【無理ゲー?】オーストラリア永住権は難しい?申請で2度失敗した話

オーストラリアの永住権が欲しいなぁと思っていますか?

私はオーストラリア永住権を会社スポンサーという形で2度申請し、そして2度失敗しました。

そして、3度目の正直で〜なんて美談はありません。

ハッピーエンドめでたしめでたしなんてものはありません。

なので、この記事は「永住権が本当欲しい!難しいって聞いたけどどうしたらよい」?っていう人よりも、どっちかというと

 

「永住権とれたらいいな〜、でも難しいって聞いてるし、お金もかかるしどうしようかな〜」

 

という方のほうが読んでて不快に感じないと思います。

ほら、私の場合結果的に取れてませんし、途中で

 

「時間がもったいない!」

「もっといろんな経験したい!」

「これ以上ブリッジングで今の状態に縛られているわけにはいかない」

 

と思って永住権の審査結果待っている間に出国してますので。。汗

この辺は自分の今のライフステージとどう生きたいかによって変わってくると思いますが、少なくとも「オーストラリアの永住権がどうしても欲しい!」という人に向けた内容ではありません。

逆に希望を打ち砕く内容になってしまいます。

「人」に「夢」と書いて儚い(はかない)と読みます。

私のオーストラリアでビジネスを立ち上げる夢は儚いものとなりました。。。

話戻って私は移民エージェントでもないので、変わりゆく法律に対応しながらあなたに最適な取得方法は提供できません。

でも、移民エージェントを2社使った経験があり、やりとりする中で見えてくるものもあります。

で、そうした中で思う事をシェアする形で記事にしました。

あと、私の申請が拒否された時のエージェントの対応(実際の会話)を紹介した動画も作りましたので、気になる人はご覧ください。

手数料に5〜6000ドルくらいが相場みたいですので、そのサービスの内容の参考になればと。

一応オーストラリア永住権って世界中の人に需要があると思ったので英語で発信していますが日本語字幕もつけてます。

18歳でオーストラリアに来て、30代になったらやっぱり価値観変わります。

2度も申請しておきながら、途中で「もういいわ。オーストラリア」となって途中で出国した人間です。

でも、日本行きの飛行機の中では Dirty Moneyの”coming home”を聞いて一人感傷に浸っていたのは内緒です。

日本はkingdomじゃないけどね。。

正直本音を言うと途中で、

 

「もう、この国に金なんて落としたくない!」

「移民ビジネスで金をどんどん取りやがって!」

「人の人生の時間をなんだとおもってやがる!」

 

という状態に出国時にはなってしまっていました 苦笑

で、今はオーストラリアよりもバンコクがいいなぁ〜なんて思っちゃってます。

まぁそんなことは置いといて、先日政府の方から「申請却下!」という通知をいただきましたので、これまでの4年ちかくの永住権申請の経験と「移民ビジネス」について思うことを紹介しようかな〜と思った次第です。

申請却下第一弾!

オーストラリア  永住権 失敗

申請却下第二弾!

オーストラリア  永住権 失敗01

申請却下2回受けているので、「なぜ拒否ったか」という理由も一応ですがわかります。

ちなみに2回の申請で2万ドルと4年の月日を失いました。。。

この金あればタイランドエリートビザで5年過ごせたやん。。。って感じでここが悔しいんですよね。。

でもって貯まってた年金は65%引かれちゃうし、容赦ないっすオーストラリアさん!

【自力で解約】スーパーアニュエーションの返金手続きの方法を紹介

今、オーストラリアの永住権って長期戦だな〜というのが印象的です。

私は会社からのスポンサーで申請するRSMSという制度の元で2度申請しました。

RSMSとはRegional Sponsored Migration Schemeで、オーストラリアの田舎地方の会社で2年間働くことを条件に永住権がもらえる制度です。

この制度は2019年11月に廃止されてしまうのですが、私が申請し待っていた時点では処理の優先順位が一番高いカテゴリです。

それでも、申請してから2年近くかかって結果がきました。

ちなみに、医師とか歯科医師、投資家などは申請結果が早いみたい。

まぁ、その分オーストラリアから必要とされている職業とスキルということですね。

オーストラリア永住権は難しい?

オーストラリアの永住権取得は難しくなっています。

これは断言できます。

永住権の申請方法には

  • 会社のスポンサーを受けて申請
  • 州のスポンサーを受けて申請
  • 自分のスキルで勝負して申請
  • 芸術系などの特殊スキルで勝負して申請
  • 難民として申請
  • 結婚して申請
  • 投資家として申請

など、様々な方法があります。

私はこれらをオーストラリア政府が用意した商品と読んでいます。

結婚しての申請もかなーり時間がかかるのに加え、申請料が7000ドルです!

オーストラリア人と結婚するのはお高くつきますね。。

なんかのラジオで、彼と結婚してオーストラリアに住むには7000ドルもかかって馬鹿馬鹿しいから行かない。

この国(ヨーロッパ某国)で十分って言っている人がいましたね。

で、たぶんこの記事をお読みの方のほとんどが、最初の3つの方法のどれかで狙っているのかなぁと思うのですが、私のように「特殊スキル・専門知識がない人間」には難易度上がってますよ。

どこの国もそうですが、自国の景気が悪くなると自国民の雇用を優先したいので、移民を増やしたくないのです。

ほら、選挙に響くじゃないですか?

だから、「私たちはオーストラリア国民の雇用を第一に考えていますよ〜」

ということで、移民に対して厳しくなるのです。

オーストラリアは今国内で不足している職種を公表していて、その職業であればウェルカムという感じです。

なので、

  • 医師
  • 歯科医師
  • X線技師

とか、まぁ特殊技能を持った人は強いですよね。

要は、「あんたオーストラリアにどれくらい貢献できるの?」という部分と「生活保護もらう側になられたら困る」という思惑があるので、そうした部分がみられるんですね。

会社側のスポンサーを得たとしても、政府は会社の審査も行うんですね。

 

「この会社外国人雇えるだけのほど体力あるの?」

「本当に外国人必要なの?」

「まずオーストラリア人採用しようとしたの?」

 

といった要素ですね。

だから、会社のスポンサーを受ける場合、その会社はオーストラリア人に払う給料と同等かそれ以上の支払いを迫るのです。

 

「オーストラリア人でもできないくらいだから、それなりの技術・スキルある人なんだよね?」

「それくらいのスキルあるなら給料も多く支払って当然だよね?」

 

というスタンスです。

なので、会社にとってもそれを証明するための書類作成や様々な機関にお金を払って市場調査などコストがかかり負担になります。

だから、それを考慮した上でも「あなたをスポンサーして確保したい」と思える要素が必要なんです。

  • 人材確保が難しい地域
  • シャチョーサンのお気に入り

などでしょうかね?

また、何が難しいのかというと、この「不足している職業」のリストが結構変わりやすいんです。

一昔前の日本の総理大臣なみに変わります。

これって、これから学校に通って資格を取ろうとしている人には厄介なんです。

永住権が欲しい!学校にいって資格とろう!という段階で不足している職業と、卒業して資格とってさぁ申請って時にその職業がリストから削除されていることもあります。

そうなると学費も時間もマジでパーなんです。

永住権は本当に投資なんだと感じます。

一回の申請にあたり

  • 申請料:3700ドル
  • エージェント:5〜6000ドル+GST
  • 健康診断:800ドル
  • 無犯罪証明:280ドル
  • 求人広告:800ドル
  • 商工会議所推薦費:450ドル

がかかりました。

本当お金が飛びます。

私はオーストラリアに恋していたのかもしれません。

盲目でした。

しかし、今はガラスがパリーンと割れたかのごとく、一気に冷めてしまっています。汗

でも、ウォンバットは好きなままです。

話をもどしますが、私はオーストラリアの田舎にある飲食店のマネージャーとして申請したんですね。

でも、正直この職種って「私でなきゃ」という要素がかなり弱いんですよね。

私はタウンズビルにあるジェームズクック大学の観光経営学部という文系卒。

特殊技能・知識もなく、職歴もそんな感じです。

だから、技術職・専門職が有利な永住権においてかなり不利な状況でした。

昔は文系でも旅行関係で取っていた人も多かったのですが、今は日本人観光客も右肩下がりなので、あまり期待はできないそうです。

会社自体も積極的にスポンサーをするつもりがないといった声も聞きました。

私が1回目の申請却下食らった時と同時期に、大手旅行会社で申請した人も拒否されていました。

なので、永住権が欲しい場合は、オーストラリアで不足している職業を狙って専門知識をこれから身に付けたいのですが、上にあげたリスクもあるので、非常に悩ましい部分ではあるかなと思います。

オーストラリア永住権失敗の理由

私が申請した永住権はRSMSというカテゴリ。

じつはこれには2種類の申請があり

  • 会社側からの申請
  • 自分のビザ申請

になります。

会社スポンサーで申請する場合は、先に挙げた

  • 会社は本当に外国人を雇う必要があるのか?
  • きちんと定められた給料をはらえるのか?
  • オーストラリア人をまずは雇おうとしたのか?

といったことを審査されます。

これをNonimation Applicationと言い、会社は役職・職種を指定して移民局に

「この役職・職種を任せたい人がいるんですけど、彼・彼女にビザを出してくれませんか」?

という形で申請します。

その指定する役職・職種が先に挙げたオーストラリア国内で不足している・需要のあるものである必要があるんです。

なので、当然雇用契約書の中で、どんな仕事をするのか説明する必要があります。

その職務内容も審査の対象です。

そうして、このNomination Applicationが承認されたら今度はあなたの審査です。

つまり、あなたの学歴・職歴を元に会社が指定した役職・職種をまっとうできるか判断されるのです。

私のケースでは2回とも会社の審査で弾かれました。

永住権却下の理由1:本当に必要なのか疑わしい

1回目の申請をしてから、1年半くらいして結果が届きました。

その理由は「会社にとって本当にその役職が必要だとは思わない」というもの。

オーストラリア永住権 却下の理由

申請時に提出した書類では、「なぜ、必要なのか明確じゃないから却下」ということでした。

つまり、審査官は「ちょっと、もうちょっと証拠書類とか無いの?」というような優しい言葉はかけてくれないようです。

今、手元にある書類で判断します。

容赦ありません。

はい。これで申請料の3600ドル、手数料の5〜6000ドルがパーです。

いや、本当いつぞやの「ウッチャンナンチャンのこれができたら100万円」みたいな一発勝負です。

違うのはチャレンジするのにそのくらいの金額がかかるということ。

とわいえ一応敗者復活戦みたいなのはあります。

  1. 裁判所みたいな場所に異議申し立てをする
  2. 申請を一回取り下げ、再申請
  3. 申請取り下げて出国

です。

ちなみに、政府はそこも抜かりはなく、1番目も2番目もさらにお金を徴収します。

敗者復活戦1:異議申し立て

移民局の審査官の判決に対してAdministrative Appeal Tribunalという場所に異議申し立てを行います。

この場合は、その裁判所に手数料としてさらにお金を支払います。

もちろん、移民エージェントに頼むのであれば追加費用を取られます。

オーストラリア永住権 費用

Application が二つあるのは会社側のNomination Applicationと私のビザの申請です。

ちなみにこの方式をとると、ビザは今持っているものを引き継ぎます。

だいたいがブリッジングAかBかと。

で、このAATが審査をしてくれるまでにはだいたい2年くらいかかると言われています。

異議申し立てをして、2年くらい立った後に呼ばれるので、裁判官たちに移民局の判決がいかに間違っているかを訴えます。

敗者復活戦2:再申請

もう一つが再申請という手順です。

これは、文字通り申請を一からやり直すということです。

私の場合はこの方法をとりました。

なので、1回目と同じくらいの金額がかかりました。。。。

その理由は下に紹介する動画の中で説明していますが、この方法をとるとブリッジングビザCになります。

ブリッジングAの時はBを取れば(もちろんここでもお金が発生)、オーストラリアを出国して戻ってくることができます。

しかし、Cはそうも行きません。

でたら戻ってこれません。

Bの申請もできません。

まるで「そんなにオーストラリアにいたいなら、どこも行く必要ないよな?」と言われている気分です。

なので、職場の人たちや友達が外国に旅行にいっているのを

「いいなぁ〜」

「このビザは軟禁だなぁ〜」

といった思い出見送っていましたし、地元北海道で地震が起き家族が大変な時も帰ることも叶いませんでした。

厳密には出国できるんですけど、戻ってこれないんです。

戻ってくるには観光ビザを取得するしか方法がなく、それでは会社で働くことができません。

ただ、出国してもビザの審査はつづくので、万が一?ビザが合格したらオーストラリアに戻って働くことができるという状態でした。

敗者復活戦3:出国

これは復活戦というか敗退というか、戦略的撤退ですかね?

その名の通り、自分のビザ申請を取りやめます。

一応、オーストラリアの最後の慈悲と言わんばかりに30日くらいの出国までの猶予をくれます。

はい、その間に、賃貸契約解除して荷物まとめて帰ってね。

という感じです。

ちなみに、自分のビザの取りやめをしっかり行わないと、キャンセル扱いになる可能性があります。

  • Withdrawn
  • Cancelled

の違いです。

こうなると、自分が他の国行こうとした時に、入国カードで

 

「今まで他の国でビザをキャンセルされたことはありますか」

 

という質問に対して

 

「はい」

 

と答える必要があり、場合によっては入国に時間がかかったりとやっかいになるかもしれないので、ちゃんと取り止めをしておくことをおすすめします。

永住権却下の理由2:その職種が契約内容の職務を遂行している証拠がない

そうして、再申請を行い2年ほど立った時、申請結果が届きました。

オーストラリア永住権 失敗

前回の拒否理由が「必要性を感じない」だったので、なぜ必要なのかを伝える書類を作成して提出したのですが

「いや。それをもしかしたら、社長がやってる可能性があるじゃん」

という判決。。。。

こう、判決文だけみると、「前もってわからなかったの?」と思うかもしれません。

その爪の甘さがその結果じゃないのと言われたら返す言葉もないかもしれません。

そういった方は抜かりなく申請書類を完璧に準備できると思いますので、私の意見は必要ないかもしれません。

というか、専門家の移民エージェントはなんて?と思うかもしれませんが、その辺は次の2本の動画で説明しています。

移民ビジネスについて個人的見解

こうして、2万ドルと4年という月日をかけて行なった投資も実ることはありませんでした。

2回の申請と移民エージェント2社を使って思うのは、オーストラリア政府も移民エージェントも私たちの足元をちゃんと見てるなぁという事。

なので、これから永住権申請を行うなら自分の中で期限を設けた方が良いかなと感じます。

そうしないと、オーストラリア政府にも移民エージェントにもどんどんお金を吸い取られるかなと。

なんだかんだで、お金を払ってビザを繋ぐ手段はあるような気がします。

でも、それって永住権に繋がるのかな?というような場合もあります。

オーストラリア政府は、自国民の雇用は守りつつも不足している労働力を確保したい。

なので、労働ビザという形で外国人を使いつつも、永住権はなかなかあげないような方向に進んでいるのかなぁと私の狭い生活圏で過ごしていて思いました。

で、申請者に対しては数千ドルの手数料を取り、申請結果がでるまでに時間がかかるので労働力としても使えるのかなと。

もちろん、物価が高いの人件費などが必要なのがわかるんですけど、数千ドル払ってサービスの対価を受けるまでに年単位で待たなければいけないのです。

移民エージェントも、永住権の道が狭くなり申請者が減れば自分たちのビジネスに直結しますから、あの手この手を使う必要があるのかなと。

なので、フリーコンサルテーションの場でもおそらく「無理!」とは言わないと思います。

おそらく、「ここの学校に通って資格をとってすれてばチャンスはある」と道筋を教えてくれると思います。

そこに希望を見出し投資をするかはあなた次第です。

そして、そのリスクは上で紹介した通りです。

移民エージェントには永住権を保証する義務はありません。

私も2回目の申請を断られた時、「もしその気があるなら、他にスポンサーできそうな会社をこちらで探してみることも可能だよ」と言ってきました。

その当時は、若干そのエージェントの対応で疑心暗鬼になっていたので、「まだ永住権で釣って金取ろうって魂胆か!」と思ってしまっていました。。

冒頭でもお伝えした通り、30代になり価値観も変わったので日本で住むことも全然ありだと感じます。

今は北海道にいますけど、以前住んだ福岡や大阪もいいかなぁ〜と、あとバンコクも。

じゃっかんオーストラリアの永住権というものに執着してしまっていた部分がありますが、一度外にでて東南アジアをまわったりしたら、別にオーストラリアでなくても良いかなぁと再確認しました。

オーストラリアにいると永住権が欲しくなる気持ちはわかりますが、私の意見や経験が少しでも参考になれば幸いです。