海外在住でも日本の電話番号を持ちたいと思いませんか?
今はLineやfacebookなどのアプリを使えば、ネット環境さえあれば音声通話も可能です
しかし、友人・知人にはLineやFacebookで大丈夫ですが、病院や市役所、クレジットカードの登録などなるとそうも行きませんよね
そんな時にあれば助かるのが日本の電話番号です
事実、私も今回の一時帰国中に市役所や病院との連絡手段としてこの電話番号を使いました
初期費用・月額基本料無料で、なおかつ通話料金も料金も大手通信キャリアより安く、「国際電話」というくくりがないので、自分がどこにいようが、ネットに繋がっていれば取得した番号で通話をすることができます
面倒な+81などを入力する必要もありません
私の両親はLineも使わないし、国際電話の掛け方もよくわかっていませんでしたし、通話料金も「高い」認識しているので使うこともありません
その為、今まではメールでのやり取りでしたが、この番号のおかげで緊急時には電話がすぐにかけられると喜んでいました
今回紹介するのは楽天コミュニケーションズが提供する「Smartalk」というアプリを使った方法です
Iphoneやアンドロイドのスマホがあれば使えますので、ぜひ参考にしてみてください
2020-01-06追記
こちらの記事で紹介するSmartalkは050の番号なので、SMS認証などには対応できません。
もし、一時帰国の際に縛りなしでSMS認証も可能なSIMカードが欲しい場合は、月額480円から可能なマイネオがおすすめです。
→【縛りなし】一時帰国が1〜2ヶ月なら電話番号付きSIMはマイネオがおすすめ
無料で 日本の電話番号 がもてる!
(私だけかもしれませんが)実は日本の電話番号の使用頻度はそこまで高くありません
しかし、だからこそ初期費用・月額基本料無料で日本の番号が持てるのが助かります
使った分だけ支払えば良いのですし、通話料も大手キャリアのそれと比べるとだいぶ安いです
だからと言って通話が途切れるといった不具合もありません。
補足説明!
後述しますが、Smartalkはインターネットを使ったIP電話です
その為、通話の品質は接続しているインターネットの早やや安定性に左右されます
通話料はかかる場合は30秒8円の明瞭会計
大手キャリアの場合、プランにもよりますが30秒10円〜30円が多いです
※参照サイト:携帯・スマホ料金徹底比較!!
日本滞在中の使い方
海外に住んでいるときは、電波の届く範囲や自宅であればネットに繋がりますすので、問題なく使えます
しかし、日本に一時帰国となると国際ローミングでは、料金がとても高くなってしまいます
そこで利用するのが、日本で「プリペイドSIM」を購入するか「ポケットwifi」をレンタルする必要があります
滞在期間とどれくらいデータ通信をするかによって、「プリペイドSIM」か「ポケットwifi」のどっちが得か変わります
私は今回2週間弱の滞在では「ポケットwifi」をレンタルしました
その時の記事がこちら
空港受取&レターパック返却
→【一時帰国?】Prepaid SIM vs 無制限 ポケットwifi をレンタル
支払い方法
Smartalkの支払い方法は、基本クレジットカードになります
また、月の利用料金が3,000円以下の場合は最大3ヶ月分の合算請求になります
例)
4月利用料金 1000円(税込)
5月利用料金 500円(税込)
6月利用料金 1000円(税込)
4月から6月までの利用料金の合計2500円が合算請求されます。
私は、日本のクレジットカードで通話料の支払い設定をしています
Transferwiseを使えば、クレジットカードの引き落とし口座にお得なレートで日本円を振り込むことができるので重宝しています
カードの支払いだけでなく、一時帰国の際など、外貨を日本円に両替したい場合はとても便利ですので、ぜひ参考にしてみてください
便利な外貨両替手段
→一時帰国で円に両替?外貨換金はTransferwiseが絶対お得
スマホへのインストール方法
登録手順はとてもシンプルで、10分もかかりません
まずは下記動画をご覧になって、登録の流れを掴んでみてください
詳細はSmatalkのサイトに書かれています
注意点
この素晴らしいサービスを提供してくれるSmartalkにもいくつか注意点があります
ここでは、取り上げられているデメリット2つについて触れていきます
- 勝手に解約?
- クレジットカードの更新
勝手に解約される?
このSmartalkの口コミ記事の中に「勝手に解約されていた」等が見受けられました
SmartalkのFAQにて確認すると
Q:長期間利用がない場合、自動的に解約されるのですか?
A:12か月間利用料の請求を行うことがない場合、サービス契約を解除することがあります。
そして、そのブログの記事を読んでみると、どうやらブログ主は「支払いが生じると困る状況」だったようで、着信のみしていたそうです
その為、利用料の請求ができない状態だったということ
ということは、1年に1回利用料が請求される程度の通話を行えば、問題ないということですが、そこで新たな問題がおきます
クレジットカードの有効期限です
クレジットカードの更新
少額でも支払いができている時は良いのですが、クレジットカードの有効期限が切れると支払いができないので、上記のブログ主の状態になります
クレジットカードの更新、または新しいカードの登録が必要なのですが、その手続きには書面による手続きが必要なのです
そしてその書面は登録してある日本の住所に送られるのです
私なり対応策
クレジットカードの更新は、日本にいないとできないことがわかりました
しかし、Smartalkの解約はネット上で簡単に行えます
なのでクレジットカードの有効期限が迫ってきたら解約し、再登録する際に、新しいクレジットカードを使い登録し直します
ただその都度電話番号が変わってしまうというデメリットがあります
ということで、この番号を知らせる相手は
- 気兼ねなく番号の変更を伝えられる相手=両親・友人
- 一時的に電話番号が必要な相手=一時帰国中に使う病院など
に留めておきます
また、クレジットカード申し込みの際に使ったとしても、後からネット上にログインして、電話番号の変更はできます
いきなり解約されたら困りますが、あらかじめ知っていればある程度の対策はできます
それに何より、無料ですから、これくらいの制限があるのはしょうがないかと思うのが私の本音です
まとめ
いかがでしょうか?
やはり無料なので、それなりのデメリットがありますが、海外在住者がこうして日本の電話番号を取得できるのは大変ありがたいのではないでしょうか?
事実、私は今回の一時帰国で、病院・市役所から連絡や、宿泊先のホテルとのやり取りにも使い大変ありがたかったです
同じ電話番号であり続ける必要性をそこまで感じていないので、今後も使っていきたいと思います
ぜひ参考にしてみてください
08/23/2018 追記
登録の際に「電話番号認証」が必要になりました。
登録するには、日本国内の電話番号から発信して、個人を認証しなければなりません。。。
認証用に使える番号は
認証にご利用可能な電話は以下のとおりです。
– 固定電話
– 携帯電話
– その他、お客様のお手元にある発信可能な電話
で、なおかつ次の条件を満たしている必要があります。
認証用番号としてご利用いただけない電話番号がございます。
– 2017 年 12 月以降に 5 回、認証用番号として利用しアカウント登録を完了した電話番号
– FUSION IP-Phone SMART で取得した 050 電話番号
– 海外の電話番号
ということなので、
- 一時帰国中にご実家の固定電話があれば借りる
- 親や仲の良い知人にライン&スカイプ(PC or tabletで)通話中にお願いする
といった方法があるかなと感じます。
ぜひ、参考にしてみてください。