電子辞書と紙の辞書 どっちがいいと思いますか?
ちょくちょく聞かれる質問なので、私なりの意見を書きたいと思います。
こんんちは!シゲル(@shigemaropress)です。
日本生まれ、日本育ちで偏差値53の高校を卒業しましたが、TOEIC965、IELTSは7.0取得し、英語を使う会社で働きつつ、副業で外国人を相手にビジネスをして外貨を稼いでいます。
私自身は今辞書を持っていません。
わからない単語に出くわしたら、スマホかPCからWebLioやpopjisho等のインターネット経由で単語を調べるからです。
ただ学生さんなどは、授業中などネットにアクセスできない時もあるので、そういう時は辞書は必要ですよね。
単語を覚えやすいか(頭に記憶として残るか)どうかについては、私は正直どちらを使おうが「関係ない」と思っています。
ただ、私個人の意見としては、辞書を買うなら圧倒的に「電子辞書」をおすすめします。
今回の記事では、その理由を説明したいと思います。
記憶の定着に大差はない
たまに聞くのが「紙辞書で調べた方が単語が覚えやすい」という意見。
紙辞書賛成派の理由に下記のような意見があります。
- 目に入ってくる情報量が多い
- 書き込みができる
- スペルが定着しやすい
- 色分けや図解がある
実は、私はこれに疑問を持っています。
なぜなら、私は単語を覚えるのは辞書で調べた後、つまり「意味を知った後にどうするか」(アウトプット作業)と「出会う回数」(インプット作業)が重要だと認識しているからです。
辞書を使う目的はほとんどが「わからない単語の意味を調べる」です。
辞書はそのための「ツール(手段)」でしかありません。
便利ですぐ覚えられるから記憶に残らないとか、手間をかけて調べたらから頭に残るというのは「ちょっと違うんじゃない」と思っています。
もちろん意味を知るまでのプロセスが無関係とはまでは言いません。
むしろ、自分から自発的に(なんて伝えたらいいのかなぁなど、臨場感や必要感がきちんとある状態で)、人とコミュニケーションを取りながら意味を知った場合には、記憶に残りやすいと思います。
ただ、英文を読んで意味のわからない単語に出くわした→「辞書で調べる」では、そこの調べるにかかる手間(1・2分程度)では記憶の定着を手助けするほど決定的ではないと思うのです。
一覧性は良いことか?
上にあげた理由の一つ「目に入ってくる情報量が多い」。
一つの単語を調べると、そこから様々な情報が目に入ってきて英単語の世界が多方面に広がっていくというもの。
確かに、一理あると思いますが、そもそも調べた単語を覚えるためのエネルギーが、多方面に散ってしまう可能性もあると思います。
また、「調べた単語の意味以外に興味をそそられるか」?が重要な要素になると思います。
興味をそそられなければ、目に入ってもノイズとして処理されてしまうでしょうし、興味をそそられる人であれば電子辞書でもスクロールして自分から読みに行くと思います(私であればそうします)
書き込みができる?
辞書に書き込めるメリットってそこまで重要じゃないと思います。
そもそも自分で英単語を覚えるためのノート1冊くらいはあると思いますので、書き込むのであればそのノートにすれば良いのではないでしょうか?
ちなみに単語を覚える時は「7つの習得度」を意識しすることをオススメします
- 見たら文脈からなんとなくわかる
- 見た瞬間にパッとわかる
- 見た瞬間にパッとわかる・聞いた瞬間に文脈からわかる
- 見た瞬間・聞いた瞬間にパッとわかる
- 見た瞬間・聞いた瞬間にパッとわかる+書ける
- 見た瞬間・聞いた瞬間にパッとわかる+正しい文脈の中で書ける
- 見た瞬間・聞いた瞬間にパッとわかる+正しい文脈の中で書ける+発音できる
ひとえに「覚えている」と言っても、このような違いがあります
全ての単語を7番目の習得レベルまで上げる必要はないと思うんです。
その理由こちらの記事を参考にして見てください。
もし、書けるレベルまで習得したいのであれば、このノートに書き込む作業も重要だと思います。
「単語の意味を知った後の行動」です。
単語の使われ方や、関連情報などを書き込んで、単語を頭に定着させていきます。
書き込む作業を何も辞書に限定する必要はないと思います。
スペルが定着しやすい?
紙辞書の場合、綴りを見ながらか、記憶を頼りに辞書を引くので視覚を通して記憶に残りやすいという意見。
これも上に述べた「調べるのかかる手間」に相当すると思うのですが、たかが知れていると思います。
例えば”Xenophobia”(外国人恐怖症)という単語、私はこれを紙辞書を使って調べましたが、紙辞書の手間がスペルと意味の記憶定着に役立ったとは全く思いません。
“X”から始まる単語量が少ないのもあり、すぐに見つけられました。その意味では手間があまりかからず電子辞書と同じ感覚だと思います。
私がこの単語を記憶に定着させた方法は、「分割」と「類似性」です。
この単語を”Xeno”と”phobia”の二つに分割しました。
“Xeno”には「外来の」という意味があり、”phobia”には「恐怖症」という意味があります。
このように、単語の構成や関連情報をノートに書き込む(意味を知った後の作業)ことによって覚えました。
色分けや図解の効果?
優先順位の高い意味や、重要な意味をフォントの大きさや色分けなどで、教えてくれるというもの。
私はこれをそこまで重要だと思いません。
辞書で単語を引く時って大概が、ある英文にマッチする単語の意味を調べることではないでしょうか?
例えば、”My car is getting serviced at the moment”という英文があり、”serviced”の意味がわからなくて、ここで使われている”serviced”の意味を調べたとします
“Service”には、「サービス」や「奉仕」など意味が使われますが、上記の文では動詞の「点検する」の意味として使われているのです。
わからない英文に合う意味を知りたい時に、優先順位が高い意味を知ることが重要だとはそこまで思えないのです。
だからこそ、上に述べた「出会う回数」を重ねることで、様々な使い方を覚えて単語の「理解力」を上げる事が大切です。
電子辞書をおすすめする理由
学校で禁止されている等の規制がなければ、私は電子辞書を購入すべきだと思います。
「勉強中に電池が切れるかも知れない」という意見もありますが、そんな頻繁に起こることではないと思いますし、日本なら電池の購入は簡単にできます。
携帯性に優れている
やはり、持ち運びが容易にできるのはありがたいですよね。
コンパクトで軽量なので、持ち運びが紙辞書に比べて断然楽です。
様々な機能がついている
一つの電子辞書で何種類もの辞書が搭載されているのに加え、検索履歴や音声読み上げなど多機能な電子辞書。
付属の機能を全部使いこなせる必要があるかは置いておいて、履歴や音声読み上げは良い機能だと思います。
わからない単語をその場で調べて、後で復習するときに履歴は役に立ちますし、音声読み上げは単語の発音の認識に役立ちます。
辞書はあくまでツールである
繰り返しになりますが、辞書は、「わからない単語の意味を調べるツール」です。
電子辞書・紙辞書・ネット辞書のどれを使っても、単語の意味は調べられます。
大事なのは、意味を知った後の作業(アウトプット)です。
だから数万円もする使い切れないほどの多機能な電子辞書よりも、英和・英英・和英が数冊分あり、履歴・読み上げ機能があれば十分だと思います。アマゾンで1〜2万の間で購入できる物で十分だと思います。
参考にして見てください。