初詣を英語で説明しよう!英語のライティング練習問題

日本の伝統行事である「初詣」

これを英語でどのように説明しますか?

外国人観光客が戻り始めるであろう今後に向けて、ある程度は説明できるようにしておきたい人もいるかもしれません。

そこで今回の記事では、「初詣」をライティングのトピックに取り上げてみたいと思います。

こんんちは!シゲル(@shigemaropress)です。
日本生まれ、日本育ちで偏差値53の高校を卒業しましたが、TOEIC965、IELTSは7.0取得し、英語を使う会社で働きつつ、副業で外国人を相手にビジネスをして外貨を稼いでいます。

神社参拝のルールなども合わせて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

初詣とは?

そもそも「初詣とは何か」を少し掘り下げて説明できますか?

ただ「正月に神社やお寺に行く事」では、聞いた方も「そうなんだ」で終わってしまうと思うので、これはちょっともったいないと思うのです。

「初詣」に関する知識を少しつけておく事で、会話の内容にグッと深みを増す事ができるのではないでしょうか?

せっかくなので、ここでは初詣について以下3つの項目にふれていきます。

  1. なんで神社やお寺に行くのか?。
  2. 行って何をするのか?
  3. どんなルールがあるのか?

なぜ初詣?

なぜ日本人は元旦に「初詣」に行くようになったのでしょうか?

始まりは諸説ありますが、目的は「その年1年の幸せ・豊作を祈願する」ためです。

大抵の人は元旦・三が日までに神社やお寺に初詣に出かけます。

「祈願」は神道の行事です、なぜお寺も初詣に使われるのか?

それは明治時代の「神仏分離・廃仏毀釈」が打ち出される前の「神仏習合」の概念があった為の名残です。

初詣に行ってすること

初詣に行く理由は「一年の幸せ・豊作を祈願する」ことでした。

では、具体的に神社やお寺に行って何をするのでしょうか?

ここでは、3つ取り上げてみます

  1. 古いお札やお守りを奉納
  2. 絵馬を奉納する
  3. おみくじをひく

1:古いお札やお守りを奉納

「奉納」とは神様や仏様に献上する(渡す)ことです。

その年一年お世話になったお守りやお札を焚き上げてもらい、また新しいお札を購入します。

「焚き上げ」は、神道と仏教では少し意味が異なります。

神道では「火の神の力で天界へ還す」

仏教では「浄化によって天界へ還す」

引用元:遺品安心ナビ

2:絵馬を奉納する

絵馬に願い事を書いて奉納すると、その願いが叶うと言われています。

元々は本物の馬を奉納していましたが、高価なので絵に描いた馬になったと言われています。

3:おみくじを引く

その年の、運勢が書かれた紙を購入します。

おみくじのに書かれている項目は、神社によって様々で「金運」「仕事」「健康」などがあります。

初詣のルール

初詣は神社でもお寺でもできますが、それぞれ参拝の作法があります。

どちらへ行くかによって使い分けが必要になります。

神社で参拝の作法

  1. 鳥居をくぐる時お辞儀をする
    ・鳥居は神聖な場所へのゲートです。神様を敬う気持ちを込めてお辞儀をします。
  2. 手水舎で身を浄める
    ・柄杓を使い、身を浄めます。
  3. 参拝する
    ・お賽銭を投入し、鈴を鳴らします。
  4. 二拝二拍手一拝です
    ・90度のお辞儀を二回 → 拍手を二回 → そのままお祈り → もう一度お辞儀
  5. 鳥居をくぐって出る時にもう一度お辞儀
    ・向きを変えて、会釈し境内を出ます

お寺での参拝の方法

お寺での参拝は、神社と似ている部分がありますが、異なる部分もありますので紹介します

  1. お寺に入る前に一礼する
    ・神社の場合と同じです。仏様へ敬う気持ちを表しましょう
  2. 手水舎で身を浄める
    ・柄杓を使い、身を浄めます。
  3. 鐘をつく&お線香をあげる
    ・お寺が許可している場合は、参拝前に鐘をつきます
    →仏様へのご挨拶の意味がある
  4. お線香をあげる
    ・仏様へのおもてなし&身を浄める
  5. ロウソクをあげる
    ・世間の闇を明るく照らす意味が込められている
  6. お賽銭と合掌
    ・一礼してから、お賽銭を投入します
    ※拍手はしないよう注意!

手水舎の参考動画

ちなみに神社とお寺では「お賽銭」に込められた意味が異なります

神社は「神様への感謝の気持ち」に対して、お寺では自分の欲を捨てる「お布施」としての修行の意味が込められています

お賽銭の金額にも意味があります

少し礼をあげると

  • 5円→「ご縁がありますように」
  • 21円→「恋愛継続」・「夫婦円満」(割り切れない為)
  • 105円→「十分にご縁がありますように」

引用元:nanapi

があります。

「初詣」英語で説明

「おせち料理」の記事でも伝えましたが、口頭で説明するにしても、まずは文法に沿った英文を書ける事が必要です。

英文を書くときのポイントは

  • 話す内容を宣言
  • 内容の詳細
  • 話した内容のまとめ

です。

まずは日本語版を作り、それを英訳していきます。

日本語版

日本の一年は「初詣」と呼ばれる行事から始まります。

これは神社やお寺へ、これから始まる新たな1年の幸せをお願いしにいく行事です。

行き先が神社かお寺によって作法が変わります。

以下にその詳細を書きます。

初詣は、その年に初めて神社やお寺に参拝に行くことをさします。

元旦から1月3日にかけ、たくさんの人が訪れます。

初詣で行う代表的な事は、「お札の奉納」、「絵馬の奉納」、「おみくじ」です。

お札の奉納は、お札を燃やしてもらいます。

燃やす理由は神社とお寺で少し異なります。

神社は、「火の神の力で天界へかえす」。

お寺は、「浄化によって天界へかえす」。

「絵馬の奉納」とは絵馬と呼ばれる板に願い事を書き、それを奉納する事です。

そうすることによって、願いが叶うとされています。

「おみくじ」は、その年の運勢を占うものです。

お参り先が、神社かお寺によって作法が異なる部分があります。

神社の場合、お賽銭を投入した後、二拝二拍手一拝をして願い事をします。

お寺の場合、鐘をついた後、線香とロウソクに火をつけ、鈴を鳴らした後合掌し、お祈りをします。
※このとき手を鳴らさないようにします

お賽銭の額には意味が込められています。

5円の場合は「ご縁がありますように」、21円の場合は、割り切れない数なので「夫婦円満」などです。

また、神社の場合、お賽銭は「神様への感謝」に対し、お寺では「自分の欲を捨てる」意味を持ちます。

日本人は神社やお寺に足を運び、新年の幸せをそれぞれの形で願って過ごします。

英語版

In Japan, the new year begins with the event called “hatsumoude”

It is an event that people pay their first visit to a shrine or temple to make a wish for the new year.

Most of them visit on the 1st, 2nd or 3rd of January as they are off work on those days.

Although shrines and temples have some manners in common when it comes to “hatsumoude”, we should pay attention to the differences.

Let’s look at some of those differences and what they do at shrines and temples.

here we will look at the 3 activities that people do on their “Hatsumoude”

  1. “Burn the old charms and get new ones”
  2. “Write your wish on Ema board”
  3. “Buy a fortune teller called Omikuji”

Burning the old charms has a different meaning depending on whether you are at a shrine or a temple.

At shrines, where shintoism takes place, “Burning” means “With the help from the god of fire, the charm goes back to the heaven”, whereas at temples, where Buddhism takes place, “Burning” means “Purifying and sending to the heaven”

It is believed that, writing your wish on the “Ema” Board and tie it on to the designated place, your wish will come true.

“Omikuji” is a fortune teller that has a wide range of topics such as “business”, “love”,”money” and so on.

Shrines and temples represent different religions and it’s good be aware of the differences in manners between these two.

At shrines, after you throw the money in the box, you bow twice, clap twice and bow once more again.

At temples, ring the bell (if it’s allowed), light up the candle and incense, and put your hand together without making sound(no clapping) and make a wish.

The amount of the money you throw into the box has meanings to it

If you throw 5 yens in to the box, you are wishing for a good relationship/bond, because 5 yen is pronounced “goen”, which means ”a good relationship”

Also, throwing the money at shrines shows gratitude to the god, while, at temples, it represents your abstinence.

If you were not aware of the difference between the Japanese temples and shrines, “Hatsumoude” might be a good opportunity to see the difference.

と、こんな感じでしょうか?

こんな風にして、英文を組み立てて、あとは口に出してスピーキングの練習をする。

実際の場面を想定しながら行うのが効果的です。

スポーツと同じイメトレですね。

また、ご自身で英文を作ったら是非、添削してもらってください。

何があっていて、何が間違っているのか、そこを知ることで英語の上達スピードが変わってきます。

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