ウィーンの楽友協会でモーツァルトのコンサートを楽しんで来ました。
正直に申し上げますと私は学生時代に音楽の成績が3以上(5段階評価)を取ったことのない人間です。
そんな音楽に対する教養のない私がなぜまたオーストリアに来たのかと言いますと、長年つれそった体型コンプレックスを解消してくれた自重トレーニングのセミナーがウィーンであったからなんです。
で、せっかくオーストリアに来たのであれば、クラシック音楽を生で聞いてみようと思ったのです。
もともと、音楽はあまり聞く人間でもなく、日本のテレビでバンバン流れてくるAKBのようなチャカチャカした音楽は聞こえた瞬間にシャットアウトするような人間でした。
ただ、それでも20代後半になってからは、時折YouTube上でクラシックを聞いていたので、少なからず興味はありました。
ただ、どの曲が誰の作曲でというのはほとんどわかりません。
モーツァルトの名曲がどれとかもよくわからない人間です。
そんな人間でも楽しめるのだろうか?
馬の耳に念仏とならないだろうか?
結論からいうと十分楽しめましたが、教養があればもっと楽しめたんだろうなぁとも思いました。
今回の記事では、ウィーン楽友協会でモーツァルトのコンサートを楽しむにあたり、鑑賞までの流れを紹介します。
- 楽友協会の場所
- ドレスコード(服装)
- チケッット購入の注意点
- 発券手続き
なども触れますので参考にされてみてください。
ちなみに、ユーロへの両替に関して
- 現地空港
- 海外キャッシング
- 外貨宅配
の3つを比較した記事作りましたので、そちらも良ければ参考にされてみてください。
ウィーン楽友協会の場所&アクセス方法
ウィーン楽友協会の場所は、市内中心部に位置しています。
近くにはトラムや地下鉄も走っているのでアクセスは便利です。
モーツァルトオーケストラを聞きに行った時の服装
クラシック音楽を鑑賞するにあたり、ドレスコードって気になると思います。
結論から言うとカジュアルで問題なかったです。
私は
- ジーンズ
- スニーカー
- パーカー
のスタイルでした。
中にはタキシードやドレスを来ている方達もいましたが、どちらかというと少数派です。
ジーンズとTシャツの組み合わせの人もいました。
会場の雰囲気・風格とマッチさせる為にはドレスやタキシードが良いのですが、流石に旅行でそれは難しいかなと思うので助かりました。
ただ私がウィーンに行ったのは9月下旬、コンサートの日は30日でした。
朝は比較的冷えるので長袖が必須でしたが、昼間はポカポカしているので私は半袖でも大丈夫でした。
これが夏場の場合は、
- Tシャツ
- 短パン
となるとカジュアルすぎるとなるかもしれません。
最低でもジーンズはあったほうが良いと思います。
楽友協会のチケット購入は予約がおすすめ
チケットは当日でも購入可能ですが、私は予約しておくことを強くお勧めします。
特に良い席で鑑賞したいのであれば予約は必須だと感じました。
というのも、このコンサートは
- 毎日開催ではない
- 観光客でごった返している
- 月曜の夜でも満員御礼
という状態だったからです。
実際、私はなめていたのもあり、当日にスーペリア席を予約しようとVeltraにアクセスしましたが、すでに購入できない状態になっていました。
そこで、英語のサイトで調べてみると残っていたので即予約。
が、その30分後には「実は売り切れでして・・・」とのメールが・・・
席のクラスを下げて返金対応しますと来たので、他の日程で空きがないか聞いてみたところ、1週間後にあるの返事。
1週間後もウィーンにいるわけではないので、選択の余地はなくグレードを下げて鑑賞してきました。
ちなみに、日本語でも英語でも料金に代わりはありません。
- スーペリア:105ユーロ
- A席:85ユーロ
- B席:70ユーロ
- C席:50ユーロ
の料金となります。
ちなみに私が鑑賞したのは「黄金のホール」と呼ばれる場所で、座席の配置はこんな感じ(クリックで拡大可能)
私はB席で座席はオーケストラの左後ろ側の席でした。
なので、目の前のドラムの音が大きめに聞こえるような位置です。
先にお伝えした通り、この日は月曜日の夜にもかかわらず満員御礼・
そして毎日行われているわけではありません。
なので、すでに航空券とか手配済みでウィーンにいる日程が決まっているのであれば早めに予約しておいたほうが良いかなと思います。
楽友協会に入ってから着席までの流れ
ウェブ場で予約するとメールで予約確認の書類がPDFで送られて来ます。
その確認の書類を、「Box Office – Ticket」という幕が掲げられた場所で提示します。
私はスマホの画面を見せたので、特にプリントアウトする必要はなかったです。
すると、こちらのチケットを渡してくれます。
赤線部「Goldener Saal」と書かれているので黄金のホール。
そして赤枠の部分に座席番号が書かれています。
公演開始時間数十分前まで、ホールに入ることはできませんでした。
ちなみに、コンサートホールにバッグの持ち込みはできないようで、クロークに事前に預ける必要があります。
このサービスに85セントかかります。
荷物を預けるとこのような交換券を渡されるので、公演が終わった後に自分の荷物とこの券を交換します。
ゲートの係員さんにチケットを見せ、通してもらっても
「どっち進めば良いの?」
となるくらいでしたが、係員さんはボチボチいるのでチケットを見せて聞くと座席の方まで連れて行ってくれました。
私の座席は5番でしたので、座る椅子の番号を確認します。
これであとは、演奏者たちが入ってきてお楽しみの始まりです。
8時15分に始まり、一度休憩を挟んだあと、10時15分に終わりました。
ちなみにですが、
トイレは会場に着く前に済ませて置くことをお勧めします!
トイレの数に対して観客の数が完全に追いつかない感じですので、事前に済ませて置くのが無難だと私は思いました。
ぜひ、参考にされてみてください。