立ち仕事とで足が疲れにくいスニーカーとしてお勧めされたのがニューバランス。
正直なところ、ニューバランスのデザインというか作りってあまり私の好みじゃなかったんですよね・・・・
なんというか、ちょっと「ずんぐりむっくり」じゃないですか。。。
私がずんぐりむっくりで好きなのは動物限定なんですよ。
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こんな感じのウォンバットやモフモフした柴犬、いいですよね。
日本じゃウォンバットは抱っこできませんが、オーストラリアなら限定的ですが可能です。
→ウォンバットの抱っこが可能!オーストラリアの動物園でモフモフする
「いや、お前の動物の好みなんかどうでもいいから、ニューバランスの事知りたいんだけど。。。」
そうですよね。
すみません。。話戻します。。
立ち仕事に従事していた地域がオーストラリアのケアンズという南国だったこともあり、最初はサンダルだったんですけど長時間ず〜っと立ち続けていると流石に足が徐々に磨耗してきた感が否めなかったんです。
で、繁忙期である観光シーズンが近づいてくるにしたがって「足に負担のかからないスニーカー」を探していたわけなんですよ。
そしたら繁忙期前に緊急で日本に帰国する機会があり、どうせなら物資のすくない田舎町ケアンズでは買えない「良さげ」なスニーカーを日本で購入してやろうと考えたのです。
で、隠キャ体質な私は、札幌駅にあるキラキラしたABCマートに緊張しながら入ってしばらく靴を眺めていたんです。
すでにネットで情報を集めて
「疲れない靴ならニューバランス」
みたいな洗脳を受けていたので、そのコーナーをじっくり眺めていたら(もちろん何が違うかはよくわかっていない)、それはそれは多分綺麗なおねぇさんがおそらく「おっしゃカモきた」とでも思いながら
「こんにちはぁ、ニューバランスでお探しですか?」
とニューバランスのコーナーにいる私に訪ねてきたのです。
「そうなんです、疲れにくいって聞いたので立ち仕事で繁忙期に備えたいかなと思いまして。。」
と返したら、どうやらお姉さんはニューバランスがお好きな設定らしく、怒涛の説明を受けお勧めされたのが3万くらいするやつで995というタイプのもの・・・
そう、冒頭のやつです。
新品な状態でもなく、背景をぼかしたりスタイリッシュに見えるように撮影しないのは、印象操作とういうやつです。
ほら、マスコミやテレビCMがよくやる手法を私はあえて逆にして「ありのまま」を紹介したいのです。
ただ単に撮影が下手くそなだけではないのです。
それでもなんだろう、他のニューバランスに比べて若干ですが、シュッとした感じはしました。
と話がそれましたが。。
その多分綺麗なお姉さんはいろいろ熱弁してくださったにもかかわらず、あまり詳しく覚えていないので恐縮なのですが、私が重要視していた
- ソールが進化して衝撃吸収力アップ
らへんで購入を決めました。
そしたらカモがネギ背負ってると思われたのかさらに衝撃吸収アップの為の厚めの中敷までもお勧めされて、私の中ではもはや行けるとこまで行ってみようかと思ったのでそれも購入。
そしたらさらに防水スプレーまでお勧めされ、見てみると「アメダス」とかいうブランド。
アメダスって気象庁のやつかとおもいました。
私はレザー製品が好きなのもあり防水スプレーは元同じ枢軸国ドイツのブランドのコロニルにお世話になっていて、「飛行機乗るんで〜」と却下。
ここは譲れない。
と、これがこの記事を書く3年前の出来事です。
そこから3年経過したので、評価を下すには十分な期間を設けたかなと思います。
立ち仕事、時には町歩きなどで使用した感想になるので参考にされてみてください。
ところどころ、私の価値観も織り交ぜてますので、こいつと価値観似てるかもと思ったら、おすすめしたい靴も紹介しますので、もしよかったら最後まで読んでやってください。
ニューバランスは立ち仕事で足の疲労を軽減する?
結論から言うと、サンダルのときに感じていた足の疲労感は消えました。
本当に足にかかっていた衝撃を吸収してくれるのか、仕事終わりに感じていた足の疲労感や若干の痛みは消えたんです。
これはこれで、ありがたいなぁと思っていたのですが、もはや仕事の時しか基本履いてませんでした。
これは当時住んでいたのが、南国のケアンズということもあり、ズボラな私はプライベートのときにおめかしなんて事はせず、
- Tシャツ
- 短パン
- サンダル
の三点セットで過ごしていたからです。
同じ服(ZARAのスーパースリムシャツ)を何枚ももっているので、細くて服が同じな為、周りからは「のび太くん」と言われていたのです。
ニューバランスを普段履かない理由はあと
- デザインが苦手
- 若干歩きにくい
と言うのがあったんです。
ニューバランスはダサい?
ニューバランス好きな人が読んだら憤慨するかもしれませんが、冒頭に述べたようにニューバランスのゴツゴツ系がどうも好きになれなくて・・
どうも私的に「ダンロップ」とかぶるんですよね。。。
ニューバランスが好きな設定の多分綺麗な販売員さんが聞いたら怒りそうな意見ですが、日本国は表現の自由があるので私はそれを行使するまでです。
靴に関してはどちらかというと「スッ」とした流線型の方が好みでして・・
でも、この辺は不思議と使っていると慣れてきたのか、以前ほど「ずんぐりむっくり感」は気にならなくなったように思います。
「美人は3日であきる」と同じような感覚なのかもしれません。
むしろ若干愛着が湧いてしまった感は否めません。
だって3万円もしましたし。。。
でも、作りはしっかりしてるのが感じられます。
ただ、実際に歩いて感じるのが、疲れないかもしれないけど「歩きにくい」と言うこと。
ニューバランスが歩きにくい理由
私はニューバランスが歩きにくいなぁと感じる理由は、ずばりそのチート級の衝撃吸収にあると感じます。
なんというか、足が過保護な状態で歩く感じなんです。
地面からのフィードバックが何もないんです。
先日久しぶりにあった友人に、そのことを話したら、「地面からのフィードバックって・・笑」と返されました。
お勧めされたインソールも手伝い土踏まずも埋まってしまっているので、足首から上の脚は筋肉使っているのに足は怠けてるような感覚です。
車好きの人が「最近の車はコンピューターのサポートがありすぎて運転しててつまらない、逆に運転しにくいかな、電子制御のない車は楽しいよ」と言っていたのを思い出しました。
私は車にそこまでこだわりがなく、彼の言っていた事がいまいちよくわからなかったのですが、ニューバランスの靴が「サポートがありすぎて歩きにくい」というのと似た感覚なのかぁと思ったりもしました。
もちろん、6時間ずっと立ちっぱなしで休む暇なく私の体重を支えてくれている環境であれば、この衝撃吸収は足の痛みを軽減し解消してくれるのに役立つのですが、普段近距離(15分以内)を歩く分には若干オーバーキルな感じです。
でも、町歩きや旅行先など比較的長時間アスファルトの上を歩くのであれば、この衝撃吸収はありがたいと思います。
私は幼少期の頃から裸足・素足が大好きな人間です。
チャリンコのペダルを裸足で漕ぐのが非常に心地よく感じる人間です。
ペダルのゴツゴツが足裏を刺激してくれる感じと指の隙間を風が通り抜ける感覚、「青竹」を踏むより全然好きです。
自宅にいる際は必ず裸足です
靴下が基本的に嫌いです。
畳の上を裸足で歩くのが好きです。
片足スクワットも裸足で行います。
というか、公園で裸足でスクワットしていたら職質を受け身分証の提示まで求められました。
ほとんど使用していないが故のゴールド免許を得意げに見せることで「危ない人ではない」を必死にアピール。
あとで知人に話したら
「私でもシゲさん知らんかったら、そんな人距離置いて通るわ!」
と言われました。
最近知ったんですけど、裸足で地面と触れ合うことを「アーシング」というそうですね。
なんかそんな風にあえて名前をつけてしまうと余計宗教じみて聞こえてしまうのは私だけでしょうか?
裸足で歩くことなんて、人類が誕生した600万年まえから行ってたではないですか?
靴を履いて歩き始めたのなんでほんの数千年前くらいからです。
はい、私も若干宗教的な匂いがしてきたと感じるかもしれません。
こうした宗教に興味のある方は、ハーバード大学の古生物学者、ダニエル・リーバーマンの本である「人体600万年史」をどうぞ。
現代人で悩む人が多い
- 糖尿病
- 高血圧
- 心臓疾患
などの生活習慣病・現代病には
- 近視
- 扁平足
- 腰痛
- 花粉症
も含まれています。
扁平足の説明の部分は非常に面白いです。
というか彼のほんの中でも、「厚底は地面からのフィードバックを奪う」と解説されており、教祖様のレベルまで私もきたかと一瞬思いました。
上記の本は「上・下」とあるのですが、扁平足に関しては「下」で解説されています。
よくよく考えてみると現在も狩猟採集民族的なスタイルで生活している人たち、例えばマサイ族って別に長距離歩くけどニューバランスは履いてないですよね?
(金銭事情とか別にして、むしろ観光客で実は裕福?今度実際行ってみたいです)
仕事ではなく疲れたらちょっと休める環境であれば、
- 過度な衝撃吸収
- 土踏まずサポート
は別にいらないのかなと思います
というか私は古代ローマ軍やスパルタ軍も採用してきたと言われるキャリステニクスという体を鍛える手法を実践しています。
「何それ?」って思うかもしれませんが、なんて事はない自重トレーニングです。
私はこれでガリガリ→メタボを克服しました。
キャリステニクス(Calisthenics)と書き、古代ギリシャ語の
- Kalos : 美(肉体的な美)
- sthenos:力(精神・勇・強・決断力)
からきています。
実感するのが筋肉は使わないとどんどん衰えていくと言う事。
「何を当たり前の事を・・」
と思うかもしれないですが、先ほどの
- 衝撃吸収
- 土踏まずサポート
で考えてみると、衝撃吸収は骨に必要な刺激を奪います。
骨が骨密度を高い状態を維持するには負荷がかかる必要があります。
宇宙飛行士が骨粗鬆症になりやすいのは、無重力空間で骨に荷重がかからないからとJAXAもおっしゃっております。
微小重力の宇宙では、骨への荷重負荷がかからないため、骨からカルシウムが放出され、骨粗鬆症患者の約10倍の速さで骨量が減少します。
→JAXA:健康管理と病気の予防に役立つ宇宙医学
そして、土踏まずサポートというのは本来土踏まずを作るために機能すべき筋肉の役割を奪っている状態です。
- 背筋サポート
- 骨盤サポート
- 足首サポート
こうした商品は私の解釈では、本来使うべき筋肉の役割を奪うもの。
その結果筋力が弱り悪循環というループです。
もちろん、一時的に緊急性を要する場合であれば話は別ですが、それに頼るのが常習化すると筋肉はどんどん衰えていくと私は感じます。
こんなスタンスで私は別ブログで体づくりの情報発信もしていますので、よかったらどうぞ。
→Primitive Conditioning(原始的な体づくり)
とはいえ、現代社会で裸足で歩こうものなら、ひんしゅくを買うので靴は必要です。
動物愛護が行き過ぎて自国の問題そっちのけで他国の食文化にあれこれ口出しする輩と同じレベルで自分の主張ができるほどの厚顔無恥さもない私は靴を探しました。
実際に使ってみて「これは良いかも」と感じたのが丸五社の「たびりら」という商品です。
歩きやすい靴は「たびりら」
- 素足感覚で歩ける
- 裸足ではける
- 裸足で歩く感じ
そんな商品があると知り気になったのが「たびりら」という靴。
さっそく買っちゃいました。
左側のはスポーツ用のHitoeという商品で、こちらも素足感覚でできると言うもの。
ついでに買っちゃいました。
で、普段履きとして購入したのが右側の「たびりら」という商品。
こんな感じで素足で履いちゃいます。
第一印象は「ちょっときつかったかな・・」と思ったのですが、4日ほど毎日履いてると馴染んできて、コンビニに行く際や朝の散歩の際はニューバランスを使うことはなくなりました。
素足感覚といわれていますが、私の評価は素足度75%かなと思います。
それでもニューバランス995+インソールの場合は、素足度-10%くらいだったので、かなり素足感アップです。
私は散歩が好きなのですが、これは散歩の質をあげてくれますね。
最近テレビでみるDHCの犬用サプリ「キ○キ○散歩」なんか必要としないくらい、歩くのが楽しいです。
先ほども申し上げた通り、コンクリートの上を長時間あるのはちょっと足裏が痛くなると感じます。
そうした点においてはニューバランスを含む、スニーカーの衝撃吸収はありがたいと思いました。
たびりらで公園の芝生や土の上を歩くとコンクリートの厳しさを思い知らされた感じがします。
今回はニューバランスの過度な衝撃吸収&サポートによる歩きにくさについて、かきましたが「たびりら」のレビュー記事はまた別に作成したいと思います。
→【口コミの評判通り?】たびりらの履き心地は最高だけど注意点もある
気になる方は丸五さんのサイトをチェックしてみてください。
ちなみに、アマゾンでも販売していて口コミの量はアマゾンの方が多いと感じるので参考程度にも良いかと。
→[マルゴ] フラットシューズ たびりら tabiRela 足袋