トビリシの有名安宿「ファブリカ」ってどんな感じなんだろう?
そんな風に思っている方の参考になればと思い、実際に宿泊した感想を紹介します。
タイトルの通りなのですが、もしあなたが、
- トビリシは初めて
- あまり旅慣れていない
- ある程度の清潔感は欲しい
- 英語が通じる場所が良い
- 真夏・真冬時期に行く
- 宿の近くに飲食店があると良い
- トイレ・シャワーを気兼ねなく使いたい
- 宿が朝食を提供して欲しい
- 快適なwifiが良い
というのであれば、ファブリカを選んでおけばまず「間違いない」という感想です。
また、この記事では地下鉄の最寄駅から歩いてファブリカまで行く動画もつけていますので、実際に行かれる際の参考になればと思います。
トビリシ安宿:ファブリカの感想
予約サイトなどでファブリカの画像を見た時、私は
「うへぇ〜・・いかにも『陽キャ』が集いそうな宿だなぁ〜」
という印象を受けました。
だって外壁にはスプレー缶でアートが描かれていますし、内装からはヒッピーちっくな雰囲気を感じました。
そんでもって中庭には、オサレなカフェなどもいくつかあります。
トビリシで一番有名とも言えるホステルですから、せっかくなら泊まってみようと思い2泊ほどしました。
で、実感したのは
「意外と私でも大丈夫かも?」
という印象です。
上の画像のスペースはカフェ&バーが併設され公共の場となっており、宿泊客以外も利用が可能です。
そのため、夜などは人がいてワイワイしていますが、昼間はどちらかというとパソコンとにらめっこして作業している方が多い印象。
オーストラリアのケアンズにはギリガンズという「The 陽キャの集合場所」みたいなホステルがあり、夜になると併設されたクラブがドッカンドッカン音楽を流していて、そんなイメージを勝手に抱いていました。
でも、実際のところガヤガヤ具合はレストランでの談笑とちょっとした音楽という感じだったので、私的には気になりませんでした。
ファブリカがお勧めできる理由
冒頭でお伝えした通り、初めてトビリシにくるけど安宿ホステルでミスりたくないという場合、ファブリカを選んでおけばまず間違いないです。
ここは安宿としてバックパッカーを受け入れる為の設備・システム・人材が揃っています。
その為、トビリシの物価の安さでキャッチなー「一泊500円以下でも〜」という類の価格帯ではありませんが、後悔はしない安宿かなと思います。
というのも
- 10人部屋でも十分な空間&綺麗
- シャワー&トイレの数が十分&綺麗
- スタッフが英語を流暢に話す
- レストラン街が徒歩圏内
- 館内は空調が効いている
- カフェが併設&wifi快適
- 最寄りの地下鉄駅から徒歩圏内
という点が挙げられます。
10人部屋でも十分な空間&綺麗
私が泊まったのは10人部屋のドミトリーですが、窮屈さを全く感じることなく過ごせました。
1部屋あたりの間取りが広いためか、「鶏小屋」に詰められたような思いをする事はありません。
私のカメラが広角でなく申し訳ないのですが、この写真のスペースは全体の2分の1ほどです。
2段ベッドがもう一つ端っこにあるのとテーブルと椅子がありました。
あとロッカーはこんな感じ。
細長いつくりなので、スーツケースは入らない仕様になっている感じです。
また、鍵は自前の南京錠が必要なタイプでした。
シャワー&トイレの数が十分&綺麗
こうした部屋が何部屋もあるファブリカ。
それでも、トイレやシャワー待ちをする事なく過ごせます。
トイレの数は鏡越しに見えますが、このエリアの反対側にも同じ数のトイレとシンクがあります。
そしてシャワールームはこんな感じ
シャワールームにも洗面台があります。
建物自体は新しくありませんが、綺麗に掃除が行き届いています。
スタッフが英語を流暢に話す
フロントのスタッフが流暢な英語を話します。
私が最初に泊まった安宿は英語での意思疎通が困難な感じでした。
「深夜の到着」というのを伝えたかったのですが、「????」となり、断念したのです。
そうした点も含めて初めて来る際は、そうした意思疎通のしやすさで安心感があると違うかと。
レストラン街が徒歩圏内
建物の中庭ちっくな所には飲食店がいくつかあるのに加え、徒歩5〜10分ほどの所にはレストラン街があります。
ちなみに私が通っていたのはWine line Celler というお店で、ひっそりとした佇まいなのですが、お料理も美味しくいただけました。
若干強面のおっちゃんがいるのですが、3日間連続で通ったら笑顔を見せてくれるようになりました。
ちなみに、日によってはメニューがないこともありますが、そこはご愛嬌。
ヒンカリは20時前&7個以上のオーダーから承っております。
また、飲食店がつらなる通りの端っこには、こじんまりしたワインバーもあります。
ちょこちょこワインを試飲させてもらった後、気に入ったのを飲ませていただく事ができ、4つほど試飲して2杯飲んで20ラリでした。
また、地下鉄の最寄駅付近には
- マクドナルド
- サブウェイ
もありますので、仮に「ちょっとジョージア料理口に合わないかも・・・」となった場合に救いの手となってくれるかもしれません。
館内は空調が効いている
お部屋には空調が効いており、暑すぎず寒すぎず過ごす事ができました。
トビリシは宿泊施設によっては冷暖房の設備の差が大きいと聞きます。
私が泊まったのは10月の中旬でしたが、これが真夏や真冬であれば
- あつぃ〜!寝られない!
- 寒い!布団から出たくない!
とならずに住むかと思いました。
カフェが併設&wifi快適
パブリックスペースにはカフェが併設されていますし、wifiの速度も遅くないので快適にネットを楽しむ事ができます。
また、レストランもあり朝食は21ラリで提供されています。
wifiのスピードですが、比較的安定して降り10Mbpsは出ているかと。
「余計なお世話・・」と思われるかもしれませんが、もしこうしたwifiで
- メールチェック(パスワード入力)
- 商品購入(クレカ情報入力)
- アマゾンログイン
などを行う場合は、私のようにカード情報が漏れて不正利用される恐れがある事は留意しておいた方が良いと思います。
私はカードが不正利用され、
- カード停止
- 再発行
してもらいましたが、新しいカードの送付先はもちろん日本なので面倒な思いをしました。
それからというもの、対策として私は無料Wifiを使うときはVPNを使うようにしました。
- Virtual(仮想の)
- Private (私的な)
- Network(ネットワーク)
つまり、不特定多数の人が使う公共&無料なwifi回線を暗号化によって仮想的に自分専用のネットワークに変更させるサービス。
安全面だけでなく、日本からのアクセスしか受け付けないサイトなどもVPNを使えば大丈夫なので、そうしたサイトのサービスを楽しみたいという場合もおすすめです。
データ通信を暗号化させるのが、VPNの特徴で速度が遅くなるデメリットもありますが、私がファブリカで使ってみた時はこのくらいの変化でした。
近場のイスタンブールだと降りのスピードはほとんど変わりません。
ちなみに日本のサイトを楽しみたい場合は日本のサーバーにアクセスする必要があります。
という事で、日本の場合もチェック
その状態での速度がこちら
何かをアップロードする場合は低下を感じますが、下りのスピードはほとんど変化がないですね。
実際に無料wifiでハッカーがデータ通信を盗み取る様子や私が使っているサービスはこちらで紹介しています。
地下鉄の駅から徒歩圏内
ファブリカの地下鉄最寄り駅は「Marjanishvili」という名前です。
(マージャニシュヴィリ?)
トビリシの市内は歩き回っても楽しいのですが、いかんせん坂道が多いです!
特にファブリカのエリアから他のエリアへ行くときは登り坂が多い印象。
なので、地図上では大丈夫そうも、
「坂道きついな〜」
と感じる場合もあると思うので、行きは
- バス
- タクシー
- 地下鉄
をじゃんじゃん使っても良いかなと。
一応、地下鉄でLiberty Square(リバティースクエア)からファブリカまでの道のりを動画にてまとめました。
動画内で使っているメトロマネーカードは超簡単かつ乗り継ぎもお得になるので、おすすめです。
購入方法やチャージ方法はバスの乗り方の記事で解説しています。