カレーを食べると胃もたれを起こしたり、胸焼けを感じる方にオススメしたい激ウマあっさりカレーを紹介ます。
私はこのカレーを作るようになり、友人・知人にご馳走してから、リピーターが絶えない一品。
『ねぇ、あのカレー作って』
とよく、リクエストいただきます。
胃もたれや胸焼けをすると言った声も聞かず、みなさん大抵おかわりましす。笑
ちなみに私の母親70歳近くもおかわりしてました 笑
それでいて、4人前を作るのに350円弱しかかからないので、大変経済的。
美味しいワインをご馳走してもらう代わりに、私がカレーを作るのです。
まさに『海老で鯛を釣る』状態。。
実際、私はもう市販のルーを購入することはなくなりました。。。
市販のレトルトやルーを使ったカレーは、油で鍋がギドギドになります。
で、そうしたものを消化するのは内臓にとってかなり負担となるのです。
実は、食べ物を消化するのには結構なエネルギーを使います。
これは『若々しさ』を保つ上でも重要な要素の一つでして、猿を使った実験がこちら。
右側の猿は、与えらえる餌の量が左側の猿に比べて30%ほど少なくした状態でした。
毛の艶、顔の表情も左側に比べて若々しさが伝わってきます。
私たちは食べ物の消化の為に『酵素』を消費するのですが、この酵素の量は生まれた時に決まっていて増やすことができません。
そして、この酵素がなくなった時に人間の活動もストップ、つまりお陀仏を意味します。
先ほどの『消化にかなり負担がかかる』というのは、大量の酵素を必要とすると言い換えることができます。
つまり、消化に負担のかかる食べ物ばかりを食べていると、酵素がどんどん失われていき、若い時にはあった活力も失われていきます。
若い時、こどもの時にはガンガン食べることのできた脂っこい食事も、それまでの負担が積み重なり疲弊した結果、うまく消化する元気がなくなっているとも言えます。
市販のカレーのあの『とろみ』は粉と油が大量に使われています。
その使われている油も人体に有害となるレベルに加工されているもの。
そうした油を内臓が処理するのも、また多くの負担となってのしかかります。
混合油や人工甘味料といった有害な物質も肝臓という解毒器官が無毒にしてくれますが、その分内臓は疲弊します。
なので、今回紹介するカレーはそうした質の悪い油は使いません。
なので、サラッとしていてあっさりだけど、コクのある美味しい味に仕上がります。
結論からいうと、スパイスから作る『バターチキン』です。
スパイスカレーと聞くと、ハードルが高く感じるかもしれませんが、全然そんなことはありませんのでご安心を!
ぜひ、一度騙されたと思って作ってみてください!!
私自身もスパイスカレーとは無縁で30年近く過ごしてましたが、今はカレーと言えばスパイス一択です。
事の発端は、
『ルーを使わない本場のカレーってどうやって作るんだろう?』
と思った29歳の夏。
カレーといえばそれまで
- ハウ○バー○ンドカレー
- ク○レカレー
- ジャ○カレー
などなど、ルーを使ったもの一択でした。
で、気になってちょっと調べると様々なスパイスを組み合わせて作るとか。
『うへ〜、なんか難しそう』
『意識高い方専用かなぁ〜』
というのが第一印象。
しかし、先ほども申した通り、私はもうスパイス派です
人はこうも簡単にかわります。
なぜなら、
- 思っていたよりずっと簡単
- しかも激ウマ!
- しかもお手頃
で、スパイスから作れるということで、数少ない知り合いの中で希少価値が高まります。
ただ、ハードルが高そうに感じたのにも関わらず、作ることにしたのは好奇心旺盛な性格なのかもしれません。
それに、ルーで作ったカレーって、鍋がギドギドで洗うのが大変じゃないですか?
あのスポンジに油が残る感じがすご〜く嫌なんですよね。。
で、あの油分がちょっと気になって調べたら、結構ヤバめな感じがしたのもあり、
『何かよくわからない物を体内にいれているんだな』
と思うと、ちょっと1から作って見たいと思ったんです。
まぁ、市販のカレーもあれで美味しいんですけど、やっぱり油分って気になるんですよね。。
もともとガリガリでしたが30近くになった頃、私にはお腹周りに脂肪が蓄えられていた時期があります。
我慢の限界に達した私はダイエット教材を購入し、3ヶ月でスルスル脂肪が落ちていく結果に!
この経験を通じて私は、より自分が口にする物に意識を向ける様になりましたし、ダイエットって簡単じゃんと思う様になりました。
カレーで胃もたれする原因はルーの油?
スーパーで売っている固形のルーは一体何なのか?
↓↓こんなやつ
上にも書きましたが、この固形のルーってかなりの脂肪分でできています。
なんと100g中40g近くが油。。。
そして使われている油も低品質で体にとって良くないトランス脂肪酸が含まれています。。。
このトランス脂肪酸は、『狂った油』、『食べるプラスチック』などと言われ、使用を禁止している国もあるくらいです。
で、このルー100g食べたら油40g摂取することになります。。。
それも質の悪い油分を。。。
体づくりやダイエットにも効果のあるカレーを食べるのであれば、私は圧倒的にスパイスから作るカレーをオススメします!
「え〜。。スパイスからとかハードル高いしめんどい。。。」
「お高いんでしょう・・・」
と思うかもしれませんが、全くそんなことないです!
この記事で紹介するバターチキンはかなり美味いです。
今まで私、15人以上の方に振舞ってきましたが、全員「お代わり」してますし、「また作って」との要望が絶えない一品。
一から作るので、何が入っているのかキチンと把握できますし、使うスパイスはダイエットにも筋トレにも良い効果があります。
そして何より『本当に美味い』んです。
本当、騙されたと思って1回作ってみてください。
ぜ〜ったいに後悔しませんから(キッパリ!)
スパイスの効果
折角ですから、レシピの前にスパイスの効果を紹介します。
ここでは、次に紹介する「バターチキン」使われる主なスパイスの効果について紹介します。
- にんにく
- 生姜
- クローブ
- シナモン
- ベイリーフ(ローリエ)
- カルダモン
- パプリカ
- ターメリック
- カイエンペッパー
にんにく
にんにくは、強い殺菌&抗菌作用や疲労回復と滋養強壮で有名ですよね。
先日2回風邪をひいてしまい、筋トレができない自分に悶々としていました。。。。
にんにくには、ビタミンB1の吸収を高めてくれ、これが疲労回復に繋がります。
ビタミンB1は糖質のエネルギー代謝に必要なので、いくらご飯(お米)を食べてもビタミンB1が足りてなければうまくエネルギーに変換できません。
生姜
生姜には殺菌&体温を温めてれる作用があるため、風邪予防になります。
私自身も最近は毎日少しづつ中華スープや豚の生姜焼きを作って摂取しています。
また、生姜には炎症をなだめてくれる作用があります。
生姜を1日に2g摂取した実験では、生姜を摂取したグループはそうでないグループに比べて筋肉痛を感じる人が少ない結果が出ています。
クローブ
クローブの効果に胃酸の分泌を促してくれるのがあります。
これによって食べ物をキチンと分解してくれるので、栄養も吸収されやすくなります。
また抗酸化作用もあるので、酸性に傾いた(風邪を弾きやすい状態)から体を守ってくれることに繋がります。
さらに抗菌作用によって胃腸を健全にしてくれるので、その役割をキチンと果たしてくれます。
シナモン
これは、私自身も読んでとても驚いたと同時に『シナモンの効果で1記事かけるんじゃないか』と思うくらい有益でした。
シナモンには『インシュリンの感受性を高める』のと『消化をゆっくりにしてくれる』があります。
結論から言うと『体が体脂肪をつくにくい状態』へと持って行ってくれます。
- インシュリンの感受性が高まる
→糖質をエネルギーとして適切に処理されるので脂肪に変化しない - 消化をゆっくりにしてくれる
→血糖値の急上昇を防ぐので、インシュリンの大量発生を防ぐ
インシュリンは糖質をエネルギーとして使えるように身体中に運ぶ役目がある一方で、余った糖質を脂肪に変えて蓄積する役割もあります。
インシュリンの感受性が高まれば、少ないインシュリンで効率よくエネルギーの運搬ができますし、インシュリンの大量発生を防げば、糖質を脂肪に変換する物質がすくなると解釈できます。
なので、シナモンは『体が体脂肪をつくにくい状態』にしてくれる効果があります。
ベイリーフ(ローリエ)
ローリエの効果は消化促進です。
弱った腎臓や肝臓、胃腸の調子を整えてくれる役割もあります。
カルダモン
カルダモンには『口臭を抑える効果』があります。
にんにくを摂取するので、この効果はありがたいですね。
それだけでなく、殺菌作用や血管拡張作用もあります。
つまり血液中の酸素や栄養の流れをサポートしてくてくれます。
パプリカ
パプリカは『新陳代謝の促進・免疫力アップ・貧血予防』に効果があります。
と言うのも、パプリカにはビタミンCや鉄分が豊富に含まれているます。
通常ビタミンCは熱を加えると破壊されてしまいますが、パプリカにはビタミンPの働きによって熱を加えても破壊されない仕組みになっています。
ターメリック
ウコンと呼ばれるターメリック。
何世紀にも渡ってアーユルヴェーダの医療目的でも使われている食材です。
ウコンと聞くと二日酔いや肝臓に良さそうなイメージがあると思いますが、『抗炎症作用やトレーニング由来のストレス反応を弱める作用も』あります。
つまり、筋トレによってできた筋肉の炎症を納め、さらに体にかかるストレスも和らげてくれるので、筋トレをする人にとってはもってこいなスパイスでもあります。
カイエンペッパー
日本語で唐辛子です、『脂肪燃焼』に効果があるので有名だと思います。
このスパイスに含まれるカプサイシンと言う成分が脂肪燃焼に効果があると様々な研究結果から言われています。
この成分によって代謝が上昇するのでエネルギー消費量が増えます、さらにカプサイシンの効果で脂肪をエネルギーとして使う期間が長くなるので相乗効果が見込まれます。
スパイスの保存
中にはスパイスの保存方法について気になる方もいるかと思いますが、私の場合は特におしゃれな専用スパイスラックは使っていません。。汗
洗濯バサミで止めて大きなタッパーに入れて保存という大雑把な方法です。
こんな感じ。
これで特に問題なく保存ができてます。
ちなみに、私が住んでいるのは熱帯気候で雨季の時期は湿度が高い地域。
また福岡に住んでいた時も同じ方法でしたが全く問題なかったです。
参考にしてみてください。
激ウマカレーのレシピ
いかがでしょうか?
スパイスから作るカレーって筋トレや脂肪燃焼にも効果があると思いませんか?
では、早速激ウマバターチキンの作り方を紹介します
材料
材料はパッと見「多いなぁ〜」と思うかもしれませんが、慣れてしまうとなんて全然そんな風に思わなくなりますので大丈夫です
最初の方は確認しながら行う事になりますが、数をこなせばスムーズにできるようになりますし、好みに合わせてパウダーの量を調節したりすることができます
主材料
- 鳥もも肉:400g
- ヨーグルト:大さじ3
- にんにく:1かけ
- 生姜:1かけ
- ホールトマト:1缶
- 青唐辛子(ししとう可):適量
- 生クリーム(動物性のもの※1):100ml
- 砂糖:大さじ1
- バター:50g
- サラダ油:大さじ1
- 水:200ml
- 塩:適量
※1生クリームは植物性のではなく、動物性のものを圧倒的にオススメします
(ホイップと書かれていないもの)
理由は2つあって、1つ目は仕上がりの味が違います。
動物性の方はコクがあって美味しいんです。せっかく食べるなら美味しいカレーの方が良いです。
2つ目は、脂質の質です。
植物性のクリームは化学的にゴニョゴニョしているので、トランス脂肪酸など体によろしくない成分が含まれています。
カレールーの低品質な脂質を避けているのに、こちらで摂取してしまっては本末転倒だと思うんです。
ならば、美味しい方を食べた方が良くないですか?
動物性の方が脂肪分が多いから・・と思うかもしれませんが大丈夫です。
私は動物性しか使っていませんし、先日体脂肪が10%台まで落ちました。
食べ方さえ気をつければ、体脂肪は落ちていきます。
→お腹が出てきたアラサー男が3ヶ月で腹回り11.5cm減らした方法
次にスパイスですが、どこで買えばいいのって方は、アマゾンの『スパイス ラック』というお店が種類も豊富でおすすめです
それにスパイスって小瓶に入ってることが多いですが、その分割高で毎回小瓶にお金払うの勿体無いですよね?
スパイスラックなら、袋詰めで発送してくれるので割安です。
一番最初はスパイスを揃えるのに数千円かかりますが、1回買ってしまえばかなり持ちます。(私は1年以上持っています)
ざっと計算したら最小単位で買っても16回は作れるので一回あたり(4人前)が310円ほどで作れてしまいます。
で、実際に使うスパイスは以下のものです。
(上のストアで検索が面倒な方は下記リンクから直接最小単位(50g)の商品ページへいけます。ちなみに小さじ1は3gですから10回以上作れます)
ホールスパイス
パウダースパイス
実際に作る手順は動画を参考にしてみてください
で、さらにもう1点
カレーにはやっぱりご飯が欲しくなるのですが、私は白米よりも発芽米をオススメします。
理由は、白米と同じくらいのカロリーなのに栄養価が高い(ビタミン・ミネラルが豊富)上に、血糖値の急上昇が起こりにくい(つまり体脂肪がつきにくい)からです。
玄米より発芽米が良いのは、栄養が体に吸収されやすい状態になっているからです。
詳しくはこちらの記事でどうぞ。
→3ヶ月間ダイエットの為にファンケルの発芽玄米を食べ続けた結果
スパイスカレーが作れるとお得?
実は、私自身スパイスカレーを作り始めたのは約2年前
当時体がだるい日が続いていて
『なんとかしなきゃなぁ』
『スパイスってなんか滋養強壮に良さそう』
『ならスパイスからカレー作ってみようかな』
『でも、そもそもカレーってどうやって作るんだ』?
と思っていたところ、アマゾンでたまたま目にしたのが『「ナイルレストラン」ナイル善己の やさしいインド料理』でした
(今回紹介するのはそちらを参考させていただいています)
また、出版社様の許可もえて紹介しております
スパイスカレーの本はたくさんありますけど、これにして良かったなぁと思っています
と言うのも、とにかく説明が丁寧
- 食材の量
- 切り方から
- 炒め方まで
わかりやすく説明してくれてます
スパイスカレーど素人の私ですら『どうしたらいいの』?ってなることがありませんでした
そしてカレーだけでなく、おかず(私のお気に入りはタンドリーチキンです)やドリンクまで。。
これは私がスパイスカレーを作ってみようと思った時には全く気がついていなかったのですが・・・
スパイスカレーでバターチキンとタンドリーチキンが作れるようになってから良いことがありました
それは『宅飲み』と『バーベキュー』がより楽しくなったのです!
この激ウマバターチキンとタンドリーチキンってビールによく会うんですよ
日本人でスパイスからカレーやタンドリーチキンを作れる人って稀だと思うんです。
「えっ!?スパイスから作るの」?
「これが伝説のカレーですか」?
「これビールと本当会う〜」
「これは中毒になるな」
等、数々のお褒めの言葉をいただいております。。
(著者の方様様です)
しかも自分で作るからお店に行かなくても良いし、安上がりだし、うまいし。。。
本当この本買って良かった〜と思っています
ぜひ、料理好き!カレー好き!レアな人間になりたい!って方はスパイスカレーを始めてみてはいかがでしょうか?