飛行機の長時間移動って、 機内の暇つぶし に飽きたら一気につらい時間に変わりますよね。。
客室乗務員の方が『快適な空の旅を〜ry』と毎回おっしゃいますが、それがなかなか難しい。。
私は、使う航空会社の9割がカンタス航空の傘下にある格安航空会社(LCC)のジェットスターです。
- 狭いシートピッチ
- 機内サービスは基本有料
- ワクワクしない機内食
- 割高なアルコール飲料
などなど、この時点で『快適な空の旅』というもののハードルが上がっているのですが、そこはエコノミー歴10年の私。
いろいろ工夫をしています。
日本とオーストラリアは最低でも飛行機で8時間のフライト。。
この時間をどのように有効活用したら良いか、ジェットスターを使うたびに考えてきました。
フライトの時間が昼であれば寝れないor寝にくい場合もあります。
そんな時におすすめしたい機内での過ごし方を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
もちろん、ここで紹介する方法はジェットスター航空以外でも行えるので、どれか一つでも役にたったと思ってもらえたらこれ幸いです。
機内の暇つぶし 王道の『寝る』は基本的に最後
これは、フライトの時間帯にもよりますが、特に昼間の時間帯であれば『寝る』は基本的に最後の手段にしています。
のび太くんのように『どこでもいつでもすぐ寝れます!』というのであれば、羨ましいのですが、そうでない場合は寝れないのを無理やり寝ようとするのってつらいんですよね。。
目をつむっても、ささいなことが気になって寝付けない。。
だから、機内という『できることが限られた空間をいかに有効活用すべきか?』が私にとって課題なのですが、私は普段やらないことをする絶好の機会ともとらえています。
つまり、普段の地上にいる時には『今、それに時間を割くのはちょっともったいないかな』と思えること、優先順位は低いけど、『やったほうがいいよな』と思えることを行なったりもします。
で、ここで紹介する暇つぶしの方法ですが、私は順番を決めて行なっています。
それは、『脳に負担の大きい行動から始める』ということです。
脳が最終的に疲れてくれれば、自然と眠くなるので、そのまま寝ます。
難しい本を読むと眠くなりますよね?あの感覚です 笑
なので、ここで紹介する『暇つぶし』を、あなただったらどの順番でやりたいか照らし合わせながら参考にしてみてください。
機内での過ごし方:定番3つ
まずは、機内の過ごし方で定番なものを紹介します。
おそらく、多くの方が機内でこれらのなかのどれかをしているはずです。
映画を見る
これは、もう王道中の王道ですよね。
ただこれ、以前の記事でも紹介しましたが、JALやANAなどのFSC(フルサービスキャリア)であれば、無料で見ることができますが、LCC(格安航空会社)の場合、有料オプションを購入する必要があります。
私が使うジェットスターは、国際線の場合で片道で9ドル(800円弱)程かかります。
また、視聴できる映画も決まっていますので、フライト時間や見たいと思える動画があるか事前に確認しておくことをおすすめします。
読書
本や漫画を読むのも暇つぶしにはなります。
LCCを使う場合は特にそうですが、機内の預け荷物の重量制限があります。
持ち込める荷物を考えると、電子書籍が便利ですよね。
スマホやタブレットがあれば、専用アプリをつかって何冊もストックさせておくことができます。
もちろん、『本は紙で読みたい』という人は、飛行時間が確認しておけば、持ち込む本の数も把握しやすいですよね。
私は基本的にスマホのKindleアプリに、読みたい本をダウンロードしておきます。
地上にいる時は、あまり本を読まず他のことをしていますので、機内は私にとって絶好の読書タイムでもあります。
音楽を聴く
これも映画と同じく、FSCであればシート画面より音楽を聴くことができます。
もちろん、聴ける種類もきまっていますので、自分の好みのがあれば良いのですが、なかなか難しいですよね・・・
こういったこともあり、航空会社が提供する『機内エンターテイメント』って、ちょっとコスパにかけるんですよね。。
機内エンターテイメント vs アマゾンプライム
もしあなたが
- 自分の好きな映画を見たい
- 電子書籍に抵抗がない
- 音楽ももっと沢山の種類から選びたい
- Amazonを結構使う
というのであれば、Amazonのプライム会員がかなりおすすめなんです。
というのも、月額400円(学生は200円)で、これら定番の3つ『映画』・『書籍』・『音楽』が数・質ともに、航空会社が提供する機内エンターテイメントをはるかに凌駕するサービスを受けることができるからです。
しかもスマホやタブレットの専用アプリを使えば、事前にダウンロードができます。
つまり機内というオフライン環境でも楽しめるんですね。
しかも、ありがたいことに30日間のお試し期間があるので、自分にとって使えるかどうか試すことができます。
ジェットスターの場合、機内エンターテイメントを往復購入すると1人あたり1500円近くかかります。
プライム会員になると、複数の端末で別の映画を見れるので、家族やグループで飛行機に乗る場合は、かなりお得になります。
この辺の詳細は下記記事でも紹介しています
参考記事:ジェットスターの機内で映画を無料で見る方法!機内サービスは必要なし
機内での過ごし方:おすすめ5選
うえの3つの過ごし方以外にもスマホアプリゲームや寝るといった事もあります。
ただ、それでも、時間が余ってしまった時などは、私がおすすめする『暇つぶしだけど機内だから行いたい事』を参考にしてみてください。
パソコン・スマホのデータ整理
パソコンやスマホ・タブレットなど電子機器のデータってどんどん溜まって行くんですよね・・
とくに写真なんか気軽に取れる分、どんどん蓄積されていきます。
私の場合はスマホよりもノートパソコンを使うことが多いのですが、デスクトップや『ダウンロードフォルダ』などがどんどんぐちゃぐちゃに・・・
もちろん、地上にいる時も『やらなきゃな〜』とは思うのですが、なんか『今それやるのは勿体無い!ほかの事したい』と思ってしまうんですよね。。
だから、機内にいる時を好機ととらえ、一気にやってしまうことにしています。
空港からホテル/目的地までの経路確認
空港とホテルの送迎等の手配が事前にあれば問題ないのですが、そうでない場合は、着陸のちょっとまえにもう一度確認しておくことをおすすめします。
空港に降り立ってから目的地までの経路って事、前にネットで確認しますけど、結構忘れちゃうんですよね。。
特に外国とかだと、飛行機から降りてからwifi接続しようにも、現地の通信事情によってはスムーズに行かないこともあります。
日本からポケットwifiをもっていけてれば、問題ないのですが、そうでない場合は、ぜひブラウザのオフライン機能をおすすめします。
事前に参考にした記事をオフラインでも見れるようにダウンロードしておくのです。
そうすれば、ネット環境に関係なく経路確認ができます。
ここでは、IPhoneのサファリで、オフラインで見るための方法を紹介します。
オフラインで見たい記事を開き、下に現れる赤枠の部分をタップします。
『リーディングリストに追加』をタップします。
『オフライン表示用のリーディング・・・』と聞かれます。
Icloundにも保存したい場合は、『自動的に保存』を選び、そうでない場合は『自動的に保存しない』を選択します。
次に、ページ下にある本のマークをタップ
真ん中のメガネのマークをタップして、保存した記事が表示されるのを確認します。
この時に大切なのが、実際に機内モードで試すことです。
機内モードにしても、ちゃんと表示されれば成功です。
ちなみ、ページの容量が大きかった等の理由で、きちんと保存ができてなかった場合は、『オフライン表示に対応していません』となるので、再度ページを読み込むなどして、対応が必要になります。
他のブラウザでのやり方は
『ブラウザ名 オフライン 保存』などで検索して確認できます。
これで、ネットに繋がっていなくても記事が確認できますので、ホテルや目的地までに移動がスムーズに行えやすくなります。
お土産リスト作成
きっとお土産については、誰に対して・いくつ買うのかをある程度は決めていると思いますが、この機会に整理して見るのもおすすめです。
現地に着いてから、『あれもこれも』となってしまうと出費がかさみ、ちょっと使いすぎたかな・・となってしまうかもしれません。
『旅行中はお金のことは気にしない』!というのであれば、話はべつですが、
そうでなければ、
- 誰に
- どんな物を
- いくつ
- いくらくらいまで
買うのか?
そして、予算に応じてあげる人の優先順位等も決めておくのも良いと思います。
デジカメの機能確認
せっかくの旅行、できればより良い写真を残したいなぁと思ったことはありませんか?
デジカメを思い切って買ったけど、いまいち機能を把握できていない。。
そんな時は、この機会にデジカメの機能を確認して見てはいかがでしょうか?
デジカメにはいろんなモードがありますよね?
私が使っているのは、キャノンの『Powershot G9X』というコンパクトな機種で、大きく分けて次の10個のモードがあります。
- シャッタースピードモード
- 絞り優先モード
- プログラムオートモード
- オートモード
- カスタムモード
- マニュアルモード
- スタンダードモード
- SCNモード
- プラスムービーオート
- クリエイティブショットモード
私はこのデジカメにあるクリエイティブショットモードが何気に好きで、1回の撮影で複数枚自動で撮影し、それを雰囲気のある画像に自動で切り取り&加工してくれます。
メルボルンに旅行に行った際はこんな感じで↓↓
[colwrap] [col2][/col2] [col2][/col2] [/colwrap]
[colwrap] [col2][/col2] [col2][/col2] [/colwrap]
さらにSCNモード、夜景や魚眼など14のシーン別モードが用意されています。
デジカメなので、ディスプレイ部分にそれぞれの簡単な説明があるので、試し撮りしながら機能の確認などもおすすめです。
ただ、その際は到着時のバッテリー切れを避けたいので、モバイルバッテリーを用意しておくことをおすすめします。
機内に持ち込めるのは160ワット以下の物に限られますので注意が必要です。
私が使っている『Anker PowerCore 10000』であれば、問題なく機内に持ち込めます。
また、さらに進んで、マニュアルモードやプログラムオートを使えば次の要素が細かく設定できます。
- ホワイトバランス
- 色温度
- NDフィルター
- シャッタースピード
- ISO
- 絞り
- 写真の構図
こういった要素がどのように撮った写真に影響するのか、試し撮りで遊びながら確認するのもいいと思います。
写真撮影でん『もうちょっと突っ込んで勉強したい』、『良い写真が取れるようになりたい』と思った方に朗報です。
最近はオンラインでもプロのカメラマンが提供する写真撮影の講座を、5000円以下から受講が可能です。
写真撮影に関する書籍を買ってみたものの、なんかいまいちイメージがつきにくくて理解できなかったという方にはおすすめです。
最近勢いのあるUdemyというサイトでは、プロのカメラマン達が様々なコースを用意してくれています。
多すぎてどれにして良いか迷う場合は、次の2つのコースも参考にしてみてください。
・特別価格の「誰にでもわかる基礎写真講座」で回り道をせずに確かな知識を!
エコノミー症候群の予防
飛行機内で長時間座ったままだと、腰が痛くなったり、エコノミー症候群を発症してしまう恐れもあります。
なので、定期的に立ち上がってストレッチをしたりするのがおすすめです。
腰痛の原因は、大腰筋の収縮だったり、仙腸関節への負担だったり、腰方形筋の収縮だったり、椎間板が神経を圧迫したりと、様々ななのですが。。
ひとつ言えるのは、飛行機に乗るとどうしても楽な姿勢で背中を丸めたくなりますよね?
座席に座った状態は、いわば上半身と下半身が若干『くの字』になっている状態です。
その姿勢を長時間保つと、様々な筋肉が収縮して、腰痛の原因になります。
私のもう一つのブログではジム・サプリ不要で体型改善を応援していて、坐骨神経痛や腰痛に関して紹介していますが、上の動画の紫色の筋肉が収縮すると腰痛の原因になります。
→兄弟ブログ:Primitive Conditioning
その一つの予防として、1時間おきくらいに席から立ち、軽くストレッチをするだけも全然違います。
だから、座席をしてするのであれば、通路側をおすすめします。
窓側に座ってしまうと、どうしても通路側に出るのに気を使ってしまうので。。。
また、エコノミー症候群の原因は、『長時間の足の運動不足』と『乾燥』と考えられています。
飛行機内はものすごく乾燥しますので、体内の水分がどんどん蒸発していきます。
すると血液の濃度が濃くなり、血栓を形成しやすくなり、これがエコノミー症候群の原因につながります。
なので、水分を定期的に取ることも、エコノミー症候群を予防するためには大切な要素です。
機内という環境を活かすために
機内という『できることが限られら空間』は、地上では『それに時間を割くのはちょっともったいないかな』と思うことに時間をさくことができる時間であるとも捉えることができます。
冒頭でも述べましたが、私は『脳に負担の大きい行動』から基本的に始めます。
例えば私はブログ記事を書いたり、本を読むと、頭のエネルギーをかなり消費します。
だんだん、頭が疲れてきて『あ〜もう無理!頭に入らない!言葉が浮かばない』となった段階で、映画や動画鑑賞に移ります。
そして動画も終わり、到着まであと30分など、映画をもう一本みるのには時間が足りないという場合に、スマホのデータ整理などを行います。
長時間フライトの場合は、この『脳に負担の大きい行動』で徐々に疲れさせていけば、私の場合は自然と眠くなるので、『寝られない!』と悩むことはなくなりました。
ぜひ、機内でどのように過ごしたら良いか悩んでいる方は参考にして見てください。