「出席する」だけじゃない”attend”の意外な意味と用法

結婚式や卒業式に「出席する」の意味の”attend”

実は結構幅広い意味を持っています。

こんんちは!シゲル(@shigemaropress)です。
日本生まれ、日本育ちで偏差値53の高校を卒業しましたが、TOEIC965、IELTSは7.0取得し、英語を使う会社で働きつつ、副業で外国人を相手にビジネスをして外貨を稼いでいます。

例えば、仕事が休みの日にメールが来た場合に備えて、自動返信機能を使う事ありますよね?

生憎、○○日まで不在となります。○○日以降返信させていただきます

今回の記事では、「出席する」以外の”attend”の意味について触れ、単語の持つ「イメージ」を認識する重要性を紹介したいと思います。

今回紹介する意味は次の3つです

  1. 対応する
  2. 付き添う・仕える
  3. 耳を傾ける
目次

Attendの意味1:対応する

冒頭の例文を使って紹介します。

これは、ビジネスメールで使えるフレーズなのでぜひ覚えておくと便利です。

I’m away from the office until the ○ of ● with limited access to email. I will attend to your email on my return, or alternatively, you can contact Tarou on 012-3456-789 in an emergency. Thanks.

→生憎、●月○日まで不在となり、メールに対応できる時間が限られます。
戻り次第対応いたします。緊急の場合は、012-3456-789の太郎までご連絡ください。

“attend”を自動詞として使っている為、前置詞の”to”が必要になります。

同じようにプレゼンテーションの場などで、使えるフレーズ

I will attend to your questions at the end
→質問には最後に答えます

この言い回し(”attend to 対象物”)のイメージとしては、「自分を対象物に向ける」感じです
※”to”は下記画像の矢印にあたります

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「あなたのメールに自分を向ける」=「対応する」

「あなたの質問に自分を向ける」=「答える」

“attend”の持つイメージを頭に描いて、それを日本語に直す感覚です。

Attendの意味2:付き添う・仕える

上記の「自分を対象物に向ける」をイメージしたまま、今度は下記の英文を読んでみてください

・Those soldiers had to attend upon the queen
→その兵士達は、女王にattendしなければならなかった

前置詞が”to”から”upon”に変わりました

“uppm”は”on”とほぼ同等の意味ですが、やや形式張った単語になります
引用元:Oxford Dictionary

前置詞の”on”には様々なイメージがありますが、その中でも「支える」イメージがこの表現ではしっくりくると思います。

“to”を”on”に変えることで、「向ける」から「支える」にニュアンスが変わったと解釈できます。

Attendの意味3:耳を傾ける

では、下記2つの英文の場合はどうでしょう?

I’m afraid I wasn’t attending to what was being said
→言われている事に”attend”していませんでした

She didn’t attend to a word of my sermon
→彼女は私の説教に”attend”しなかった

“attend”の名詞に”attention”があり、”pay attention  to”で「〜に注意を払う」という表現があります。

耳を傾けると似た意味ですね。

単語のイメージを認識

いかがでしょうか?

単語の持つ「イメージ」がわかれば、英文を解釈できる幅が広がると思いませんか?

もし”attend”=「出席する」だけで認識していた場合、”I will attend to your email”が「メールに出席する」?ってどういう事?ってなりますよね

だからこそ、私は英語を単語帳で覚えるやり方はおすすめしません
Fotolia_45942613_XS

それよりも英文を読み文脈から単語を学ぶ事で、単語の持つイメージ少しづつ頭に入れていく方をお勧めします。

その方が、様々な英文に対応できやすい柔軟な英語力が手に入ると感じています。

最初は大変かもしれませんが、この方法の方が後々爆発的に英語読解能力がつきます。

ぜひ参考にしてみてください。

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