タイ古式マッサージ の資格(基礎編)をバンコクで受講してみました。
私自身はマッサージの経験が全くない『超』初心者で突入してきましたが、すでに古式マッサージの資格を持っている方でも、経験を積むためのコースも用意しているようです。(後述)
ずっと前から習ってみたいと思っていたこのコース、ようやくその願いが叶いました。
私の知り合いにはマッサージが好きな方も多く、いろいろお世話になった方々にお礼の気持ちを込めて、マッサージができるようになっておきたいなぁと思ったのがきっかけです。
特に面倒な手続きなどもなく、申し込みから受講までものすごく簡単にできます。
(いくつか注意点が必要です)
留学に必要なビザも必要ありませんでした。
今回の記事では、私がバンコクで資格取得のコースを受講した方法や感想などを紹介します。
ぜひ、参考にしてみてください。
タイ古式マッサージ を習う!養成講座を提供している学校
私が資格取得にチャレンジした都市はバンコクです。
グーグルで「バンコク マッサージ 学校」と入力すると結構いろんな学校が表示されます。
その中で私が選んだのは老舗の「Wat Pho Traditional Massage School」です。
この学校は、観光地でもあるWat Phoにある学校と、スクムビット地区に分校があります。
私が受講したのはスクムビット校でした。
Wat Pho 本校 vs スクムビット校 : 古式マッサージの種類
最初はWat Phoの本校にしようと思いました。
というのも私が受けようと思った基本コースの料金が5,000バーツ(1万7千円)も安かったからです。
Wat Pho 本校の料金:12,000バーツ(約4万3000円)
本校では、このコースに加えて
- フットマッサージ
- 上級者マッサージ
- オイルマッサージ&アロマセラピー
- 幼児・子供用マッサージ
- 女性用健康マッサージ
- 修道僧マッサージ(タイ式ヨガ)
- 通常コース修了者専用コース
(より多くの経験を積むため) - フェイシャルマッサージ
- ベーシックボディートリートメント
- ネイルケア&アート
赤字のコースはすでにタイ古式マッサージの資格をもっている方用なようで、より経験を積むためのコースになります。
スクムビット校の料金:17,000バーツ(約6万円)
スクムビット校でのコースがこちら。
- 修了証習得コース
- 基本コース
- 上級コース
- フットマッサージコース
- ベビーマッサージコース
- オイルマッサージコース
- タイ式ヨガ(ルーシーダットン)
- 開業支援コース
- クイック
- ハーバールボールの作り方
- ハーバールボールマッサージ
- 足裏の角質取り
- 産毛取り
- 女性専用マッサージ
- 中国式フットマッサージ
では、なぜ私が学費の高いスクムビット校の方にしたのかというと以下の理由です。
- 日本語で授業が行われるから
- かなり綺麗な各安宿が学校の目の前にあった
- コワーキングスペースが劇近
- 食事に困らない
- 近所の公園で筋トレができる
タイバーツ へ両替のお得な方法は?
タイバーツへの両替は短期滞在であれば、現地両替所と外貨宅配の併用がおすすです。
詳細はこちらの記事で紹介していますので、参考にされてみてください。
→タイの通貨を両替するおすすめの方法は?現地と日本はどっちがお得?
タイ古式マッサージの資格を日本語で受けるメリット
私のブログ読者が日本人を対象としているので、日本語で行われているのであれば、そっちの方が需要があると思ったもあります。
ただ、実際に受けてみて、それ以外のメリットも感じました。
それは、
受講者が少ない!
ということだと思います。
おそらく本校での英語バージョンはきっと様々な国の生徒さん達がいるのではないかと予想されます。
私の時は先生が2〜3人(日によって違う)に対して、生徒が5〜6人でした。
そのため、生徒と先生の距離が近いので、質の濃い授業を受けられたかなと思います。
先生もしっかり生徒の動きをみていて、的確に
「お尻あげる!」
「手が反対!」
「足モミモミやってない!」
「膝でおさない!」
「指の向き反対!」
と指摘してくれます。
文字で書くと怖そうですが、実際はもっと穏やかな感じです。
で、指圧師の経験のある方が先生に対してトレーニングしていると、
「気持ちい」
を連呼して、口開けて寝ちゃってる時もありました。苦笑
本校の方でやってないので実際に比較はできませんが、とてもアットホームな感じで、窮屈な感じもしませんでしたし、私は満足です。
で、実際の先生の日本語のレベルですが、男性の先生は結構流暢な印象を見受けられました。
女性の先生はマッサージ教えるのに必要な日本語は覚えてらっしゃるような雰囲気で、特に授業中に困ることはありませんでした。
マッサージの説明なので、どうしても言葉足らずな説明になりがちな部分は出て来てしまうと思います。
正確には
「親指以外の4つの指で腕を掴んで安定させて、親指で押す。」
と伝えたかったとしても、咄嗟の場合なので、重要な
「親指で押す」
「4つの指支える」
という発言だけになってしまいがちで、言われた方も「えっ?」ってなりやすいですが、わからなかったら先生が手取り足取り教えてくれました。
実際に体の使い方や動きを教えてもらってから、先生の言ってた説明が「あぁ、なるほどね」という感覚になりました。
なので、
- 日本語の説明:3割
- 実際の動き:7割
な感じで私は動きを覚えたような気がします。
ちなみに、教科書も日本語で書かれていますが、ネットでの拡散防止なのか、ただ単に更新不足なのか、書かれている内容と実際の動きが違う時がありました(内容の3%くらい?)
タイ古式マッサージの資格取得コースも折り返しに入りました。
最短3日間から取得可能ですが、私は5日間でやってます。
ワットポーの本校ではなくスクミムビットの分校で受講。
感想や詳細はブログ記事で紹介したいと思います。#タイマッサージ #タイ古式マッサージ #マッサージ pic.twitter.com/HiS80lzr0a
— ウォンバット通信 (@wombatpress) 2019年2月27日
受講日数の注意点
マッサージの基本コースは30時間の講習になります。
1回のセッションが3時間、予定の組み方は自由がききます。
- 朝の9:00~12:00
- 昼の13:00~16:00
- 夕方の16:00~19:00
と基本この3つの時間帯から自由に組み合わせることができるようです。
私の場合は1日2セッション(朝&昼)を5日間で行いました。
ここで注意点が1つあります。
それは、最終日に3セッションの9時間の授業で終わらせないこと。
なぜかというと、一番最後のセッションの3時間で講習内容のテストを行います。
その時にテキストを見ないで一通りマッサージを行う事が試験合格の条件です。
私のように昼の部で終わる予定にしておけば、仮に一回で試験に合格できなかったとしても、一回無料で補習を受ける時間があります。
しかし終わる時間が19時の場合は補修を受けたくてもその時間がありません。
19時以降に先生を居残ってもらうためには、別途料金がかかります。
3日間コースはあまり勧めません
私がおこなった基本コースは最短で3日間での受講も可能です。
しかし、実際に行って見て私はお勧めできるスケジュールだとは思いませんでした、
というのも、覚える事がかなりありますので、頭の中で整理をつけるのが大変だと思います。
また、上に紹介した3つの時間帯に加え、延長で1時間先生に残ってもらうため、1日あたり別途300バーツかかります。
3日間で900バーツ(3000円強)かかるのに加えて、テストに不合格した際の延長ができません。
なので、時間が許すのであれば、私は5日間コースをおすすめします。
おすすめの格安宿
私の中で本校よりもスクムビット校の方が立地条件が魅力的に思えました。
その1つが素晴らしい安宿の存在です。
私が宿泊したのば、Barn&Bedというホステルですが、
こんな感じで本当に綺麗に保たれていて快適でした。
学校とこの宿の距離は徒歩1分未満の距離です。
バンコクの電車も混んでいる印象が強いので、あまり朝から通勤に使いたくないと思ったのと、できるだけ学校から近い場所に泊まりたいと思っていました。
本校の方も近くにホステルはありますが、電車の駅から遠いのもあって、美味しいご飯やがなかったらキツイぞと思ったのもあります。
台湾の時みたいに食べ物で苦労したくなかったんです。。汗
スクムビット校はバンコクの中心部といってもよいので、いろんなお店のチョイスがあるのも安心でした。
→【超綺麗】バンコクのプロンポン駅でおすすめ安宿!Barn and Bed
エンポリウムの存在
巨大なデパートメントストアのエンポリウム
ここにあるコワーキングスペースのTCDC by AIC という場所がブログ記事を書くのにかなり良い環境という情報を聞き、実際に訪れて見てその通りだったので、ここに通える位置に滞在したいと思ったのです。
また、デパートにはレストラン街があり、大戸屋やお寿司屋さんなどの日本食料理屋さんも入っています。
食事に対して台湾で大分痛い目を見ていた私は保険をかけておきたかったのです。
とはいえ、次の事項で紹介しますが、タイ料理は私の口にぴったりな状態で、屋台料理を楽しんでします。
食事に困らない
スクムビット校のエリアには、上にあげたデパートのレストラン街に加え
- 激ウマ屋台
- コンビニ
- 生野菜サラダが帰るスーパー
も徒歩5分以内にあるので、食事に本当に困りません。
バンコクにありトップスマーケットと言うスーパーのサラダバーが大変嬉しい。
自分の好きな具材を入れて、重さ単位でのお会計。
100gで25バーツ。
生野菜が食べたくなったらグーグルマップで検索がオススメ。#バンコク#バンコク旅行
@バンコク観光 pic.twitter.com/adC1hgMidK— ウォンバット通信 (@wombatpress) 2019年3月1日
筋トレできる公園の存在
これも大きいです。
近くにあるベンチャシリ公園には、鉄棒やランニングができるエリアがありますので、体を動かしたい方におすすめしたい公園です。
私のコースが4時に終わるので、夕方日が傾いて来てからの運動は気持ちよかったです。
(2月後半の気候です。)
売店もあり、お水の購入にもこまりません。
また、真ん中が池になっていて、市民の憩いの場にもなっています。
私はここで、筋トレしてたらタイ人のおっちゃんに話しかけられました。
タイ古式マッサージ の講習を受けた感想
17,000円の差って結構大きいと思うのですが、振り返ってみてもこっちにしておいてよかったなぁと思います。
もちろん時期にもよるのかもしれませんが、少人数制でおこなる事ができました。
古武道とかもそうですが、体勢や動きがよく洗練されているなと思いました。
とにかく、相手を思いやって無駄がないように流れるようにマッサージを施工していきます。
最初は、まったくわからずに教科書を見ながらでしたが、回数を重ねるごとに、流れがわかってくると、その美しさにちょっと魅了されます。
私は台湾で受けたマッサージは「痛くすぐったい」という感想でしたが、先生から受けるマッサージは心地よく、たまに刺激的という程度です。
またストレッチの要素もある動きもあるので、体が伸びて気持ちいんです。
まだ、基本コースしか終わっていませんが、お世話になった方にお礼としてマッサージをしてあげられるようなれたのは嬉しいですし、バンコクに戻って来たときは上級コースもやってみようかと思っています。
その際は、また改めて記事を書いて感想を紹介したいと思っていますので、ぜひ参考にしてみてください。