ワーホリや留学でこれから外国に中・長期滞在される方に向けて、おすすめな お金の持って行き方 を紹介します
外国にお金を持って行くとなると、気になるのは次の2つの点ではないでしょうか?
- 日本円→外貨の両替時のレート
- 現金の持ち運び vs 銀行の海外送金
もしかして、あなたは次のような方法、またはそれに近い方法を考えていませんか?
最初の数週間分を銀行や両替所で換金して現金で持って行き、現地で銀行口座を開いてから家族・知人に海外送金をお願いする
または
海外のATMで引き出し可能なデビットカードをもっていく
だとしたら、この記事で紹介する方法をぜひ参考にしてみてください
この方法を使えば
- 銀行や両替所よりも確実に良い換金レート
- 銀行の海外送金よりも圧倒的にお得なレート&手数料
- 日本の銀行の窓口で手続きする必要がない
- ネットがあればできるので家族に頼む必要もない
- 日本の銀行口座にお金があれば、良いレートでいつでも換金できる(海外からでも)
- デビットカードのデメリットを克服できる
などなど、これから海外生活するのであれば、知ってて絶対に損はしない方法です
目安としては出発まで2ヶ月あれば余裕を持って手配が可能です
もしあたなが私と同じく『お金は大事だよ〜』的な庶民派であれば、ぜひこの方法を活用してみてください
両替所・銀行はレートが悪すぎる
これから紹介する方法ですが、従来の街中や空港そして銀行の両替所を使ったものとは違います
でも日本在住でパソコン・スマホとインターネット環境があれば誰でも可能な方法です
銀行や両替所での換金を行うと『高い手数料』が取られる上に、為替レートも中値とは大分開きがあります
中値とは?
中値とは、銀行間で売買するときの為替レートです
グーグルで『1ドル』とかで検索すると、そのときの中値が表示されます
つまり銀行や両替所は、この金額から離れた為替レートで換金するほど儲けることができます
最近は両替所も『手数料なし・コミッション0』などと、看板に掲げていますが、そんなのは為替レートに折り込み済みなのは十分に考えられます
要は、手数料やコミッション関係なく、最終的にお得に両替できる方法が大切です
現金の持ち歩きは最小限に留めたい
クレジットカードや銀行のカードは無くしても再発行が可能ですが、現金は落としたら戻ってこないと考えますよね?
海外のATMで引き出し可能なデビットカードもありますが、端数の引き出しができません。。
ATMは基本お札のみの対応、特にオーストラリアの場合は$20札か$50ドル札しか引き出せません
本当は$137残高にあるのに$17は引き出せないんです。。。
それにATMは引き出し限度額がありますので、大きな金額であれば数回に分けて引き出す必要がありますし、その回数分手数料もかかります
だからこそ、
- 持ち歩く現金はお得なレートで最小限に
- 念のため、現金がなくなっても大丈夫なようにカードを用意した上で
- 銀行口座開設後、海外送金で直接振り込む
という手順が理想ですよね
ということで、その手順をお得なレートで、しかも安全に可能にする方法を紹介します
現金は出発前に「マネーバンク」で両替
日本在住で外貨が現金で欲しいのであれば、私はマネーバンクを超絶におすすめします
ほとんど中値で外貨を両替できるなんて、FX口座以外でないと思います
マネーバンクのすごいところは、カード発行や会員登録などの手間がない事に加え、取り扱っている通過も豊富なので、海外旅行時などでも気軽に使えます
ワーホリで人気の国を網羅しています
- 米ドル
- ユーロ
- イギリスポンド
- 中華人民元
- 韓国ウォン
- オーストラリアドル
- ニュージランドドル
- カナダドル
- 香港ドル
- シンガポールドル
- タイバーツ
- 台湾ドル
- スイスフラン
- インドネシアルピア
- フィリピンペソ
- マレーシアリンギット
- ベトナムドン
そしてたった3つのステップで外貨を現金で受け取ることができます
- 申し込み(5分弱)
- 指定口座へ振込
- 外貨現金の受け取り
どれくらいお得になるのかは下記記事を参考にしてみてください
→マネーバンクは評判通り?外貨両替宅配サービスの口コミ
本当に手間なくあっという間に手続きが完了します
先日私も使いましたが、ちゃんとお金が届けられます
最初の数週間分の現金は、このようにして銀行や両替所よりもお得に確保しておきます
ただこのサービスは結構人気なため、在庫不足が結構目立ちます
なので余裕を持って換金しておくことをおすすめします
プリペイド&クレジットカードを活用
ここでは、旅行好きなら持っておいて損はないオススメのカードを3つ紹介します
次のプリペイドカード1つとクレジットカード2つです
- マネパカード(プリペイドカード)
- エポスカード(クレジットカード)
- セゾンブルー(クレジットカード)
マネパカード
ここでいう『プリペイドカード』とは、前もって自分がお金をカードにネット経由でチャージし、ネット上で外貨に両替することができるカードです
カードに入っている金額の分だけ使うことができます
しかもネット上で済ますことができるため、あなたの銀行口座がネットバンキングに対応していれば海外にいても両替が可能となり、現地でお金を引き出すことができるのです
親や知り合いに頼んで、海外送金してもらう必要が無くなります
海外送金を頼むのと、日本の銀行間の振り込みでは相手に対してのハードルがかなり違いますよね
しかもマネパカードの場合、クレジットカードと違い、自分が納得した為替レートで両替することができます
この手のプリペイドカードは、私が知る限り他に2つあります
- マスターカードプリペイドマネージメントサービシーズジャパン株式会社
→マルチカレンシーキャッシュパスポート - 株式会社クレディセゾン
→NEO MONEY
しかし私は断然マネパカードをおすすめします
なぜなら、為替レートが圧倒的に良いからです
ちょっと実際に確認して見てください
例えば、1豪ドルを例にみてみます
Googleで『1豪ドル』の検索結果を確認してください
あとは、上記2つの会社の為替レートを表示しているページに行きます
どちらも、結構上乗せされてるんです
しかしマネパカードは違います。 FXの会社が提供しているためか、圧倒的に違います
残念ながら、マネパカードの為替レートは会員ページでしか確認ができないのですが、どれくらい安いのか私の会員ページから確認した記事がこちら
→お得な外貨両替・換金!マネパカードがオススメな6つの理由
他の2つがマネパカードより優れている共通点は、取り扱い通貨の数です
特にワーキングホリデーで人気のある『ニュージーランド』の場合、マネパカードでは取り扱っていないので、キャッシュパスポートが代わりに使えます
また、キャッシュパスポートの場合はスペアのカードもついてくるので、万が一紛失・盗難にあった場合も再発行までの不便がありません
なので、私的にプリペイドのおすすめ順は
- マネパカード
- キャッシュパスポート
- NEO MONEY
の順番です
年に数回の海外旅行だけなら、マネーバンクや次に紹介するクレジットカードだけで十分ですが、旅行だけでなく海外に住むとなった場合にはプリペイドカードは一枚持っていて損はないと思います
といのも、クレジットカードの場合日本円で引き落とされますよね?
ワーホリで到着して、現地で銀行口座を開設し、仕事が見つかって収入が得られるまでの支出にクレジットカードを使った場合、はっきりといくら請求されるかわからないんです
だって為替レートが適用されるのは、カードを使った時ではなく、カードの請求額確定日などだからです
であれば、海外にいながらネット上で、自分が納得した為替レートで換金してカードにチャージした方が安心だと思うんです
後から思ったより請求額が多くなってて、日本の銀行へ海外送金・・というのも手間ですし
(この日本への海外送金をお得にする方法も後述します)
エポスカード
エポスカードってそこまで有名じゃないかもしれませんが、私は楽天カードよりおすすめします
こんな事言ってる私は楽天カードも持っていてよく使っていましたが、今ではエポスカードを代わりに使うようになりました
その理由は次の3つ
- 楽天のカスタマーサービスの仕組みが残念すぎる
- 楽天市場よりもアマゾンで買い物することが多い
- ポイントの使い道が楽天より柔軟
- 海外旅行保険が自動付帯
私が楽天カードからエポスカードをメインのカードとして使うようになった理由はこちら
→エポスカードのメリットは旅行好きなら見逃せない! 楽天カードと比較
セゾンブルー
もし旅行が好きで、飛行機やホテルは自分で手配する人であれば、セゾンブルーは超絶におすすめします
これからワーホリに行くのであれば、ワーホリ中にも旅行をすると思います
セゾンブルーをおすすめする理由は次の4つ
- 充実すぎるサポートサービス
- 楽天市場よりもアマゾンで買い物することが多い
- 国内外のホテルに安く泊まれる
- 海外旅行保険が自動付帯
セゾンブルーのメリットが素晴らしい理由はこちら
→セゾンのアメックスはブルーがおすすめ!メリットに違いはある?
銀行口座開設後、”Transferwise”で送金
これまでは出発前から到着して銀行口座を開くまでのお金の管理&使い方について紹介しました
ここでは現地で開設した銀行口座に、日本の口座からお金をお得なレートで振り込む方法を紹介します
その方法は、以前から私がこのブログでも取り上げてきている”Transferwise”という外貨送金サービスです
もはや海外で生活するなら是非とも知っておきたい必須のサービスだと思います
このサービスも全てネット上で完結できるため、日本にいても海外にいても手続きが可能ですし、一度使えばその手軽さ、そしてレートの良さに他のサービスを利用する気が失せます
本当に。。。汗
紹介し始めた当初はたしか『外貨→日本円』しか扱っていなかったのですが、最近日本法人もできて『日本円→外貨』へと送金できるようになったみたいで嬉しい限りです
ちなみにどの程度レートが良いのかは、こちらの記事で確認できます
→海外から日本へ送金?手数料を抑えてお得に外貨を円に両替する方法
↑の記事で、外国に住んでる場合の登録方法を紹介しています
このサービスを使うには日本と外国両方の銀行口座を持っていることが必須なので、現地についてからでも遅くはないです
外国で開設した後に、日本の銀行口座から振り込む方法を紹介した記事がこちら
→海外送金の王様!おすすめのTransferwiseで日本円→外貨にお得に両替
もちろん、ワーホリが終わって帰国する時にも稼いだお金を円にして日本の銀行口座に直接振り込むことができます
→帰国?ワーホリで稼いだお金を海外送金でお得に 持ち帰る方法
おすすめな お金の持って行き方 のおさらい
いかがでしょうか?
今回紹介した方法は私も実際に使っていて、もう感謝しまくりなサービスです
たった一度の登録で今後の両替作業にかかる手間がグンと減ります
空港や銀行の両替所で待つ必要もないですし、良いレートを探し求めて歩き回る必要もありません
最後にこれまでお伝えした内容のおさらいになります
- プリペイド&クレジットカードの申し込み
- マネーバンクで『現金の両替』
- 銀行口座開設
- Transferwiseで送金
プリペイド&クレジットカードの申し込み
何か会った時の強い味方となってくれるカードを用意しておきます
プリペイドは『マネパカード』
クレジットカードは『エポスカード』と『セゾンブルー』がおすすめです
この辺は余裕をもってぜひ出発の2ヶ月前には申し込みをしておきたいところです
マネーバンクで『現金の両替』
こちらは口座開設や審査などがないので、申し込めばすぐに外貨を受け取ることができます
外貨を家まで宅配してくれるので、全国どこにいても受け取ることができます
ただ、それはつまり『競争が高い』事を意味します
結構在庫不足が続くことがありますので、こちらも余裕をもって両替しておく事をおすすめします
銀行口座開設
現地に着いてから、銀行口座を開設します
この時、必ずオンラインバンキングもできるように申し込んでおきます
でないと、せっかくネット上でできる両替のメリットがなくなってしまいますので・・・
Transferwiseで送金
銀行口座を開設したら、Transferwiseの口座を開設します
Transferwiseの口座開設に関して記事を書いてきていますので、ぜひこれらの記事を参考にお得な海外送金を行ってみてください
やり方はすごく簡単でシンプルです
一度覚えれば、帰国の時にも円に両替して日本の銀行口座に直接振り込めちゃうので、Transferwiseは開設した方が絶対にお得です
ぜひ参考にしてみてください