語を使える人材とは?

その英語環境の職場にありつける事ができたら、後は自分次第でグンと伸ばすことも可能です。

英語を勉強しながらお金がもらえる、最高だとおもいませんか?

事前準備が大切

いかかでしょうか?

海外で生活する「だけ」では、英語上達は難しいことがイメージできたと思います。

もちろん、伸ばすチャンスは日本より豊富です。

この記事で伝えたいのは、安易に語学留学や海外生活に英語学習の希望を抱かない事です。

重要なのは日本でもできる事前準備なのです。

このサイトでは、その準備に役立つ情報をのせていますので、ぜひ活用してください!