台湾料理はまずい 、それとも美味しい?
私は台湾旅行を楽しめなかった人間です。
ただ、私の知人・友人には台湾の旅行が好きで「台湾はご飯を食べに行くだけでもいいから行きたい」という人もいるほどです。
台湾は親日国ともいわれ、日本語を話す方が多い印象を受けますし、人柄も温厚で穏やかな人が多いかなと思います。
また、治安に関してもオーストラリアにいた時よりも、気を張って歩くことがありませんでした。
私が台湾旅行を楽しめなかった1番の理由が「料理が口にあわない」ということでした。
インターネットで台湾旅行で調べると、
- 安くて美味しい
- 人が優しい
- スイーツが良い
- 小籠包が最高
- レトロな雰囲気
といった、ポジティブな部分が前面に出てきている気がします。
もちろん、個人差があるのは重々承知ですし、親日な人が多いと言われている台湾を「がっかり」と表現するのは非常に忍びないのですが、私のように過度に期待して、せっかくの旅行でがっかりしないためにも、私の個人的な見解を正直に紹介したいと思います。
もちろん、
- 「たかだか12日間程度で台湾の何がわかる?」
- 「良いお店を知らないだけ」
という意見もあるかもしれません。
ただ1個人として初めて観光に訪れているので、リピーターの方や住まれている方とは情報格差が大きいのはしょうがないと思います。
私自身、台湾旅行の際に住まれている方や台湾が好きな方の情報を元に、いろいろ食べ回って見た人間です。
その上で、この記事はこれから台湾に行かれる方に、私にはダメだった理由を紹介したいと思います。
1つの意見として参考になれば幸いです。
台湾料理はまずい ?
もしあなたが、
- 炭水化物大好き
- 甘めの味付きがすき
- 揚げ物が好き
- 少なめの量でいろんな種類ためしたい
- スイーツが好き
- 東南アジアの小汚い感じが嫌いじゃない
というのであれば、台湾料理が美味しく楽しめるかもしれません。
ここでは、私が台湾料理がダメだった理由を6つ紹介します。
台湾料理がダメだった理由 1:炭水化物の割合が高い
私は炭水化物が嫌いな訳ではないのですが、おかずに対する炭水化物の量が多く感じました。
私自身が自炊するときに、野菜:おかず:炭水化物の割合が3:5:2くらいがちょうど良いと感じる人間です。
例えば、
台湾料理名物とも言われる「ルーローハン」(ご飯にお肉をのっけた料理)
台南名物担仔麺(タンツー麺)
鴨肉飯
饅頭系
小籠包
などなど、これらに関しては「まずい」ということはないのですが、ちょっと炭水化物の量が多いのです。
私は炭水化物を食べた後の、「だるさ」が苦手です。
なので、炭水化物は少しで十分なのですが、台湾で私が食べられる料理のほとんどがこのように炭水化物が多いので、結果的に自分が楽しめる形で食事を取るのが難しかったです。
では、おかず単品で頼めば良いかなと思うのですが、基本的な味付けがダメでした。
ちなみにですが、私の上にあげて3:5:2の割合で食事にしてから、体型改善を達成することができています
→【器具・ジム不要】ノマドにおすすめ筋トレ6選!【ミニマリスト必見】
台湾料理がダメだった理由 2:基本的に味付けが甘い
台湾人は甘いのが好きなのかなと思うくらい、料理の味付けが甘いのが印象に残りました。
牡蠣をふんだんに使ったオムレツが台湾料理にはあるのですが、これも甘いあんかけがドバッとかかっています。
(上のお皿)
白魚のつみれ?が入ったこのスープ
一見あっさりしている感じがするのですが、茶色のソースがまた甘さを提供してくれます。。。
タンパク質が欲しくて、ステーキハウスに入ったのですが、ここでもケチャップソース?がふんだんにかかった状態でステーキがでてきました。。。
「お腹が満たされる」というよりは「もういらない・・」と感じてしまう味付けでした。
台湾料理がダメだった理由 3:脂っこいのが多い
台湾のお肉系は、
- 揚げ物
- グリル+甘いソース
のどちらかが多い気がしました。
また、上に紹介した小籠包や饅頭系の料理も段々と、くどく感じてきます。
とくに饅頭に入っているお肉は、豚の脂肪の部分もたっぷり入っているので、脂肪が苦手な私は食べるのをためらってしまいます。
お肉は赤みをがっつり食べたい派です。
→オージービーフはまずい ?うまい?様々な部位を食べ比べ&上手な焼き方
台湾の夜市には揚げ物を使ったお店がいたるところにありました。。
また、鴨やアヒル・ガチョウ料理もあるのですが、肉質の問題なのか脂身がすごくギドギドです。
高雄の市場にあったアヒル(350円ほど)
台湾料理がダメだった理由 4:生野菜になかなか有り付けない
上にあげた脂っこい料理を相殺してくれるような、生野菜になかなかありつけません。
屋台などで提供している野菜は全て「炒め物」です。
なので、油まみれだったり、もれなく甘いソースで絡まっています。
私が口をさっぱりさせるために利用していたのは、烏龍茶かフルーツジュースでした 汗
台湾料理がダメだった理由 5:1つの料理が物足りない
台湾料理って、ひとつひとつのお皿が小さい気がします。
上に紹介したご飯もそうですが、料理一個の量が私にとっては少なく感じました。
牛肉麺などはお皿は大きいのですが、スープでお腹を膨らます感じです。
炭水化物が多かったりスープのおかげで、食べた直後は満腹感を感じるのですが、長続きしません。
30分や1時間したら、またお腹がへってしまいました。
これは私の食事スタイルである間欠的断食をしているのが原因でもあるかもしれませんが、
「夜に一気にガツンとたくさん食べる」
がなかなかに難しいのです。
逆に、食べ歩きをひたすら楽しみたいという方にはぴったりなのかもしれません。
台湾料理がダメだった理由 6:臭みが取りきれていない
これは屋台飯に多いなと思いました。
台南で現地で知り合った中華系のグループに夜の屋台に誘われました。
中国語が全くできない私のような人間が一人で入るには結構ハードルが高い屋台でご飯を食べる経験ができたのですが、正直楽しんで食べられませんでした。。。
もちろん、誘ってくれたことに感謝はしているのですが、ご飯を美味しくいただけたかと言われると「いいえ」です。
こちらの豚の血を固めたもの?が入ったスープ
決して劇マズという訳ではないのですが臭い。。
そして、同じ場所で頼んだホルモンも臭みが残っていました。
肉の臭みが好きという人もしっていますが 私は無い方が好きなのでダメでした。
中華圏の人は面子とストレートな否定が好ましくない事を実感中in台湾。
一生懸命勧めてくれる砂糖を揚げたお菓子、豚の血の塊スープ。これら全て「unique flavour」「interesting texture」で切り抜ける俺。#英語表現 #英語学習 #台湾旅行 #英語垢 #台南 #アジア pic.twitter.com/dD4IHySDda— ウォンバット通信 (@wombatpress) 2019年2月18日
台湾旅行にがっかりなその他の理由
私にとって訪れた土地の料理の美味しさは、その旅行の満足度を大きく左右する要素です。
なので、今回の台湾旅行のように食べられる料理を探すのに苦労した場合、満足度が下がってしまいます。
その上で、料理以外に私が台湾旅行で満足を得られなかったのは、
- 日本とかぶる
- 夜市はどこもにたりよったり
- 街の臭いが苦手
- 観光名所に凄みを感じられない
といった部分がありました。
昔日本が統治していたのもあってから、日本を模倣しているのか、街並みが基本的に日本とにています。
また、スーパーなどで売っている商品も日本とかぶります。
台湾料理が口に合わなかった自分としてはこれに助けられたのはありますが、違いがあまり感じられず、それでいて建物の老朽化が目立ち、どうも昭和のころの日本にタイプスリップしたような印象でした。
また、台湾名物の夜市にも何箇所か行ったのですが、あるものがほとんど被っていてる印象でした。
- 鳥の唐揚げ
- 臭豆腐
- 肉麺
- 鶏肉ソーセージ
- 牡蠣オムレツ
- フルーツジュース
- タピオカドリンク
- 焼き鳥
- 焼きイカ
私は臭豆腐の匂いがダメでした。。
街の路地裏とかにも屋台があるのですが、下水の匂い+臭豆腐のコンボ、そしてコンビニに入ると八角の匂いにやられてしまいました。
台南の観光名所を訪れてみたものの、「う〜ん」となってしまうのが多かったです。
これは私が歴史に詳しく無いのが理由かもしれませんが、建物をみても感動しないのです。
台湾には綺麗な海もあるそうなのですが、フィリピンの海を経験してきたあとは、とくにそこまでそそられませんでした。
→コロン島(ブスアンガ島)への行き方 & 旅行記!沈船ダイビングを満喫
今回の台湾旅行では
- 食べ物を探すのに苦労
- 臭豆腐の匂いに撃沈
- 八角の匂いに撃沈
といったこともあり、あまり楽しめませんでした。
この記事を書いている現在バンコクにいるのですが、同じ屋台でもこちらの方がご飯を美味しくいただけていますし、街の臭いも気にならないので、楽しめています。
というか、バンコクに長期滞在しようかと本気で考えはじめています。
- 屋台飯がべらぼうにうまい
- 生野菜サラダが簡単に食べられる
- 道端の手絞りオレンジジュースがうまい
- あたたかい
- 物価が安い
- 綺麗なデパートがあちこちにある
- コンビニに八角臭がしない
まだ、到着して3日目ですが虜になりました。
バンコクやタイに関する記事もこれから書いていきますので、台湾へ旅行しようか迷っているけど・・・という方には私は圧倒的にタイをお勧めします!