トビリシに深夜到着の便で来られる予定ですか?
私はウィーンからジョージア航空を使いトビリシに到着したのですが、到着時間がちょうど正午過ぎという「ド」深夜でした。
で、そのままの足で市内にタクシーで行くのもなんか勿体無い気がしました。
道産子という開拓民の血が騒ぐのか、それともただ単に性格の問題なのかわかりませんが、せっかくならトビリシ空港の仮眠スペースや設備なと開拓してブログで紹介しておこうと思ったのです。
仮眠スペース(スペースなので専用ではない)はあるにはあるのですが、電気がこうこうとついたエリアに「ドーン」とという感じです。。。。
でも、ちょっと隠れ家的な感じで暗い場所もあったので、この記事ではそちらも合わせて紹介します。
トビリシ空港のおすすめ仮眠エリア
先ほど紹介した写真の仮眠スペース?ですが、かなり人目につくので
「いや、ちょっと流石にそこでは・・・」
となるかもしれません。
そこでおすすめなのが、エレベーターの裏にあるエリアです。
ここであれば、あかりも比較的落ち着いており、360度の角度から人に見られるという環境ではないです。
ここはエレベーターの隣にあるお店やさんの裏から入ることができます。
私は人工芝の上で寝ましたが、欧米人のカップルが奥で床に寝袋をひいて寝ていました。
トビリシ空港のATM&両替所
入国を済ませた後、荷物を受け取るターンテーブルがあるエリアから出るとすぐに両替所が並んでいます。
両替所が5つほどひしめき合っているのですが、普通にレートがバラバラです。。
他の到着客も、「very strange..(おかしいわね…)」と言ってました。。
私はATMで500ラリ分をキャッシング。
手数料として72円徴収されています。
カード会社からは18,310円の請求が上がりました。
この日のレートは1GEL=36.05円。
キャッシングのレートは36.62。
18,310÷500=36.62
この表示は「1ラリあたり何円」ということなので、両替所のレートと比較するためには「1円あたり何ラリ」で計算し直す必要がありますので
1÷36.62=0.027
となります。
両替所とキャッシングを比較してみると
両替所A | 0.022 |
---|---|
両替所B | 0.026 |
エポスカード | 0.027 |
となりました。
これは「1円あたり何ラリ払ってくれるか」ということなので、エポスカードのレートが一番良いのがわかります。
小数点だと現実味が湧きにくいので、1万円を両替するとしたらで考えると、上の数字を1万倍するので
両替所A | 220ラリ |
---|---|
両替所B | 260ラリ |
エポスカード | 270ラリ |
となり、50ラリ(約1600円)の差がでるのがわかります。
ちなみに観光客向けのレストランで、美味しい赤ワインとステーキのセットを食べて42ラリでしたので、50ラリでお釣りがきます。
私がエポスカードを使っている理由は
- 海外旅行保険が自動付帯
- 永年無料のゴールドで日本の空港のラウンジが使える
- キャッシングの繰上返済ができる
というのが主な理由です。
ATMでキャッシングをすると支払い日までの利息がかかってしまうので、私はネットで繰上返済をして利息の支払いを最大限に避けています。
トビリシ空港のATM
私がキャッシングしたのは出発ターミナルにある銀行に併設されているやつです。
というのも、どうしてもポツンとATMだけのところでカードを入れるのが怖いんですよね。。
なんかの拍子にカードが飲み込まれたら面倒だなぁ〜と思ってしまうんです。
その点、100%とは行かないまでも銀行のスタッフがすぐそばにいるATMなら、なんとかしてくれる確率が高いのでどうしてもそちらを優先して使っています。
もちろん、スワイプ式のやつであれば問題ないんですけどね
トビリシ空港でSIMカードを買う
Simカードの会社は3社あり、それぞが微妙に違うプランを用意していますが、私個人的には「Beeline」という通信会社がおすすめです。
どのプランも有効期間は30日間。
そしてジョージア国内の電話&SMSが使い放題。
国内電話&SMSは利用価値がそこまでないかな。。。
ちなみに1GELは36円として計算すると、6GBで37GEL=約1,400円。
私が日本にいた時は7GBのデータ通信で980円のプランだったので、そこまで安くないかと。。
とはいえ、日本の場合は登録手数料として数千円とられたので、一概にはいえませんが。。
次の会社がこちら
こちらの会社は有効期限が1週間単位からもの。
共通しているのは1000SMSと100分間の電話がついてくること。
その上で7GBは43GEL=1548円となります。
で、最後の会社Beelineはデータ通信だけのプランがありました。
ガラス越しなので見えにくいかもしれませんが、10GBで15GEL=540円とこれが旅行者&ノマドには良いプランかと思います。
ちなみに、データ切れを起こした場合は、街中のいたるところにATMちっくなマシーンがあるので、そこでリチャージが可能です。
Simカードは空港と市内どっちがお得?
Simカードを空港と市内のどっちで買った方がお得なのか?
私が契約したBeelineというデータ通信のみのプランも提供している会社でいえば、変わりありませんでした。
私は2GBのやつを市内で契約したのですが5ラリと、 先ほどの写真と同じです。
実際には、ここにSIMカード料金の3ラリが上乗せされて8ラリになりました。
で、契約までがものすごくスピーディーです!
パスポートの提示が必要なのですが、ものの5分もかかっていません。。。
日本でSIM契約した時は30分以上かかったのを覚えていますので感動しました。
このBeelineという通信会社の電波は、日本のソフトバンクと似てるかなという印象です。
街中の外であれば、通信も安定していますが、建物の中に入ると電波の本数が少なくなる印象です。
BeelineでLTEの時の速度がこちら
私個人的には申し分ない速度です。
トビリシ空港の無料wifi
空港には無料wifi(Tbilisi Love You)が飛んでいるので、無料でインターネットに繋がることができます。
私が使った時は深夜の時間帯だったからかもしれませんが、速度は早かったです。
トビリシは空港だけでなく街のいたるところでこの「Tbilisi Loves You」というwifiが拾えるので、比較的ネットに困ることはないかなぁと思いました。
ただ、公衆無料wifiを使いまくっていると、私のようにカード情報を盗まれてしまう可能性も否定できないので、日本・海外問わず無料wifiをよく利用するのであれば対策をとることをお勧めします。
トビリシ空港からバスで市内に行く前に気をつけること
市内までのバスは出発ターミナルの出口を出た所で乗ります。
バスの料金は0.5ラリ(約16円)と破格ですが、その料金分の硬貨を用意しておく必要があります。
- 係員は換金してくれません
- バスに両替機もありません
私はATMのキャッシングで現地通貨を手に入れたのですが、全て紙幣でしたので硬貨を持っていませんでした。
一応出発ターミナルには銀行もあるのですが、時間帯によってはしまっているので、紙幣を硬貨に換金してくれない場合もあります。
実際私の時は係員はいたのですが「Closed」と目の前で言われたので、売店で水を購入して硬貨を手に入れました。
バスの中にはこのような券売機があるので、硬貨を投入してチケットを購入します。
ちなみにですが、トビリシ市内は坂が多いので、地図上でみて大丈夫そうでも急な坂があるとスーツケースを引っ張って移動するのが大変になると思います。
市内中心部に流れる川から離れるほど、上り坂になるような地形です。
赤の矢印は比較的急な坂道で、緑の矢印にそって緩やかに上がって行く感じです。
青のラインは空港からのバスのルートになります。
宿を選ぶ際に参考になればと思います。
トビリシ空港から市内へのアクセス方法を比較した記事はこちら(空港内の雰囲気がわかる動画つき)