ユーロってどこで両替するのがお得なのだろうか?
そんな風に思っている方に向けて、
- 海外キャッシング
- 外貨両替宅配A社
- 外貨両替宅配B社
- 現地空港両替所
の4つの両替レートを比較してみたいと思います。
ちなみにですが、今回は旅行目的で外貨両替を行なったのですが、もしこれから駐在や留学などで現地に住まれる場合、つまり銀行口座を開設するのであれば、TransferWiseという外貨送金サービスが地球一お得かつ素早く両替が可能ですので、興味のある方はこちらの記事も参考にされてみてください。
この機会にユーロを両替する際のレートを比較しましたので参考にしてみてください。
ユーロ両替:ウィーン現地空港両替所
まずは、両替レートが一番悪いと言われている現地空港の両替所のレートです。
ウィーンの空港で見かけたのは、オレンジ色がマークの両替所でした。
数もそこまで多くなく、この会社しかなかったような印象です。
で、そこのレートがこちら
ここの電光掲示板はカンターの奥にあったのでちょっと見えにくいのですが、
「We buy(買います)」の下には、0.0069とあ、1円を0.0069ユーロで買いますという意味。
ちょっと桁が小数点になっていて現実感がわかないのでですが、これを1万倍して0を4つつけてみます。
10,000円と69ユーロが交換できるということになります。
ちなみにこの日の仲直(銀行間同士)で取引する場合のレートは0.0085で、銀行は10,000円を85ユーロにすることができるのです。
つまるところ、レートがこの値から離れるほど損ということになります。
で、仮にここの両替所で10万円を両替した場合にえられるのは690ユーロです。(その他の手数料を取られないと想定)
ユーロ両替:現地ATM海外キャッシング
次に海外キャッシングでみて行きたいと思います。
これはカード会社によってレートが変わると思いますが、私が利用しているのはエポスカードです。
海外キャッシングはレートが良いと言われていますが、利息の発生がネックです。
キャッシング日から支払日までの、利息が発生するのでレートの良さが相殺されてしまう懸念があるのですが、エポスカードの場合はネット上で繰上返済が可能です。
つまり、支払日まで待っていた場合に発生す利息を発生させることなく、速やかにネット上で返済することで、相殺されてしまうリスクをなくすこともできます。
また、エポスカードは海外旅行保険が持っているだけで適応される自動付帯です。
楽天カードの場合は、旅費の一部を支払わないと海外保険が適用されませんが、エポス は持っているいだけで適用されるのです。
さらに、1年間の利用額に応じて永年無料でゴールドカードへ招待されます。
(個人的に50万と予測)
ゴールドになれば、全国の空港のラウンジが使えるようになり、旅行好きな方であれば持っていて損はないクレジットカードだと思います。通常カードであれば年会費が無料ですので。
で、こちらのカードをATMに差し込んでみたときのレートがこちら
1円あたり0.0075ユーロとなり、両替所の0.0069よりも0.0085に近づきました。
10万円だせば750ユーロと交換できるレートです。
次に紹介する2つは外貨宅配と呼ばれるサービスでこの2つの会社のおかげで「日本で両替は損」という常識が覆ったと個人的にはおもっています。
その2社というのが
- マネーバンク
- ドルユーロ
になります。
ユーロ両替:外貨宅配マネーバンク
「マネーバンク」は私が外貨宅配について知った初めての会社で、そのレートの良さにびっくりしたのを覚えています。
当時はオーストラリアに住んでいたので、観光で来られる方に向けておすすめの両替方法として案内していました。
このマネーバンクのレートがこちら
こちらは「1ユーロが何円」という形で案内されているので、ちょっと計算し直して「1円が何ユーロ」に直してみます。
1÷119.19=0.008389
というかなりの仲直に近いレートです。
つまり、10万円で839ユーロ手に入るのです。
ちなみに、この会社は手数料混みでこのレートになるので、この額できちんと取引が可能です。
ただ、かなりレートが良すぎるため最低でも7万円からの両替という条件を設けています。
それでも、物価がそれなりにするユーロ圏であれば7万円という額は「余ったらどうしよう」となる額でもないと個人的に感じます。
このレートの良さから、からり人気でしょっちゅう「在庫切れ」の状態も多いのが難点です。
この会社を使って実際に両替したときの記事がこちら
次に紹介する「ドルユーロ 」さんもマネーバンクほどではないですが、良心的両替レートで案内してくれています。
ユーロ両替:外貨宅配ドルユーロ
マネーバンクが在庫切れの場合の次におすすめなのがドルユーロです。
こちらの両替レートがこちらでした。
1ユーロあたり、121.57円なので、これも1円あたりで計算し直してみます。
1÷121.57=0.008225
となりました。
つまり10万円で822ユーロに両替できることになります。
マネーバンクの最低取引額が7万円なのにたいして、ドルユーロの場合は3万円です。
ユーロ圏であれば、3万円は割とすぐなくなる金額かと思いますので、問題ないかと私個人的には感じます。
ドルユーロ は初回取引の方向けにクーポンを使った割引制度を設けています。
そのクーポンはドルユーロを使った際の記事で紹介していますので、そちらも参考にされてください。
結局ユーロ両替はどこで行うのがおすすめ?
これまで紹介してきた4つ両替方法をテーブルにまとめ比較してたのがこちら
為替レート | 10万円換金の場合 | |
---|---|---|
現地空港両替所 | 0.0069 | 690ユーロ |
ATM海外キャッシング | 0.0075 | 750ユーロ |
マネーバンク | 0.008389 | 838ユーロ |
ドルユーロ | 0.008225 | 822ユーロ |
このようにマネーバンクが一番お得という結果になりました。
その次がドルユーロです。
「日本で外貨両替は損」という状態は一概にそうでもなくなってきています。
冒頭で紹介したTransferwiseはサイトで直にリアルタイムでシュミレーションができます。
ぜひ、参考してみてください。