GoProの風切り音対策 って結構重要かなと個人的に感じます。
アクションカメラと言われるくらいですから、屋外での撮影する機会が多いと思うのです。
屋外だからこそ起きてしまう「風切り音」。
- 海沿いでの撮影
- 高所での撮影
- 街中での撮影
- スキー・スノーボードしながら撮影
- サイクリング中の撮影
- バイクのヘルメットつけて撮影
せっかく良い動画が取れたとしても、風切り音で台無しなってしまうと残念です。
先日、海辺を散歩する際にゴープロで動画撮影を試みました。
というのも、ゴープロ をリュックのショルダーストラップに固定して撮影するために購入した「Peak Design Capture v3」がどのようなものか使ってみたかったのです。
→ピークデザインのキャプチャーv3 をGoProのPOVキットに選んだ結果
私の使っている機種であるHero7 Blackには「風のみ」という風切り音対策用の設定があります。
それの設定状態で撮影したのですが、結構声が聞き取りにくいくらい風切り音と声がこもった感じで録音されていました。
ということで、今回の記事ではゴープロにある「風のみ」設定にイマイチ満足が行かない場合にお勧めしたい風切り音対策を2つ紹介したいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
GoProの風切り音対策
ここでは、撮影シーン別にお勧めしたい風防対策を2つ紹介します。
それぞれの特徴を加味した上で、ご自身にあった方法を選択する際の参考になれば幸いです。
- ウィンドスレイヤー
- ピンマイクレコーダー
ウィンドスレイヤー
GoPro全体をスポンジ状のケースでおおう方法になります。
天気予報のテレビで、キャスターさんがもってるマイクって左側の方みたいにモフモフしてますよね?
あのモフモフがない状態で風のある屋外で録音すると風切り音が入ってしまいます。
それと同じ要領でもモフモフしたのをゴープロ にかぶせるのです。
こんな感じ
これがウィンドスレイヤーといわれるもので、一番手軽に防風対策ができます。
こちらの方がその効果を紹介してくれています。
ピンマイクレコーダー
ピンマイクレコーダーとは、ゴープロ のマイクではなく、専用の音声レコーダーをもちいて録音する方法です。
映像はGoProで撮り、音声は自分の襟元につけてあるピンマイクから拾います。
私の想定している撮影シーンを考えた時、ウィンドスレイヤーよりもこちらの方が目的を達成しやすいと思ったので、私はピンマイクレコーダーを使うことにしました。
で、購入したのがTASCAMのDR-10Lというピンマイクレコーダーです。
実際に使ってみて、かなり綺麗に音がひろえます。
携帯性も優れているので、もしゴープロと距離を置いて撮影したい場合はおすすめですし、ゴープロ のバージョンがHero7以下の方にもお勧めできるアイテムだと感じます。
→GoProは 外部マイク と音声別撮りのどっちがオススメか比較してみる
ウィンドスレイヤー vs ピンマイクレコーダー
私なりの解釈ですが、風切り音対策にとして、この2つのどちらを選ぶかは、
- GoProの内臓マイクががHero 7 black以上か同等
- GoProと離れた状態での撮影シーンがあるか
- 防塵・破損対策でハウジングをしているか
の3つの項目を考える必要があると思います。
ウィンドスレイヤーがオススメな人
あくまで私の個人的な意見ですが、ウィンドスレイヤーをオススメする人は
- GoProの内臓マイクの性能がHero 7 Black以上
- 自分の近くにGoProを置いた状態で撮影
この2つを満たす人になります。
ピンマイクレコーダーがオススメな人
ピンマイクレコーダーをオススメするのは、
- GoProと自分に距離がある状態での撮影が多い
- ハウジングを防塵・破損防止目的で使っている
- GoProのマイク性能がHero 7 以下
のような環境で撮影することが多い方になります。
ハウジングとは、ダイビングなどをするときにGoPro守るケースなのですが、これを装着した状態だと、音がかなりこもって聞こえます。
また、GoProのマイク性能が低い場合は、たとえウィンドスレイヤーを装着しても、そもそものマイクの機能が低いので残念な音声になってしまうと思います。
ただ、ピンマイクレコーダーのデメリットに音合わせ(同期)があります。
GoProのデータとピンマイクレコーダーのデータは別々なので、映像に合わせて音を合わせる必要があります。
これは、映像データーが複数になればなるほど、面倒な作業になります。
私は現時点で自力で音合わせしていますが、おそらく今後はソフトに頼りそうです。
今の所考えているのは
- アドビ社のプレミアプロ
- Plural Eyes
- Final Cut Pro
のどれかを天秤にかけているところです。
なので、もしあなたの撮影シーンに「GoProと距離が離れている」というのでなければGoProに直差しする外部マイクの方が後の編集に置いてかなり楽になります。
ただ、外部マイクを差し込む場合は電子部分がむき出しになりますので、防水性がなくなるので、その辺はどちらを優先したいか天秤にかける必要があると思います。
ぜひ、参考にしてみてください。