英語学習の本質!読める量≧書ける量≧話せる量は絶対である

英語の学習には終わりが見えません。

生涯学習に近い気がします。新しい発見がドンドン現れてきます。

18で日本離れ、かれこれ英語学習にいそしんで来た私。

大学3年目でもまだまだ課題は残っていました。それは「スピーキング力」です。

もとからおしゃべりな方ではない私。

会話はだいたい聞き役になってしまいます。

単語力を増やしても、リスニング力を伸ばしても、ライティング力がついたとしても、自動的に「流暢に話せられる」ようにはなりませんでした。

「海外に住めば」とか「大学で勉強すれば」ペラペラになれると思うのは大きな間違いでした。

大学の課題で話す必要があるのは、自分のプレゼンテーションとグループワークの時くらいです。

後は講義を聞いて教科書読んで、レポート作ってと「話す時間」が大学の課題ではほとんど無いのです。

グループワークも自分の担当する部分を確認して、後は各自別々に作業に進めていくので、進捗を確認する時くらいです、話すのは。

前回のバイトで味を占めた私は考えます。
自己紹介記事の続きです)

そうだ!ホテルのウェイターでバイトをしよう!

丁寧な話し方、マナーのある話し方をお金をもらいながら学ぼうと思ったのです。

早速履歴書を各ホテルに提出します。狙ったのは日本人がほとんど利用しないホテル。

結果、結婚式の披露宴の接客業にきまりました。お客さんはほとんどがオージーかイギリス人でした。

ファストフード店で培ったリスニング力をフル活用します。

お客さんが話している事、スタッフが使う言葉に耳を傾けます。盗み聞きです

新しい言い回しや、記憶に残った事はノートに書き留めて、後で自分で口にだして使います。

このバイトも1年半程こなし、このころにはスピーキングも大分伸びていました。
→覚えても実際に使わなければ話せるようにはならない

ある時、15人グループで誕生日ディナーの全行程の指揮を任されました。
それを滞り無くこなせた時、語学研修時にした悔しい思いは、この時点で払拭できた感がいくらかありました。

大学も卒業し、日本で就職を考えたときに、TOEICが浮かんだので試しに受けてみたら965点でした。

正直、リスニングもリーディングも今まで実践で使ってきた英語と比べたら全く問題と感じません。

TOEFLでスコアをとっても、まったく現実で使えなかった事実。

テスト関係なく、ただ「使える英語」を目指して勉強した結果TOEICで対策なしに965点。
→使える英語を身につければ、テストのスコアは自ずとついてくる

コミュニケーションとしての英語

その後も日本とオーストラリアで英語を使って仕事をしていました。

一時期、日本の伝統工芸の修行がしたくて、福岡に3年ほど住んでいたとき、ゲストハウスの夜勤スタッフとして働いていました。

そこには、いろんな国の人たちが宿泊にやってきます。

そこで使う言語はやはり英語です。

ただその英語のレベルも様々です。

ほとんど話せない人、訛が強くて分からない人がたくさんいます。

そんな方達とも、コミュニケーションを取る必要があります。

文法的に正しい英語に縛られていては通じない事もたくさんあります。

相手に分かるように、単語と身振りを使ったりして、相手に理解してもらう

英語はあくまで「コミュニケーションの手段です

私はオーストラリア時代に英語が話せなくて、馬鹿にされたり、からかわれたり、相手にされなかったりと悔しい思いをしてきました。

英語ができない人を相手にしてくれない人もいます。

でも英語がキチンとできたら相手をしてくれるかもしれません。

英語を使う人も様々です。ビジネスで使うとなると、人間的に自分とは合わない人とも関わらなければならない時もあります。

ここでは、そういった人たちの良い悪いは置いときます。

私が伝えたいのは、英語力を高めておく事は、様々なレベルの人たちに合わせられる事でもあります。

グローバル化が進み、様々な人とかかわり合う機会が増える中、自分の許容値を広げておく事は重要ではないでしょうか。

終わりに

長くなりましたが、自己紹介を3記事にわたってさせて頂きました。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

私の拙い文章を3記事に渡って読む事ができる忍耐力があるなら、必ずそれは英語学習に役に立ちます。

これらの記事で、いかにTOEFLの点数が実践で役にたたなかったか、そして英語習得には

  • 時間がかかること
  • 身銭を切る事
  • 目的意識をもって勉強する事
  • 費やした時間は裏切らない事

以上の4点を感じて頂けたら幸いです。

そして企業で必要とされる使える英語は、TOEICや英検のテスト対策だけでは身に付きません。

仮に良いスコアをとれたとしても、実践で使えない可能性が多いにあります。会社や転職先を小手先のテクニックでだますよりも、時間はかかりますが本物を身につけませんか?

テスト対策ではなく、ビジネスレベルの英語をきちっと身につけられれば、テストのスコアは自ずとついてきます。

これらを理解した上で、このサイトがあなたの英語習得のお役に立つよう願っております。

シゲル

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