【オープンウォーター】雨季のバリ島でダイビングライセンス取得と感想

バリ島 ライセンス オープンウォーター

バリ島でダイビングのライセンス『Padi オープンウォーター 』のコースに参加してきたので感想を紹介します。

私自身はグレートバリアリーフがすぐそこのケアンズに合計で6年間住んでいましたが、ダイビングに行ったのはライセンス無しでできる体験ダイビングの一度だけでした。

その時の海のコンディションは、船のクルーが『波も穏やかで透明度も最高』と評する状態でしたが、体験ダイビングを終えた時の私の感想は

 

「まぁ、ライセンスはいいかな。。」

 

という印象でした。

で、結局それ以降ずっとやっていなかったのですが、あれから10年近くたった今、なぜまたダイビングのライセンスを取ろうと思ったのかというと、いつかソロモンやラバウルに行って零戦や沈没船をこの目で見たいからという理由です。

で、ライセンスをバリで取ろうと思った理由は、ただケアンズに比べて安いからというもの。

なので気がついた時には1月というバリ島は雨季真っ盛りの時期。

海の透明度も正直良いとは言えません。

でも、結果的にケアンズで行った体験ダイビングよりも高い満足度で終えることができました。

今回の記事では、バリ島でライセンス取得を考えている方に向けて、私が雨季というコンディションでも大満足で終わることができた理由やライセンス取得コースの流れなども紹介します。

ぜひ、参考にしてみてください。

目次

オープンウォーター 取得コース@バリ島

私が今回のライセンス取得に利用させていただいたのは、Veltraで紹介されていた「バリ・インターダイブ」というダイビング会社でした。
コースの予約はこちらから

予約の時にUSDで300ドル を講習料として支払います。

当日に教材代&ライセンス申請料として別途USD90直接支払います。

ちなみにUDSですが、バリ島の空港にある両替所では手に入りませんでした。

到着して最終ゲートを出たら両端に両替所があるのですが、両方とも「インドネシアルピア 」にしか換金してくれません。

出発ロビーの方に行きましたが、両替所はおそらく保安検査や出国審査を超えた先にあるのか見当たりません。

ケアンズからバリのフライトは夜9時ごろに到着します。

正直、バリの空港でUSDを手に入れようと思っていた私は、「どうしようかな〜」と悩んでいたのですが、空港近くのホステルに宿を取っていたのもあり、歩いているとまだやっている両替所を発見!

「USD手に入るかな〜」なんて思いながら、聞いてみると「できるよ!」とのこと。

ここで、ようやく90ドルゲットしたのです。

インドネシアルピアに関しては、事前に外貨宅配サービスの「ドルユーロ 」で事前に両替し、日本に一時帰国していた知人に持ってきてもらっていました。

外貨宅配であれば、ルピアと米ドルを同時に手に入れることができるので、便利かなと思います。

ルピアの両替を日本でするなら銀行や空港よりも外貨宅配がおすすめ!

ライセンス講習の流れ

私が行ったコースは2日間で取得するものでした。

インストラクターはインドネシア人の方でしたが日本語がとても上手です。

ところどころ、どの単語かわからない部分はありましたが、聞き返せば問題なく進行することができました。

とくに「空気源(くうきげん)」が、最初はわからずどうしても「ご機嫌」に聞こえてしまっていたのですが、一度わかればあとは大丈夫でした。

1日目の流れ

私はKutaに滞在していたので、無料送迎バスが迎えにきてくれます。

予約確定後に送られてくるバウチャーにお迎え時間が書いています。

私の時は朝の7時30分でしたので、外の道路で待っているとバンが現れました。

バリ ダイビングライセンス オープンウォーター

まずは最初の2時間ほどはDVDをみてセオリーの講習を受けます。

バリ島 ライセンス オープンウォーター

4つのセクションがあり、それぞれクイズがあります。

私の時は2回に分けて、クイズをやりました。

間違っていた箇所の説明を受けて、次はプールでの講習になります。

バンに乗り移動中
バリ ダイビング ライセンス

30分ほどでヌサドゥア近くのプールに到着
バリ ダイビング オープンウォーター ライセンス

ここで1時間ほど、講習をうけました。

「ランチ今がいい?あとがいい?」

と聞かれたので、「あとで大丈夫」と回答し、海へ移動します。

バリ オープンウォーター ライセンス

この時期はやはり海があまり綺麗ではないそうです。

実際、2年前の10月にバリに来た時のヌサドゥアはかなり綺麗でした。

ちなみにこれ、加工ゼロです。
バリ ヌサドゥア

なので、実際にみてみて、こんなにも違うものなのか。。と驚きました。

ランチは

  • ナシゴレン
  • ミゴレン

のどちらかを選びます。

で、ナシゴレンを頼みました。

ご飯を食べたあとは小休止して、船にのりダイビングを行いました。

船は上の写真にあるような漁船っぽいやつなので、「バッグなどの持ち物は室内においておく」というようなことができない環境でした。貴重品や汚れたら嫌なものはホテルに置いて来た方が良いかもしれませんね。

プールで習ったことを海で実際にやります。

初日は、海の様子を写真に収める余裕がありませんでした。すみません。。

で、海から上がり真水で体を洗い流します。

シャワールームは綺麗とはいえないかな。。水圧は問題ありませんでした。

私の持ち物はカメラ・水着・タオルです。

とくにマクロファイバータオルはおすすめです。

吸水性抜群&速乾性に優れケアンズ 持ち物 

なおかつかさばりません!
ケアンズ 持ち物 

アマゾンで人気のマクロファイバータオル

この日は、ダイビングが終わったらテキストとテストを渡されますので、次の日までに回答しておきます。

2日目の流れ

2日目もお迎え時間は7時半でした。

ちなみに、私が宿泊したのは「Lokal Bali Hostel」という1泊1100円くらいのドミトリーですが、相部屋が気にならない人であればかなりおすすめです。

この日は、直接海へ向かいます。

行きの車の中で、テストの回答をインストラクターの方に渡します。

回答をチェックして、合格か教えてくれました。

バリ オープンウォーター ライセンス

50問中3問ミスって94%で合格できました!

合格ラインは75%だそうです。

『車のなかで文字読める人』?って聞かれたので、「読めます」と回答すると、間違った箇所を説明してくれました。

そんなこんなで、海に到着。

バリ オープンウォーター

がっつり潮が引いております。。。

とりあえず船を出します。

バリ ダイビング ライセンス取得

綺麗な朝の時間帯。

ポイントに到着しましたが、え〜濁っております。。

今ちょうど潮が満ち始めていたようで、潮流でそこの砂が巻き上がっていたようで、すこし船の上で待ちます。

10分ほどしたら、ましになりました。

ということで、ダイビングを開始します。

この時が一番透明度があったのですが、コンパスを使ったテストがあったため、Goproを持っていく余裕がありませんでした。

最後のダイブの時にGoproで撮影ができたので、その時の透明度や様子がこんな感じです。

ニモのが2匹

バリ ダイビング ライセンス 雨季

人間が1匹

バリ ダイビング ライセンス 雨季

インストラクターさんの後を追う。

バリ ダイビング ライセンス 雨季

こんな感じの透明度でした。

インスタで動画を紹介中。。

なので「綺麗な海」「透明度の良い海」を期待してライセンス取得をしにくるとがっかりするかもしれません。

それでも、私がこのコンディション、この時期にオープンウォーターのライセンスコースを選んでよかったと思う理由を紹介します。

雨季&閑散期にライセンス取得をするメリット

せっかくダイビングのライセンスを取るなら、綺麗な海でベストコンディションの時が良いな〜と思うかもしれませんが、こんかい雨季の時期、海水が濁っている状態で行えた事はある意味ラッキーだったかなと思いました。

閑散期に行うメリット

バリ島のダイビング業界は雨季のこの時期は閑散期で、今月の受講者は私だけと言っていた気がします。

で、その結果ですが、マンツマーンで指導を受けることができました

後から聞くと、繁忙期は1人のインストラクターが最大で6人を同時に指導するそうです。

ということは、プール講習も海での講習も「他の人」の進捗具合に左右されます。

教える人が少なくなれば、結果的にインストラクターの意識は一人にさく余裕が増えるため、かなり濃い講習を受けることができたかなと感じました。

本当にVIPというか五つ星サービスのような指導をしていただけたかなと。

人数が少ないからこそ、海の中で比較的自分の力だけでいろいろ自由に試す余裕がありました。

時間的制約もありますので、人が多い時は講習を時間内にすすめるためにも、手を引っ張ったりするインストラクターもいるらしく、自力で練習ができない場合もあるそうです。
(水が苦手な中国人・韓国人の場合に多いそうです)

その点、私はずっと自力で海中内でいろいろなことを試すことができました。

海のコンディションがベストでないメリット

上に紹介した通り、海の透明度はお世辞にも綺麗とは言えませんでした。

実は、2日目のダイブで一番最初のダイブでは、インストラクターの型いわく透明度ゼロで、

「何も見えない」

「ナイトダイブみたい」

とのこと、もちろん10分もしないうちに浮上してポイントを変えました。

ダイブの前にインストラクターの方から

「今日はコンパスを使って狙った方向に進む&元の場所に戻ってくるテストをするからね」

と言われていたのですが、潜った瞬間「これはベリーハードモードだ。。。先生スパルタじゃありませんか。。」と思いました。

だって、目の前のロープしか見えないんですから。。。

もちろんすぐ浮上して、そのテストは行いませんでした。

インストラクターの方が

 

「初心者の時にある程度濁っている海で練習した方が良い」

 

と言っていました。理由を聞いて確かにと思ったのですが、「綺麗すぎる場所で練習しても、実際の海が常に綺麗な状態とは限らないでしょ」とのこと。

だから、最初のうちに、濁った水でスキルの練習をしてなれておけば、実際に綺麗な水に入った時に楽しむ余裕がもっとできるというもの。

もちろん、だからといってベストシーズンや海がきれいな時にライセンス取得をすべきではないということではありません。

なんらかの理由で、海が綺麗な状態でライセンス取得ができないこともあると思います。

そんな時には、がっかりするのではなく、こう言った捉え方もあるということの参考になれば良いかなと思ったので紹介しています。

だってライセンスを取得するということは、今後もっと海に潜るということを前提にしているはずですから。

旅行好きならダイビングライセンスを取って見てはいかが?

実際に講習を終えて見て思ったのが、ダイビングができるようになると「自分のいける範囲がかなり広がる」ということでした。

今回の講習を終えるまでは、ソロモンとかラバウルの零戦を〜くらいにしか思っていなかったのですが、海の中の世界って面白いなぁと感じたので、いろんな国の海に潜って見たいと思うようになりました。

もちろん、自分のダイビングのスキルも磨きたいので、これからいくタイやフィリピン、台湾でもダイビングしようと思いますし、ゆくゆくは、ラロトンガやパラオなども考えています。

つまり、ライセンス取得前はシュノーケリングや陸地のみのアクティビティでしたが、ライセンス取得後はいく先々で楽しめるアクティビティが増えるんだと思うと講習を受けてよかったなぁとしみじみ思いました。

ぜひ参考にしてみてください。

バリ・インターダイブ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次