ネイティブの容赦ない英語を理解できるようになりたければ、 1000時間ヒアリングマラソン はかなりお勧めです。
あなたの英語力、次のどれかに当てはまりませんか?
- リスニング力が停滞しているけどどうして良いかわからない。。
- テストでは高得点!でも生の英語はズタボロ。。
- Youtubeで生の英語をガンガン理解したい!
- ネイティブ同士の会話も聞き取れるようになりたい!
- 英語がモゴモゴしてクリアに聞こえない
- ネイティブの英語が早すぎて耳が追いつかない。。
- 『なんとなく理解』→『鮮明に理解』にレベルアップしたい
英語上級者とネイティブの間には、おおきなギャップがあります。
今のあなたのリスニング力が上記の1つにでも当てはまるのであれば、ヒアリングマラソン1000時間コースは大きな味方になってくれます。
ここでは私の体験談を元に、なぜ1000時間ヒアリングマラソンが上記の人たちにお勧めするのか紹介したいと思います。
3回『井の中の蛙』を経験して知った事。。
今でこそYoutubeでネイティブ向けの動画を楽しめていますが、大きく分けて私は3回リスニングで打ちのめされた経験があります。
3回とはいえ、1回1回を乗り越えるのには、それなりの時間がかかりました。
私は『自己流』で試行錯誤しながら勉強してきた為、リスニング学習はかなり遠回りをしたほうだと思います。
だからこそ、1000時間ヒアリングマラソンを受講した時に、
『あっ!これ、俺が5年近くかけて気づいた事が普通に書いてある。。。』
『これを最初から知ってたら大分、効率よく勉強できたんだろうなぁ。。』
と思い、凹んだのが正直なところです。
私がリスニングにおいて、打ちのめされた経験は次の3つです。
- オーストラリア到着してすぐ
- 大学生活をスタートした時
- 私以外全員ネイティブのバイト先
問題の先延ばしで味わう当然の結果
一番最初に打ちのめされたのは、オーストラリア到着してすぐです。
日本生まれ、日本育ちの私は高校卒業までずっと日本で過ごしてきました。
『オーストラリアの大学に行きたい!』
そう思った時に必要だったのが、TOEFLという英語の試験。
始めて受験した時は、ただ音声が流れていくだけだったのを記憶しています。。。
『これはマズイ・・・』
『全くわからないぞ・・』
そう思った私は、理解できないのは単語を知らないからだと思いTOEFL用の単語集を徹底的に勉強しました。
しかし単語を単体で勉強しても『リンキング』があるので、英文になった時に聞き取れる単語は少ないのです。
リンキング?
『リンキング』とは、単語と単語を繋げて発音する音です。
Do you wanna が”ドゥーユーワナ”、ではなく”ヂュワナ”に聞こえたりする現象のこと
日本語でもありますよね?
なんというか→なんつーか etc
だから2回目の受験では、案の定ところどころしか拾えません。。
『早すぎて、理解が追いつかない・・』
『聞き取れた単語から推測しかできない』
1回の受験費用も高いので、結構焦っていた私。。
なんとしてでも点数が必要だった私は、テスト形式を覚えたり、質問文を読んで全体像をあらかじめ把握(先読み)したりと、点数を取るための『テクニック』を重点的に押さえました。
(以前はペーパー形式だったので、質問文を前もって把握できたのです。)
なんとか入学に必要な最低限のスコアをギリギリで取得し、
『これでオーストラリアに行ける』
と安堵していた私。。
到着して早々、飛行機の遅延や学生寮の手違いなどでトラブルが続いたのですが、全くもって相手の言っていることが聞き取れませんでした。。。
飛行機の遅延は、日本語が流暢な空港職員に助けられ。。
学生寮の手違いは、日本人留学生に助けられ。。
全く自分で対応ができないくらいダメダメでした。。
私のTOEFLのスコアは、実力ではなくテクニックでかろうじて取ったものなのに、それを忘れて心のどこかで慢心していた部分があったのです。。
オーストラリアに出発前、高校の視聴覚室でなんとなーく何回か見た『フレンズ』という海外ドラマ。
当時は全く聞き取れていなかったわけですから、現地に到着してもそのレベルの英語が聞き取れるはずがない。
今考えてみれば当然と理解できるのですが、その時は
『実際に行けば大丈夫だろう』
と根拠のない自信で現実から目を背けていました。
オーストラリアに来る前に一体どれだけの時間を英語のリスニングに費やしただろうか。。
1日どれくらい英語に触れていただろうか?
全く聞いていない日がほとんどで、聞いたとしても1日30分もあれば良い方だったと思います。
仮にそれを週2回、一年間やったとしてもトータルで51時間です。
たったの51時間。
それもやみくもに聞いてる51時間。
今となって振り返ってみると、英語が聞き取れるようになるために必要な事が欠けています。。
つまりリスニングに費やした時間が圧倒的に少なかったのです。。
思いやり英語に甘んじていた
2度目の挫折は、語学学校から大学へと進んだ時でした。
大学に必要なTOEFLのスコアをギリギリで満たしていたのですが、大学側から『システムが変わった』とか言われ語学学校へ送られた私。
当時は『TOEFL頑張った意味ないじゃん!』と憤慨しましたが、今考えてみれば、あのレベルで大学に入っていたら壊滅的な思いをし単位すら取れなかったのではと思います。
語学学校での生活にもなれ、自分の環境で使われている英語も徐々に理解はできていた私。
大学の授業を受けて、またもや挫折をあじわいます。
大学の講義では、教授がドンドン話します。
話す内容もアカデミックなものなので、専門用語などがたくさん使われているので、語学学校時代に触れていた英語とは質が違うものでした。
日本語でもそうですよね?
私たちが一般的に会話で使う言葉と、大学の教授が使う言い回しや教科書の日本語は異なりますよね?
それに加え、語学学校は基本的に先生以外は非ネイティブです。非ネイティブの英語に慣れてもネイティブの英語が聞き取れるとは限りません。
また、先生も仕事ですから、生徒にはわかりやすい英語を使います。
先生同士で会話をするときは明らかにスピードも質も違います。
何より私が聞き取れていなかったのでその違いを認めざるを得ませんでした。。
大学のグループワークで知り合う人や、友人もそうです。
彼らは、私と意思疎通ができるために、あえて使う言葉を選んで話しかけてくれます。
つまり、思いやりのある英語に私は浸かっていた状態です。
その部分に気づいていたものの、私はそこまで重く考えず『まぁ時間が解決してくれるだろう』と気楽に構えていました。
でも、そんな考えを改めるきっかけをくれたのが、ファーストフード店でのバイト経験でした。
リスニングでキチンと理解していなかった
3回目の挫折は、現地のファーストフード店でバイトした時。
大学の授業や教授のスピードに慣れ、ある程度はリスニングができるようになったと思い込んでいた私。
そんな思いはここでぶちのめされる事になります。
- ネイティブ同士の容赦ないやりとり
- スピーカー越しに聞こえて来る不明瞭な音声
- 口語英語が盛りだくさんの会話
- 圧倒的なスピードによるオーダーの連続
バイトを始めたばかりの時は本当に理解できず、自分が給料泥棒な気がして、紹介してくれた友達に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。。
1ヶ月、この英語シャワーを浴びても、全くリスニング力が上がっている気がせず、『時間が解決してくれる』なんて悠長な事考えていられませんでした。
なんとかしなければ。。
そして、腑に落ちて気が付いた事。
大学の授業が理解できていたのは、教科書の内容をあらかじめ予習していたからこそ。
つまり頭に知識として入っている、馴染みのある分野であれば、単語や話の流れから意味を推測できます。
『俺はリスニングでキチンと理解していた訳ではなかったんだ。。』
と、その時になって、ようやく気が付いたんです。
もちろん、馴染みのある分野や、興味・知識のある分野で、リスニングの学習をする事は高い効果がありますから私もおすすめします。
自分に知識がある分、英語そのままで理解しやすい(←これ重要!!)です。
でも、その知識に頼った理解ばかりでは、
『きっとこういう意味だろう』
『この事を言っているんだろうな』
この『なんとなく理解』という領域から永久に出られいかも。。
そこに気がつき、対策を考えてからです。
私のリスニング力が停滞期から脱出したのは。
『なんとなくに甘んじたらダメなんだ。。』
『わかったつもりはもう辞めよう』
そこに気が付いてから、やり方を抜本的に変えました。
まず買ったのは音声レコーダー。
- テレビやニュースの聞き流しを辞めた
- ディクテーションを徹底的に行なった
- 同じ箇所を何回もしつこく聴いた
- 意味がわかった状態で何回も聞いた
- わからない箇所は、徹底的に調べた
- それでもわからない部分は友達に聞いた
他にもありますが、これら勉強法をしばらく続けたあたりから、どんどんクリアに聞こえるようになってきました。
それこそ、相手が話す英語をそっくりそのまま頭の中で追いかけることができるのです。
相手の話す英文が頭の中で復唱できれば、意味がクリアに理解できます。
ピントがボヤけていた写真の景色がハッキリと認識できるようになった感覚です
英語を聞いて推測に頼る場面がほぼなくなりました。
だから
『なんとなく理解』→『ハッキリと理解』
このステップアップを目指すのであれば、なんとなく分かる音声を、なんとくなく聞き続けてもダメだとわかったんです。
だからこそ1000時間ヒアリングマラソンは、ここのステップアップを目指す人には効果的な教材だと思うのです。
1000時間ヒアリングマラソン で見込める効果
1000時間ヒアリングマラソンの目的は、
手加減なしの英語が聞き取れるようになる
という部分に重点をおいています。
だから、英語音声は『生の英語』にこだわっています。
ただ『生の英語』だけであれば、それこそYoutubeやPodcast、海外ドラマや映画を使うこともできます。
でも、それらはネイティブ向けなので、肝心な『解説』がありません
良くて字幕が手に入るくらいです。
でも、それでは結局は自分の理解が本当に正しいのか不透明です。
リスニング力をキチンとつけるには、
『正しく理解できているのか』?
この部分をしっかりと意識することが大切です。
私の場合はネイティブや英語が堪能な友達に意味確認したり、インターネットで検索しながら意味を確認していたので、結構時間と手間をかけていたと思います。
例えば、Youtubeのネイティブ向け動画を学習素材に勉強しよう英語を聞いた時、
- 聞こえた音は、実際に話された英文と同じなのか?
- その英文に使われている意味の解釈は正しくできているのか?
この2点を、一からするのって時間がかかる作業でもあります。
次の動画で試してみます。
これはオーストラリアのドラマ”Kath & kim”のとあるワンシーン
1の作業はつまり『ディクテーション』です。
この作業は『聞き取れる音』を広げるためにとても大切な勉強方法です。
だから何回も聞き返して、少しづつ英語を拾っていくのですが、どうしても聞き取れない音というのも存在します。
しかもネイティブでも聞き取れない音は存在します。
しかし、彼らは自動的に頭の中で補正・修正をかけることができます。
それはほぼ100%的中できる修正です。
これは私たちも日本語で常日頃行なっていること。
何かに集中していて、急に話しかけられた時、最初の方は聞き取れなかったけど、最後の方に聞き取れた時って
『ん?あっうん』
って返事する時ありますよね?
そんな感覚です。
これができるのは『文法知識』やそれまで積み重ねてきた『経験』と『会話パターン』が染み付いているからです。
私の感覚では5回集中して聞いても聞き取れない場合は、何回聞いても聞き取れるようにならないと思います。
なので、それ以降はスクリプトを確認して『あぁこの英文はこうやって言ってるんだ』と進めたほうが時間効率が良いです。
でも、スクリプトがないと永遠に『分からない部分は分からないまま』で終わります。。
では、次にディクテーションで英文を次のように書き出したとします。
Man: Just ask me. I’ll be honest with you, you’ll be honest with me.
Woman: I don’t wanna talk about it.
Man: Is there something I’ve said or something I’ve done?
Woman: Brett do you think I look fat ?
Man: Don’t ask me that, Kim
Woman: Why? It’s just a question. What you think? I’m fat?
Man: I don’t wanna fight.
Woman: Brett! I’m not gonna bite your head off. C’mon! Do you think I’m overly big?
Man: I don’t care about your weight. you could be the size of a house, I sill love ya!
Woman: The size of a house,… Where do you get off!!?? You should take a look in the mirror sometime, you know oil painting yourself baldy.
Man: You should…
Woman: You know ! there are millions of guy out there, who think I’m hot even if you, my husband, doesn’t!! Thank you for that, Brett !!
赤字の部分は、英語の特徴である強弱・抑揚の弱い部分で、こういった部分は聞き取れない場合、文法や会話パターンの経験によって補う必要がある箇所です。
そして青字の部分、あの怒りの場面で
“Where do you get off?”
get off は通常『降車する』に近い意味。そしてこの場面では両方とも車に乗っています。
そして前後関係を考えても、明らかに『あんたどこで降りるのよ』?とは違う意味です。
『車から降りろ!』と言いたければ、
“Get out !”
が使われます。
そして、辞書で”Get off”の意味を調べます。
明らかに、ここにある意味の中では、しっくりきません。
違う辞書などを使って調べても、おそらくそのままでは意味が確認できないと思います。
なぜならここの”Get off”は、”Where do you get off”でイディオムとして使われた時、”How dare you! (よくもそんなこと!)”と似た意味になるからです。
『あっもしかしてイディオムなのかな?』と気がつくことができれば良いのですが、”get off”という身近な単語だからこそ、気がつきにくい場合もあります。
このような経験ってあると思うんです。
その点、解説があればすぐ確認できますし、そこの手間を一気に省くことができます。
1・2回であれば小さな遠回り程度ですが、英語に多く触れれば触れるほど、このありがたみを感じることになります。
『なんとなくわかる』から脱却できる。
たくさん英語を聞くことは大切ですが、量だけのアプローチでは絶対に『なんとなくなら分かる』の停滞期から抜け出せません。
聞いた英文を頭の中でそのまま再現できる聞き取りのスキルと、その英文を理解できる読解力が求められます。
『あぁ。きっとこういう事言ってるのかな』?
『多分、こういう意味なんだろうな』?
英語をたくさん聞いているのに、この『なんとなく』から脱却できずに感覚で理解している人が沢山います。
これは触れている英語が
- 自分のレベルにあっていない
- スクリプトが確認できない
- 意味を状況や身振りから推測している
という状態が大いに関係しています。
まさにYoutubeや海外ドラマで勉強した時と同じ状況です。
自分のレベルにあっていないから、聴いた英文をそのまま拾えません。
だから単語を拾う方法に頼ります。
また、スクリプトが確認できないから、聞き取れなかった単語も調べられません。
その為、拾えた単語から意味を推測することに慣れてしまうのです。
そして、ずっと『なんとなくしかわからない・・』という状態にはまっています。
仮に全て拾えたとしても、その英文をキチンと理解できる読解力がなければ、『なんとなくしかわからない・・』という状態のままです。
だから、正しく理解できる状態で英語を聴くのはとても大切なんです。
基本的に聞き流しをすると、脳はその音を『聞き流してもいい音』と認識するようになってしまうのでやめたほうが良いという意見もあります。
私はそれに同意します。
生の英語を理解するためには。。
テストや教材で使われる英語というのは、基本的に英語学習者向けです。
だから録音する環境も静かだったり、話し手も学習者の事を考えてハッキリと話しています。
これはこれで、初心者〜中級者にとっては大切な要素です。
しかし、学習者向けの音声で勉強している限り、リスニング力は必ず頭打ちします。
バッティングセンターで80kmの球で練習し続ける限り、140kmには時折対応できるくらいのままです。
英語も同じで、英語学習者向け用の音声を聞き続ける限り、ネイティブ同士の会話はところどころ単語を拾えるだけに終わります。
だから、ネイティブ同士の会話を聞き取れるようになる為には、実際にそのレベルの音声で学習するしかないのです。
そして、そのための下地である『文法知識』や『読解力』があることが大前提です。
1000時間ヒアリングマラソン の中身
1000時間ヒアリングマラソンの公式サイトには、対象者がTOEIC550〜満点レベルを対象としているので、いろんなレベルのセクションがあります。
『TOEIC550』以上が対象だったので、すでにTOEICで高得点がある方には『簡単なのも多いのかな』?と思うかもしれません。
あなたにとって簡単なセクションほど、スピーキング練習にはもってこいなセクションなんです。
読める・聞けるけど、書く・話すができないというのは、難易度が違うからです。
自分にとって読める・聞ける表現を話せる様に持っていくのです。
もちろん『生の英語』を聞き取れるようになるのが主な主旨なので、TOEICリスニング満点の私でも『あれ、今なんて言ったんだろう』となる箇所が随所に見られます。
特に私がリスニング力アップにお勧めする押さえておきたいセクションが次の4つです。
Training Gym
このセクションは、穴埋め的にディクテーションを行うのですが、自分のリスニングの弱点を洗い出すことができます。
特にコーチの柴原さんが『音の捉え方』というのをキチッと解説してくれてますし、読者が抱える悩み相談に対する答え・解説をしてくれるので、大変勉強になります。
News Views
『なんとなく理解』→『ハッキリ理解』へのステップアップにかなり役立つセクションです。
全てのセクションに共通することですが、ここもスクリプトと日本語訳があるので、『なんとなく理解したつもり』が高確率で崩されます 汗
スクリプトでちゃんと英文を確認し、意味も理解できるのでリスニング力アップに大きく貢献してくれるセクションです。
Screening Room
映画のワンシーンを使った勉強になります。
映画の台詞って『管理された生の英語』だと思います。
必ず監督の確認がシーン毎にあるわけですから、見ている人(ネイティブにとって)に理解できるのが大前提です。
つまり、どんなに我々が『不明瞭』や『早い』と感じても、ネイティブからしたら万が一聞き取れなくても推測可能な『生の英語』という事です。
『生の英語』って意外と簡単な事を言っているけど、それが聞き取れない事ってザラにあります。
スクリプトを確認すると、『えっ!?こんな簡単なこと言ってたの?』という場面が結構あります。
このセクションは難しいですが、『生の英語』を聞き取れるようになるためにはかなり効果的なセクションです。
Dictation Contest
教材の中で唯一スクリプトが確認できないセクションです。
毎月一回、テストとして出題されます。
回答は締め切りを過ぎるとダウンロードできるようになります。
ディクテーションは、英語のあらゆる分野が鍛えられるし、記憶に定着しやすいので、本当に欠かせない学習方法です。
ネイティブの音声をバンバン解説してくれる”English Journal”
ヒアリングマラソンには、おまけとして”English Journal”が付いてきます。
いや、『おまけ』としてカウントするなんて勿体ないくらい立派な学習用教材となります。
この雑誌は1年間の購読契約すると17,000円弱するのですが、これが教材の一部として付いてきます。
English Jornalは英語を学びながら同時に『外国の人たちの視点』というのを学べる教材だと思います。
特に日本に住んでいる・日本人と関わりの深い人たちの意見がたくさんあるので、勉強になることがたくさんあります。
だから、これから海外に住もうと思っている方や、仕事で外国人と接する人にとっては、とても為になる情報が英語で学ぶことができる為、ぜひ有効活用した素材です。
日本人と外国人の仕事に対する意識の違いだったり
日本人が外国人に向けて情報を発信する際の間違いなど
人によっては、興味をそそられる分野ではあると思います。
ちなみに何気に私のお気に入りのコーナーが『Mystery Speakers』です
ある『モノ』の自己紹介が、収録されています。
英文スクリプトは掲載されていないので、音声を聞いてその『モノ』が何なのか答えます。
『生の英語』が聞き取れる世界
手加減なしの『生の英語』に対応できるようになると世界が一気に広がります。
なぜなら、日本語の情報量と英語の情報量にはとてつもない差があるからです。
つまり
『英語を勉強』→『英語で勉強』
にシフトすることができます。
私は、今筋トレやダイエットの『身体作り』にとても興味がるのですが、その情報量は英語と日本語では雲泥の差があります。
この分野は欧米が日本よりもかなり進んでいるので、英語で得られる最新の情報はとても為になります。
そして、『生の英語』に対応できるようになるもう一つのメリット。
それは、
今後リスニングや語彙力の為に英語教材を買う必要が無くなります!
なぜなら、インターネットに溢れるネイティブ向けの動画でどんどんステップアップしていくことができるからです。
実際に私は、Youtubeでお気に入りのコメディアンの動画を楽しみながら同時に英語を勉強しています。
そしてもちろん海外旅行も自由度がかなり増します!
このブログでも紹介していますが、私は旅行が大好きです。
パッケージツアーではなく、自分で手配することで、お得に済ます事ができますし、よりツアー会社の旅程に合わせる必要がないのでより自由度が高い旅行が楽しめます!
手配するだけなら、英語力が高くなくても可能です。
でも、現地に着いてからの経験や体験に大きな差を産んでくれるのは間違い無いです。
コミュニケーションを取れる人の数が数十倍に膨れ上がるわけですから、いろんな人との出会いをより濃いものに変えてくれると思いませんか?
1000時間ヒアリングマラソン 受講に必要なレベル
アルクの公式サイトでは、『TOEIC550〜・英検2級〜』とあります。
あくまで私の意見ですが、TOEICは800以上か英検準1級は取れるレベルがないと挫折しやすい教材だと思います。
で、結論からズバっというのであれば、『TOEIC550・英検2級』のレベルの方は買わないほうが絶対に良いです!
正直『TOEIC550〜・英検2級〜』というのは、あくまで販売窓口、対象者を増やす事でより多くの購入者を狙いたいというアルクの狙いがあると予想されます。
その為、そういった方達でもできるセクションはあるけれども、実際は『もう無理。。』ってなるセクションで占められてると思った方が良いです。
つまり開始するために必要な
最低限のレベルなのであって、
有効活用できる最適なレベルではない
という事です。
もちろん、
『英検2級やTOEIC550付近の方が、この教材を使って全く意味がないか?』
と言われれば、そんな事ないと思いますが、考えてみたら嫌じゃないですか?
そのレベルに対応しているセクションが全体の中で1割くらいだとして、後の9割は歯が立たないから、その1割でひたすら勉強し続けて残りの9割に対応できるようになる英語力を身につけるって、勿体無いと思うんです
しかもその9割はどんどん月ごとにどんどん溜まっていくんです。。。
1ヶ月で英検2級レベルからグンとリスニング力をあげるのは、可能性はゼロでなくともかなりハードルが高いです。
挫折街道まっしぐらだと思いませんか?
では、TOEICや英検ですでに高いレベルにある人にとって、英検2級レベルの問題は無駄なのかといえば、そんなことは全くありません!
逆に自分にとって簡単なものは『スピーキング』のための素材として活用すれば良いのです。
だから1000時間ヒアリングマラソンを受講するのであれば、TOEICは800以上か英検準1級は取れるレベルは最低限欲しいというのが私の見解です。
あくまで私が思う1000時間ヒアリングマラソンを有効活用できる英語レベルとあなたが到達したい英語レベルを紹介します
■有効活用できるレベル
- TOIEC高得点だけど、映画やドラマは壊滅状態
- 教材用の英語は大丈夫だけど、生の英語で挫折している
- 文法は一通り頭に入っていて、リーディングは結構できる
- 『なんとなく理解できる』から停滞している
■目標とするレベル
- 英語を頻繁に使う環境で、ネイティブと肩を並べて仕事をしたい
- ネイティブ同士の会話スピードについていけるようになりたい
- YoutubeやPodcastのネイティブ向け動画を難なく楽しみたい
- 海外旅行で現地の人と積極的にコミュニケーションをとって体験の質を高めたい
これはあくまで私の目安であって、あなたの判断材料の1つになれば良いなと思って載せました。
なので最終的にはご自身で試聴サンプルを試して、自分の感覚を大事にしてください。
下記公式サイトより、試聴が可能です。
→1000時間ヒアリングマラソン [音声DL・電子書籍付き]
レベル別ヒアリングマラソン
上にも紹介しましたが、1000時間ヒアリングマラソンは、教材英語から生の英語へとステップアップの為に使いたい教材です。
『教材英語もまだまだ聞き取りには苦労する。。』
『生の英語は自分にはレベルが高すぎる。。』
そういった方のために、アルクは難易度別のヒアリングマラソンも用意しています。
Kikuzoに関しては、こちらの記事もご参考ください。