英語の上達?語学&学部留学への過度な期待でフルボッコに合った私

 

TOEFL530点をなんとか取得し、語学学校へ行かずに直接学部留学の道を得た私。
(前回の自己紹介記事の続きです)

しかしなんと、オーストラリアに到着後なぜかしら語学学校へ送られる。

 

[voice icon=”http://business-eigo-global.com/wp-content/uploads/2017/01/me18-copy.jpg” name=”シゲル18歳” type=”l icon_blue”]

あれ、語学学校って。。Foundation Courseじゃないんですか?話がちがうじゃないですか!!??[/voice]

 

[voice icon=”http://business-eigo-global.com/wp-content/uploads/2017/01/jcu.jpg” name=”あなた” type=”r icon_yellow”]

いや〜、なんか制度がかわっちゃてさ〜。とりあえず語学学校4ヶ月間通って英語のテスト合格してね?[/voice]

もうね。あたまの中は「はっ」?ですよ。

なんの為に語学学校行かなくても良いように、費用を減らせるように必死こいてTOEFLのスコアとったんだろう。。

結局18歳の無垢な私は言われるまま語学学校へ。

でも、そこでの4ヶ月間は楽しいものでした。いろんな国の人たちと知り合えることはすごく新鮮で様々な価値観に触れる事ができました。

これは、今でも自分のなかの貴重な資産として残っています。

ただそこで習う文法や読解は、日本にいた時のTOEFL対策でもうほぼ全部知っている状態でした。

日本にいる時と違ったのは、文法で組み立てた文章を状況と照らし合わせて使い時を確認できるという事。そして苦手だったスピーキングを存分に練習する事ができた点でした。

単語や文法はある程度知っている状態で、後はそれを口にだして英語を話すことに慣れるという事。

語学学校に通った期間は約6ヶ月、終わりの頃には大分英語を口にするのも慣れていました。

地獄の学園生活

海外生活にも慣れ、ルンルン気分で語学学校を卒業し、無事大学生活をスタートさせましたが、そこで一気に自分の英語力の無さを思い知らされます。

語学学校で使われているレベルの英語とは全然違うのです。

もはやボクシングでいうなら、フェザー級とヘビー級なみの違いで一気に打ちのめされた感じです。

まず教授の言っていることが分からない。スピードや単語も含め、授業の内容が????状態です。

そして生徒同士のディスカッションやグループワークでも、何言ってるかわからない。

みんな話すの早すぎっす。使ってる単語わからないっす。。
→リスニング力の無さを思い知らされる。

そして3000字や5000字のレポートを何個も提出しなければならないという、まさにスパルタ教育でした。
→語彙力の無さを思い知らされる

授業内容を把握せねばと思い教科書を事前に読む事を決意!も1チャプター(20ページ程)に8時間を費やす
→リーディング力&語彙力の無さを思い知らされる

グループワークで自分の意見が言えない、言っても理解してもらえない。
→スピーキング力の無さを思い知らされる

とまぁ、全てのセクションにおいて、打ちのめされたのです。

負けるな自分。其の壱

でも、だからと言って投げ出したり後には引けません。

だって借金してまで来ているんです。

それに日本出発前に学校に払った諭吉先生70人も目に焼き付いています。

身銭を切るって大事だと勉強になりました。払った以上なんとしてでも成果を出さねばという気持ちになります。

絶対に単位は落とせない!英語もこのままでは終われない!

まずは単語を知らなきゃ話にならないと思い、徹底して教科書の単語を覚えました。

文法は知っていたので、語彙力が上がれば読むスピードも早くなり、大分楽になりました。

授業の前に教科書の内容を把握しておく事で、教授の言っている事が聞き取りやすくなりました。
→知識として知っていれば、英語の聞き取りや理解も大分楽になる

それに加え、リスニング力を高める為にTVを見まくりました。

また、語彙力を増やしたことにより、レポート作成も大分楽になりました。

これらを繰り返し、大学2年目には結構余裕もできバイトを始めることにします。

さらなる挫折

大学のレポートや授業にも余裕ができ、バイトを始めます。

勤めた先は近所のファーストフード店。キッチンハンドです。

ここでまた、自分の英語力を打ちのめされます。

もうフルボッコな状態です。。

スタッフ全員ネイティブ、ほとんどが高校生。

使う単語や言い回しも、私のとは違い「これがネィティブか」と思い知らされたのです。

私の頭で組み立てた英語と、彼らが親や周りからコピーした英語は違うということです。

そして彼らが発する言葉がすべて早く、スラング使いまくり、そしてまわりの状況とは全く見当違いの発言もしてくるので全然わからない。
→今までの自分は、まわりの状況から推測して「聞き取れた気になっていた」と思ったのです。

もはや皆から高速のジャブを浴びせられている気分でした。。。

そして私の日本語訛が全く通じない。

スピーカー越しに聞こえる雑音が混じったオーダーが全く聞き取れない。

完全に自己嫌悪です。。給料泥棒な気がして凹みました。。。

負けるな自分。其の弐

時給が高いオーストラリア。この時私は20ドルもらっていました。

そして祝日には時給が2倍です。一時間に40ドルです!

ふと思ったのです。

これはチャンスだと!

雑音入り&高速な英語が聞き取れるようになったら、自分のリスニング力がまたレベルアップなんじゃないか?

しかもこの時給ならお金をためて借金返済にまで回せる!

そう思うと耳に全神経を集中してオーダーを聞くようになりました。
→この経験もあって「聞き流すだけ」のリスニング方式に疑問を抱くのです。

時にはカフェに繰り出して、新聞を読む振りをして、お客さんの会話を盗み聞きしていました。。

そしてネイティブの言い回しをどんどん吸収できる。

英語の勉強もできて、お金ももらえる。

これは、素晴らしい環境だと!

そう思えれば、こっちのもの。

最初は分からずに洗い物ばかりして、オーダーに耳を傾けていましたが、3ヶ月もしたら耳もなれてきてオーダーが拾えるようになりました。

結局そこでは約1年半近く働き、私のリスニング力はかなり鍛えられたのです。

コミュニケーションとしての英語

対策0でTOEIC900点以上取る為の思考

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