海外にいても日本版のアマプラ動画をサクサク快適に楽しむ方法を紹介します。
通常、日本国外から日本のアマゾンプライム動画を見ようとすると
“お住まいの地域では視聴できません”
“現在の場所では、このタイトルをご利用いただけません”
お使いのデバイスは、vpnまたはプロキシサービスを使用してインターネットに接続されています。vpnまたはプロキシサービスを無効にしてもう一度お試しください。
的な表示が出て通常購入やレンタルを案内されてしまい視聴できません。
アマゾンのヘルプにはしっかりと、海外からでも視聴可能なPrime Video対象作品もあるが「他のPrime Video 対象作品は日本国内でしか視聴できません。」と明記されています。
アマプラ動画全てが海外で見られるわけではない。
当初私は、『じゃあ、VPNを使えば良いか』と思ったのですが、どうやらAmazon側でも対策済み。
VPN経由でのアクセスも規制し始めたようで見れない状態となりました。
とはいえ、日本のアマプラ動画を見るためには、アマゾンに対して
『私は日本からアクセスしてますよ〜』
と有効な方法で伝える必要があります。
そのため、海外から日本のAmazonプライムを楽しむ方法は
- マイIPという日本のIPアドレスを取得し、そこ経由でアマゾンにアクセスする(月額1080円)
→日本語で対応可能&2ヶ月のお試し期間
- Smart DNS Proxyを使う(月額300円~)
→英語での対応&14日間の無料お試し期間
の2つ。
日本の固定IPアドレスが欲しい!何か会った時は日本語での対応が良いという場合以外は、Smart DNS Proxyの方が
- 高速回線
- 料金も安い
のでお得です。
アマゾンプライムの方でマイIPからのアクセスも規制し始めてしまったようです。。。
なので、実質Smart DNS Proxy一択となりました。
VPNを使わずに日本のアマプラを動画が視聴できるサービス – Smart DNS Proxy
VPNやマイIPが規制された今、海外から日本のアマプラ動画を見るにはSmart DNS Proxyというサービスが必要になりました。
こちらのサービスは14日間の無料お試し期間がネット上ですぐに申し込むことができ、即日体験可能です。
設定自体も30分かかりません。
ちなみにですがアマプラ動画だけでなく、NetflixやHuluなどその他メジャーな動画配信サイトにも対応しています。
VPNより安いのに速いダウンロード速度=海外でも日本のアマプラ動画を大画面でも楽しめる
このサービスはVPNと違い暗号化のプロセスがないので、ダウンロードスピードが落ちません。
つまり、大画面でも楽しむことができます。
VPNとこのサービスの違いについて気になる場合は最後に紹介する記事を参照されてください。
Smart DNS Proxyの月額は24ヶ月プランにすれば300~400円からですし、2年以上使うような海外永住者であれば$200一回払えば一生涯使えます。
プラン別料金 | 1ヶ月あたりの料金 | |
---|---|---|
1ヶ月プラン | $5.9 | $5.9 |
3ヶ月プラン | $15.58 | $5.19 |
12ヶ月プラン | $48.14 | $4.01 |
24ヶ月プラン | $59.47 | $2.47 |
永年プラン | $200 |
ちなみにですが、このPorxyというサービスは無料のものがあります。
ただ、動画配信サービス目的なのであれば使用しない方が無難です。
無料のProxyと何が違う
無料のProxy サービスというのは「誰が運営」しているのか不明な部分があります。
そして運営の目的が不明なことも少なくありません。
その結果、個人情報やクレジットカード情報などを取得する目的で「無料」で提供している可能性が否めません。
そもそもProxyって?
では一体、どのように個人情報やクレジットカード情報を盗むのか?
Proxyは「代理」という意味です。
イメージとしては「海外にいる自分」と「日本の目的サイト」(アマゾンプライム)の間にある中継所をいイメージしてください。
海外にいる自分が日本のアマプラ動画を見るには、アマゾンに対して
「この動画が見たいです」
「私のアカウントは●●でパスワードは◆◆◆です」
と情報開示して、リクエストを出します。
しかし、アマゾン側はあなたのリクエストが海外から来たことがわかるので
「海外の方へは動画の送信をしません」
と冒頭の画像のような対応をされてしまいます。
そこで、自分とアマゾンの間にProxyという日本の中継地点を挟みます。
自分が「アマゾンのこの動画が見たい」とリクエストをする前に一旦このProxyを経由することで、アマゾンとしてはリクエストがきたのは日本からなので断る理由がありません。
下の画像はインドからアメリカのネットフリックスへのアクセスで
- インドから直接アメリカのネットフリックス
- インドからアメリカのDNS Proxyを経由してアメリカのネットフリックス
の2パターンが描かれていますが、目的地を日本に置き換えてもイメージが湧くかと思います。
このDNSと書かれたProxyを経由することで、動画配信のリクエストが来たのはアメリカ国内にあるDNSという場所からだと認識されます。
ただし、このように経由する事は自分のアカウン情報がこのDNSを介することになり、それはつまりデータの送信情報が筒抜けになる事を意味します。
アマゾンにログインするためのメールアドレスとパスワードを入力して情報を送信するわけですから、その情報が経由したDNSに筒抜けとなって渡されます。
だから、無料でProxyを提供している場合、悪意を持った人・グループが無料Wi-Fiを提供したりするのと同じ動機と見るのが妥当です。
今のところ、私は無料で安心できそうなProxyは見つけられていないので紹介できないです。
海外でもアマプラ動画の快適な視聴と安心が月額300円ちょっと
人の経済事情はさまざまなので、このサービスの月額が高いか安いかは人それぞれかもしれないです。
一つの目安としては、自分の時給、1時間あたりに稼ぐことのできる金額と比べると良いのかなと思います。
- 安心してアマプラを楽しめる無料Proxyを探し出すのにかかる時間
- 情報漏洩でクレカ再発行などが発生した場合に奪われる時間
を考慮してみると判断しやすいかなと。
私の場合、以前はネットのセキュリティに無頓着で無料wifiを呑気に使いまくっていた結果、日本のクレカ情報が不正利用に遭い、再発行となりました。
その結果、カードの再発行から海外に届けてもらうまでなど、色々と面倒な思いをし、また一時帰国した友人に持ってきてもらうなど迷惑をかけたりしました。
こうしたリスクを回避したいなら月額300円ちょっとも悪くはないのかなと思います。
具体的な設定方法はこちらの記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。