英会話を独学&最短 で身に付けたいのであれば、順番は絶対に把握しておいた方が良いです。
英語学習における大きなカテゴリは以下の6つです。
- 「文法」
- 「単語」
- 「リーディング」
- 「リスニング」
- 「ライティング」
- 「スピーキング」
どれから手をつけるべきか迷っていますか?
是非「文法」と「(基礎的な)単語」から始めてる事をオススメします。
効果的かつ効率的な英語学習の順番の基本的な流れは
- 「文法」+「基礎的な単語」
- 「リーディング」
- 「リスニング」
- 「ライティング」
- 「スピーキング」
という事をまずは認識して頂けたらなと思います。
英会話を独学&最短 で習得する為には?
英会話習得の為に初心者の段階でいきなり英会話教室に通ったり、スピーキング関係の参考書を使う人がいます。
詳しくは、今後スタートするメール講座でお伝えしますが、この方法はかなーり遠回りな方法になります。
英語を勉強する上で大切なのが『知識』と『習得』は別物と認識する事です。
学校で習う英語のほとんどは『知識』で終わります。
『知識』があれば問題は解けますが、実際に使いこなす事はできません。
実際に使うこなすには『習得』が必要です。
これはどの分野にも通じますよね?
例えば、自動車の運転方法を本で読んだとして、最初から乗りこなせる人っていないと思います。
誰もが実際に運転して練習して、実際に運転できるようになりますよね?
英語も一緒で、『習得』する為には必ず反復練習が必要になります。
だから英語を勉強するときは、
“どのカテゴリーをどのレベルまで習得するのか?”
この部分まで踏み込んで学習するのか決める必要があります。
これ、非常に大事なのでもう一度言います
“どのカテゴリーをどのレベルまで習得するのか?”
を見定めておく事は、最短であなたが目指す英語力を達成する為には重要です。
なぜならそれをする事で、学習の優先順位や集中すべきカテゴリーが決まるからです。
とはいえ、そんな細かいことをいきなり決めるのも難しいと思います。
だから、
“英語を使ってどんなことがしたいのか?”
を大まかにでも考えてみてください。
- 海外旅行でちょっとした時に困らないくらいは使えるようになりたい
- 接客業の仕事で外国人のお客さんに丁寧なサービスを提供したい
- 外国の取引先とのやりとりをスムーズに不安なく行いたい
- 海外ドラマや映画を字幕なしで楽しめるようになりたい
- 通訳案内士を目指したい
- 海外転勤に向けてある程度備えておきたい
目標がある程度見えれば、それを達成するための手段(勉強法)も定めやすくなります。
目標とする英語レベルに対して、カテゴリー毎にどの程度習得すべきか見定める方法は、メール講座で詳細を書きます。
そしてもう1つ大切な事
それは
『インプット』と『アウトプット』
この2つをちゃんと意識することです。
『インプット』
→知識を自分の頭の中に入れること
『アウトプット』
→自分の頭にある知識を使うこと
例えば、
知らない単語を学ぶ事は『インプット』
学んだ単語を使う事は『アウトプット』
そう考えた時に、冒頭に紹介した6つのカテゴリーは、次のように分けることができます。
となります。
■インプット
- 英文法
- 単語
- リーディング
- リスニング
■アウトプット
- 英文法
- 単語
- ライティング
- スピーキング
英文法と単語は、『インプット』と『アウトプット』の両方に属します。
なぜか?
『インプット』として勉強した場合は、知識までの習得度です。
例えば、
“give”は「与える」という意味で、後ろに目的語を2つとる
この段階では『知識』です。
『知識』があれば、既にある英文は理解できるようになります。
“give me chocolate”で『チョコレートをください』の意味なる
ですね。
この『知識』を『習得』にステップアップする為には『アウトプット』の作業が必要です。
「赤ワイン飲むと頭痛くなる」
このように『アウトプット』する時、つまり英文作成や実際に話す時にも、先ほどの単語と英文法の知識が必要になります。
“give”は「与える」という意味で、後ろに目的語を2つとる
この知識を使って英文を組み立てると
“Red wine gives me a headache”
となります。
だから英会話を習得したいのであれば、まずはその為の『知識』が絶対に必要になります。
だから、最短で効果を出す学習方法は必ず『インプット』に属するカテゴリーから始める重要性がここにあるのです。
つまり、英語を使う為に必要なデータ(情報)をまずは頭に入れること。
そして頭に入ったデータを使いこなせるように訓練すること。
このプロセスが必要になってきます。
頭に無い音は雑音でしかない
英語を聞き取り、理解するには「英語の音」を認識できている必要があります。
“Hello”という言葉を聞いて認識するためには、それが日本語の「ハロー」という音に似ている事、そしてその意味は「こんにちは」にあたるという事が頭に無いと、ただの雑音となり、脳は注意を払いません。
ちょっと極端な例になりますが、タモリ倶楽部の「空耳アワー」がいい例だと思うのです。
この番組では日本語に聞こえる洋楽を取り上げていますので、ぜひYoutube等でご覧になってみてください。
例えば、いきなり
と耳にしたら、英語の音に慣れていない場合「イッツモアイタイ(いつも会いたい)」と聞こえる可能性もあります。
つまり、英語としての音のデータをあらかじめ脳に入れておく必要があるのです。
人が言語を学ぶ上で「臨界期」という概念があります。通常12歳ごろがこの臨界期と呼ばれ、文法を学ばずに言語習得が可能な時期とされています。それを過ぎると、音と文字を認識しながらの学習が必要になるのです
もう一つ例を上げます。
これは私のリスニング力や単語力が乏しかった時に、英語のテレビやラジオを聞いてて発見しました。
単語力とリスニング力が無いため、もちろん聞き取れずに若干聞き流し気味になってしまうのですが、時々彼らが話す日本語の単語は聞き取れるのです。(例:Sumo, Sushi, Tokyo など)
つまり綺麗な日本語の音ではないが、似た音なので聞き取ることができていたのです。
これは、前もってこういった言葉が頭に入っていた事が、聞き取れた理由の一つである事は間違いありません。
つまり事前に単語(音を含む)が頭にインプットされている事が聞き取る為には必要なのです。
データとして無い以上、耳から入ってきた音と頭にある情報とをマッチさせて認識する事はできません。
ちなみに「聞き流すだけ!」で英語が聞き取れるようになった経験は私はありませんし、私の周りにも誰一人もいません。
この辺はリスニングの学習方法で詳細を述べていますが、『聞き流し』には効果のある人と無い人がいます。
基本的にリスニング力向上には、事前の単語学習とその後の音のマッチング作業に達成されます。
英文法と単語が大切な理由
英語でも日本語でも、文章を書くにはまず「文章を構成させる要素」が頭に無いと書けませんよね?
この要素となるのが『文法』と『単語』です。
この2つの要素が両方あって、初めて文章を自分で作り出す事ができます。
この『自分で作り出す』という部分、非常に大切です!
文法や単語を学ばない場合、基本的に『英会話フレーズの丸暗記』に頼ることになります。
“How are you”=『こんにちは』
“I want to go to~”『〜に行きたい』
『丸暗記』だけで、様々なシチュエーションで英語が使えるようになろうと思ったら、途方にくれるくらい膨大な英文を暗記することになってしまします。。。
それを防いでくれるのが『文法』と『単語』なんです。
『単語』は数に限りがないですが、『文法』には限りがあります。
だから基本的な文法さえおさえてしまえば、英会話フレーズの丸暗記から解放されて自分で英文を組み立てられるようになりますし、リーディングやリスニングをキチンと理解できるようになります。
文法の重要性についてはこちらの記事も参考にしてみてください。
では、際限がない『単語』についてはどのようにして覚えたら良いか?
覚え方についてはこのブログでも紹介しているので参考にして欲しいのですが、それよりももっと大切なことをメール講座ではお話したいと思っています。
インプット>アウトプット
これはとても大切な事実なのですが、アウトプットできる情報量はインプットした情報量のほんのごく一部です。
日本語でもありますよね?
理解はできるけど、自分はあまり使わない表現
『薔薇』は読めるけど、実際には書けない
この関係は次の等式で表すことができます
読める量≧書ける量≧話せる量
具体的には
「自分が会話できる幅は、読み書きのレベルによって決まる」
「リスニングは読んですぐ分かるものしか理解できない」
「英語でスラスラしゃべれる表現は考えなくても書けるもの」
「英語は知らないものやわからないものは、聞けないどころか会話でも使えない」
このような事実があります。
個人の英語能力というのは、次のような図で表すことができます。
このように『英文法』と『単語』は、個人の英語力の根幹をなす部分なんです。
英会話、つまりアウトプットができるようになることを目標にした場合、大切なのは次の二つのアプローチです
■インプットを大量にする
■インプットした情報の習得度をあげる
だからこそ、重要なのはいかに効率良く&効果的にこの2つを行なっていくかになります。
その為の方法や思考法を無料メール講座でお伝えしていきます。
ぜひ下記の関連記事も参考にしてみてください。