フィリピンのパラワン諸島へ1週間ほど滞在してきましたので、 コロン島(ブスアンガ島)への行き方 や現地のツアーや参加方法などを旅行記としてまとめてみたいと思いまます。
パラワン諸島でも私が滞在したのは
- エルニド
- コロン
の2つになります。
エルニドについての旅行記はこちらの記事でまとめていますので、興味のある方は参考にしてみてください。
コロン島は、観光客が結構訪れていますが、両替所やATMに関しては、フィリピンの他の都市よりも未発達です。
なので、ここの現地で両替や引き出しを行うよりは、セブ島やマニラ、または日本からの出国前に済ませておくことをお勧めします。
今回の記事ではコロンに滞在した3日間に行なったアクティビティーなどを含め、行き方、現地の雰囲気などを紹介したいと思います。
ぜひ、参考にしてみてください。
コロン島(ブスアンガ島)への行き方
厳密にはコロン島というのは、一般的に観光客が滞在する場所ではなく、空港のあるブスアンガ島から少し離れた位置にあります。
で、このブスアンガ島の南側の方を「コロン」(地域)と読んでいるようです。
ここの街自体がこじんまりしていて、市内だけを歩くのであれば1時間もあればお釣りがくるようなサイズです。
飛行機で行く
コロン島へは日本から直行便がありません。
そのため、マニラかセブ島を経由する必要があります。
コロンの空港(ブスアンガ空港)は、
- フィリピン航空
- セブパシフィック航空
- AirSwift
- AirJet
- Air Juan
5つの航空会社が乗り入れしています。
SkyJetとフィリピン航空
セブパシフィック 航空
AirJuanとAirSwift
コロン(ブスアンガ)空港内の様子
これ見てください。。
空港の出発ゲート前なのですが、完全にキャパオーバーです。
航空会社5社が乗り入れているにも関わらず、この敷地面積なので、座る場所を見つけられません。
また、市内から空港までは車で30分ほど、私は乗合のバンを手配してもらって行きましたので、「空港にいる時間はできるだけ短く」ということもできませんでした。
- 暑い
- 密度高い
- トイレ使えない
- 座る場所ない
- 食事とれるスペースがない
ちょっと養鶏場の鶏になった気分でした。、汗
なので、もしコロンとエルニドを回る予定の場合は、「エルニド→コロン」よりも「コロン→エルニド」の方が空港での待ち時間などで、ストレスを感じないかもしれません。
エルニドの空港はAirSwiftのみの乗り入れかつ、50人乗りくらいの小さな飛行機なので、混雑していませんし新しくて綺麗でした。
また、下で詳細を説明しますが、両替所も特に見当たりませんでしたので、フィリピンペソ への両替はマニラやセブにいる段階で済ませておくことをお勧めします。
最近は外貨両替を専門に取り扱っている日本の外貨宅配サービスが良心的なレートですので、私はそちらをお勧めしています。
フェリーで行く
コロンへのフェリーはマニラからも出ていますが、私はエルニドに滞在していたのでエルニド からフェリーで行きました。
マニラからコロンへフェリーで行く場合は、夜間フェリーに乗るそうです(泊まったゲストハウスの同じ部屋の人がそれできてました。)
エルニドからコロンまで飛行機は2400ペソ(5000円弱)で1時間弱のフライト、ですが、フェリーだと1800ペソ(3600円)です。
私はダイビングの関係で飛行機よりもフェリーを選びましたが、正直待ち時間や4時間の移動時間、早朝便ということもあり、ダイビングを行わない、または十分な間隔が開く場合は飛行機をお勧めします。
エルニドからコロンまではの飛行機はAirswiftという航空会社が就航しています。
コロン島(ブスアンガ島)の観光アクティビティー
コロンのメインとなる観光アクティビティーは
- 沈船ダイビング
- ジュゴンダイビング
- 射撃
- アイランドホッピング
の5つかなと思います。
沈船ダイビング
ブスアンガ島の周りには第二次世界大戦当時の日本の船が沈んでいて、沈船ダイビングが可能です。
グレートバリアリーフの玄関口であるケアンズに5年近くすみましたが、当時はダイビングに興味をもてずライセンスも撮ってませんでした。
そんな私がバリでライセンスを取得した理由は「日本の沈船や海中に沈んでいる戦闘機を見たい」というのが理由でした。
フィリピンに来るまで日本の沈船がコロンみれるとは知らなかったです。
このあたりには結構な数の船が沈んでいて、水深26mくらいまで行くため、ダイビングのライセンスはアドバスンドまであった方がいろいろ融通がききます。
私は、オープンウォーターしか持っておらず18mまでしか潜れません。
その結果、いろんなダイビングショップを聞き回ることになりました。
「あの〜オープンウォーターしかないんですが、沈船ダイビングできます?」
(Hi, I only have a open water license. Can I still dive on wrecks?)
と、聞き回りました。
ダイビングショップによっては、すでにアドバンスドばかりの人で予約が埋まっていた場合、オープンウォーターの人をそこに入れるわけには行かないからです。
(そうなると本来26m付近まで行く予定が18mが限界になってしまうため)
幸い3軒目で、「明日オープンウォーターでも沈船が見れるポイント行くよ」というダイビングショップに巡り会えたので、速攻で申し込みました。
このダイビングショップは、
- 沈船ダイビング
- 沈船ダイビング
- 珊瑚ダイビング
の3本で3500ペソ(約7000円)というかなり安い料金でした!
この海の綺麗さ!
ジュゴンダイビング
どうやら、このあたりではジュゴンがいるらしく、ジュゴン散策ダイビングもできるみたいです。
ダイビングショップの方曰く、シーズンとかはなく、時期関係なくツアーを催行しているそうです。
ジュゴンダイビングのポスター
射撃
コロンには射撃場もあり、本物銃を打つことができます。
エルニドでアイランドホッピングを行い日焼けで背中がやられていた&天気がぐづついていたのもあり、コロンではアイランドホッピングをしようか迷っていたところ、こんな広告を発見!
詳細は中で!って書いてるんですが、めっちゃ閉まってます。。。。
で、どうしたもんかと歩いていたら、こんな広告があるツーリストインフォメーションセンターを発見!
3000ペソとありますが、一人だと3500必要と言われました。
で、申し込むと1時間後にきてと言われ、その通りにすると、お迎えがきて射撃場まで連れて行ってくれました。
この射撃場は銃が鎖に繋がれていない状態で撃てます。
10年前にベトナムでやった時は銃口が固定されている状態でした。
私がやったのは50発のパッケージと別途ショットガン射撃です。
パッケージの場合、
- ハンドガン3種類:各30発
- アサルトライフル?10発
- スナイパーライフル?10発
で2750ペソ(約5500円)です。
これに私の場合は送迎料金とツアーデスクのコミッションが取られて3500ペソになった模様。
もし、自力で行った場合は2750です。
(自力で来てた中国人への値段説明が聞こえて来たので。。)
自力で行く場合は原付をレンタルする必要がありますが、まちの至る所で可能です。
料金体系はこんな感じです。
で、射撃場はということ、この辺です。
また他にも数種類の銃があり、「1発いくら」という料金体系で射撃ができます。
私がやったショットガンは1発70ペソ(140円)、スナイパーライフル・アサルトライフル系は80ペソ(160円)とのことでした。
アイランドホッピング
エルニドと同様、このパラワン諸島でメインとなるツアーがアイランドホッピング(離島巡り)です。
まちの至る所で、予約を受け付けています。
パラワン諸島であると便利な持ち物
フィリピンのパラワン諸島やビーチ系のアクティビティに参加する場合、持っててよかったな、あると良いかもと思うのが
- アウトドラサンダル
- ハンドサニタイザー
- 防水バッグ
- ラッシュガード
です。
アイランドホッピングをして思ったのが、「岩場が多い」ということ。
なので、ビーサンではちょっと苦戦したり、うまく歩けないかもしれません。
現地でダイビングシューズをレンタルできる場合がありますが、混雑している場合自分に合うサイズが残っているか微妙です。
ダイビングシューズに殺到してる参加者たち
私は東南アジアを回ると決めた時点で、Keenのしっかりしたアウトドアサンダルを購入しましたが大正解でした。
素足で気軽に水陸両用です。
ハンドサニタイザーは、一応バクテリアに感染しないための予防策です。
私は水にやられて1週間お腹を下し続けました。特に最初の2日目くらいにだるさがピークになるので、せっかくの旅行の時間が勿体無くなってしまいます。
防水バッグは、現地で500円ほどで購入できます。
アイランドホッピングに使われるボートは、吹きっさらしの状態になる船なので、海水が結構かかります。
奥にある船
なので、防水というか生活防水くらいの機能のあるバックを使った方が良いと思います。
ラッシュガードは、日焼け対策です。
日焼け止めでも悪くはないのですが、日焼け止めを塗って海に入ると成分が海水に溶け出して珊瑚の成長を阻害しまいますので、できれば服で日焼けを防止することをおすすめします。
ATMの場所&両替事情
パラワンへ旅行に行かれる場合、両替はマニラかセブ、もしくは上に紹介した外貨両替サービスで事前に行っておくことをお勧めします。
コロンに関しては、「両替所」というものがなく、日本円をフィリピンペソに変えてくれるのは実質PawnShop(質屋)くらいだと思います。
ホテルなどが外貨両替 (Money Exchange)のサインを掲げているのですが、対応している通貨は
- 米ドル
- ポンド
の2種類でした。
また、ATMは3箇所ありますが、1回の引き出しにつき200〜250ペソ(400〜500円)手数料がかかります。
それに加えて、場合によっては故障中ということもあります。
コロンは観光地として発展してきてはいますが、インフラの面では充実してはいないので、お金に関しては事前に準備しておくことをおすすめします。
ぜひ、参考にしてみてください。