オンライン英会話で評判の レアジョブ を実際に試して見たので感想を紹介したいと思います。
日本で生まれ育ち、高校まで日本の公立の学校に通っていた人間です。
大学からオーストラリアに来たものの当時のスピーキングはズタボロな状態。
飛行機の遅延を空港係員に説明したくて、頑張ってでた言葉が
「マイプレーン、えっとレイト」
日本で手配済みなはずの大学の寮についた時、「あなたの名前、リストにないわよ」と言われた時、精一杯の返しが
「バット、インターナショナルスチューデントセンター セッド オーケー」
と、スピーキングはリスニングと同じくらいというかそれ以上に大の苦手でした。。
そんな私も「どうやったら話せるようになるかな」と色々と試行錯誤しつつ、大学卒業時に「どれだけ伸びたかな」と試しに対策せずに受けたIELTSでスピーキング7を取る事ができました。
こんんちは!シゲル(@shigemaropress)です。
日本生まれ、日本育ちで偏差値53の高校を卒業しましたが、TOEIC965、IELTSは7.0取得し、英語を使う会社で働きつつ、副業で外国人を相手にビジネスをして外貨を稼いでいます。
人見知り気質・社交性の低い私からしたら「マイプレーン えっと レイト」から大分成長できたと思うのです。
ちなみにTOEICの場合は965点(L495・R470)でした。
リスニング力を上げる為に意識した事は関連記事で紹介していますので、興味のある方は参考にしてみてください。
TOEICやIELTSのスコアを出したのはあくまで参考程度で、このブログで紹介している英語学習方法は、
- 英会話フレーズ本だけでは物足りない
- 自分の言いたい事を自分で組み立てて言えるようになりたい
- 海外旅行先でいろんな人と交流したい
- 仕事で通訳を挟まずに自分で意思疎通したい
といった、願望に対して役立てばというスタンスで紹介しています。
今回の記事ではオンライン英会話の大手で評判の良いレアジョブを使ってみた感想と、私が思う
- スピーキング力を上げる為に大切なポイント
- 効果的な使い方
を紹介して、実際に会話している動画をつかって説明したいと思います。
体験レッスン1回目と2回目の実践動画を参考に、なぜ私がそう思うのか感じていただけたらと思います。
オンライン英会話でスピーキング力をあげたい方やレアジョブの評判が気になっている方に対して1つの参考になれば幸いです。
スピーキング力を上げる為に大切なポイント
オンライン英会話は使い方次第で英語学習の強力なツールとして活躍してくれます。
私個人の意見として、英語スキルの中でスピーキングが一番高度だと感じており、総合的な英語力は簡易的ではありますが次のような図で大まかに捉えています。
図で表すと「リーディング」が「スピーキング」に全く関係ないように表されてしまいますが、そんなことはないと実感しています。
まず「文法&語彙力」という英語の素材が頭にどれだけインプットされているかが、他4つの伸び代を決めていると実感しています。
この4つは
- インプット:リーディング力>リスニング力
- アウトプット:ライティング力>スピーキング力
に分けることができ、上記のようのな不等式がなりたちます。
また、薔薇・柑橘類のように読めるけるどかけない、つまり「インプットはできるけどアウトプットはできない」のように、この2つの間には大きなギャップがあります。
これが私がスピーキングが一番高度であると捉えている理由なのですが、これは目指すスピーキングレベルが
辞書に頼らずに自分の言いたいことを伝えることができ、単語を羅列することなく「英文」として口からある程度スムーズに発することができ、日常会話では電話でも相手が理解してくれるレベル
とした場合です。
もし、目指すスピーキング力が
「単語と身振り手振りを使って伝われば十分」
というのであれば、上にあげた図や等式は関係ないですし、必要なのは
- 語彙力
- 英語をとにかく口から発する練習
になりますので、後述するおすすめのプランとその理由を参考にしてみてください。
逆にあなたの目指すスピーキング力がそうでない場合は、すこしアプローチを変えることをオススメします。
ライティングとスピーキングの間の大きなギャップ
冒頭でも紹介しましたが、私はスピーキングが大の苦手でしたが、ライティングに関してはできていた方だと思います。
英作文はそれなりに書けていましたが、英語を口から出すことは本当にできませんでした。。
先ほどの「マイプレーン えっと レイト」も、書こうと思ったらスッと”My flight from Japan got delayed”と書けていたにもかかわらずです。。
で、私がこの「ライティングとスピーキングのギャップ」を埋める為に行なったトレーニングで効果があったと感じるのは主に次の5つのトレーニングです。
- 瞬間英作文
- シャドーイング&リプロダクション
- 音読
- 独り言
- 英会話
赤字の4つは一人でできるトレーニング、つまり自主トレが可能です。
私の感覚としては自主トレ7〜8割、英会話2〜3割の感覚でスピーキングの練習をしてきたと思います。
スポーツと一緒で、自主トレメインで練習し、試合(英会話)はそれまでの練習の成果を発揮する場所、と捉えています。
ちなみにこれらの自主トレを行うときは、それぞれ違った目的があります。
というのも、スピーキング力はいろんな要素で構成されていて、それぞれの要素を鍛える為にこれらの違ったトレーニングを行なってきているという感覚です。
具体的に、スピーキング力というのは
- 母国語以外の言語を口からだす感覚
- 文の構成や型が染み付く
- イントネーション・強弱
- 母音・子音のインストール
- 口が回るかどうか(筋肉の動き)
- 瞬発力(会話パターン)
- 度胸・場慣れ
で、レアジョブなどのオンライン英会話で期待できる効果は
- 母国語以外の言語を口からだす感覚
- 度胸や慣れ
が大きく占めると思うのです。
(あくまでも割合です。他の要素に全く効果がないということではありません)
人を目の前にして会話しようとすると「英文を話すの練習をしよう」よりも「とにかく話そう。意味を伝えよう」という気持ちが強くなると感じます。
それに加え、実際にお金を払って英会話をするとなると沈黙の時間がより勿体無く感じると思い「とにかく何か話そう」という気持ちが強まると思いませんか?
私はこれがメリットでもありデメリットでもあると思います。
というのも、もしあなたが「英語を話そうにも単語が口からでてこない」という状態であればこれはメリットになります。
0→1って、もの凄いエネルギーが必要だと思います。
英語を口から出すことに慣れていない場合、無理やり圧をかけて自分を追い込むことが効果があります。
瞬間英作文でも圧をかけることができますが、一人で行うとどうしても圧の質が弱くなります。
何度か人を相手にして強力な圧がかかる環境を作ることで「母国語以外の言語を口からだす感覚」といのを呼び起こすことに効果があります。
まずは0の状態から1まで持っていく、殻を破る感覚です。
で、一度殻を破り、英語を口にすることが自体がそこまで労力を割かなくてもできるようになったとき、この「とにかく話そう・意味を伝えよう」という気持ちがデメリットになり得ると思います。
なぜなら、文法や発音、イントネーションよりも、意味を伝えようとする気持ちが前面に出てくるので、スピーキング力の停滞がおこります。
(私の場合は特に)
それでも意思疎通は結構可能なので、結果として起こり得るのが
- 使うフレーズのワンパターン化
- 使える単語量の頭打ち
- 発音が伝わらない単語
- 電話でなかなか相手に伝わらない
→ジェスチャーが使えない為
といったことです。
その為、一度殻を破ったら、自主トレ7〜8割でこれらの問題に取り組み、英会話という試合で実践して磨いていく方法が私的にはおすすめです。
オンライン英会話以外のスピーキングトレーニングに関しては、こちらの関連記事より参考にしてみてください。
レアジョブ の効果的な使い方
私が個人的にお勧めするレアジョブの使い方を
- オススメのコース・プラン
- 事前準備
- 実践動画
3つに分けて紹介します。
おすすめのプラン
日常英会話コースでプランは4種あります(2018年12月現在)
最新情報はレアジョブ公式サイトで確認をお願いします。
1回のレッスンは25分です。
あんしんパッケージに関しては月額+980円で
- 3ヶ月に一度のカウンセリング
- 自動予約
- スピーキングテストの割引(67%)
が受けられます。
安心パッケージに入るかは、
「3ヶ月に一度のカウンセリングに3000円の価値を感じるか」
が1つの判断基準になるかと思います。
スピーキングテストは通常料金の2980円が980円で受けられるようになるのですが、これはスピーキングテストをどのくらいの頻度で受けたいのかによっても変わって来ます。
なので、
「どのように勉強を進めたら良いかわかならい」
「検討がつかないから導いてほしい」
といった場合はカウンセリングを受けるのもありですが、登録すると2回までは無料でカウンセリングを受けられます。
(2週間以内の期限があります)
その2回を受けてみてから決めてみてはいかがでしょうか?
で、4つあるプランの判断基準ですが、「これから始める」という方に個人的にお勧めするのは
- 毎日1レッスン
- 毎月8レッスン
のどちらかになります。
長い時間のレッスンプランにあえてしない理由は「燃え尽き症候群」を防ぐためです。
ダイエットや筋トレでも「開始時がやる気が一番大きい」という状態が多く、一気にやって全力疾走してしまうパターンがあります。
英語でも起こり得ると思うので、なによりも「学習の継続&習慣化」を優先した場合には全力疾走よりもマラソンを目指す方が大切だと思います。
25分のレッスンを終えた後、「ちょっと物足りない」かも、と不完全燃焼に感じたら、残りのやる気を復習や次回へのモチベーションに変える捉えてはいかがでしょうか?
1日あたりの英会話時間が多めのプランへ変更するのは、勉強のリズムや習慣化ができてからでも全然遅くないとおもいます。
話をもどしますが、毎日1レッスンの目的は上にあげた
- 殻を破る
- 度胸をつける
という要素のにフォーカスしたプランとして捉えます。
つまり、冒頭の方で紹介した
「単語と身振り手振りを使って伝われば十分」
という英語力を目指す方。
そして、先ほどあげた
辞書に頼らずに自分の言いたいことを伝えることができ、単語を羅列することなく「英文」として口からある程度スムーズに発することができ、日常会話では電話でも相手が理解してくれるレベル
を目指していて「英作文は書けるけど英語が口から出てこない」という状態。
つまり0→1に持っていくための強力な圧を短期間に一気にかける場合にもおすすめです。
そして、毎月8レッスンがおすすめなのは下記のような方。
0→1は達成し「ある程度口にはだせるけど・・停滞気味・・」という方は自主トレを中心として行い、オンライン英会話を練習の成果を試す場所とします。
なので、週5日は自主トレに時間を使い、2日は試合で成果を試す。
このリズムで学習を進めるのが私的にはおすすめです。
事前準備
実際にオンラインで話す前はできるだけ事前準備をおすすめします。
これは、下記に紹介する動画を見比べていただくと顕著に違いがわかると思います。
事前準備をせずに授業を受けると、
- こんな感じで答えれば良いのかな
- あっ!キーワード使わなきゃいけないんだった
- 何について話そうかな
と英語を話す事以外にも意識が割かれてしまいます。
これは特に私のように普段の生活においても「聞き役側」に回ることが多い人には顕著に現れると思います 汗
実際講師にも「『uhh』..とかが多いわね」と指摘されていますし、その通りです 汗
2回目の時は、方向性を決めた上で「自由に好きなことを話す」と決めていたので、比較的話せたと思います。
で、事前準備の具体的な内容は
- トピック&方向性
- 使いたい文の型
- 使いたい定型文
- 使いたい単語
です。
レアジョブの教材を使った方法と、自分でフリートークをしたい場合で異なるので、ここでは「フリートーク」を想定した方法を紹介します。
レアジョブの教材を使った事前準備に関しては、別記事にて紹介したいと思います
→レアジョブ英会話の効果は口コミや評判通り?無料体験レッスンを受けた感想
フリートーク の話題:話題&方向性
話したいトピックの内容をあらかじめ決めておきます。
イメージとしては話のシナリオをなんとなく描いておきます。
もし、「話題を選ぶのに迷う」という場合は自分の好きなジャンルのYoutubeチャンネルを参考にしてみてください。
例えば
旅行が好きならYouTubeの検索窓に
- plan a trip
- best destinations
- travel gear
料理が好きなら
- cooking
- baking
お化粧にかんしては
- make up
- make up phillipines
- make up japan
といったように、キーワードを入れることでそれに関する動画がみれます。
その動画を自主トレの教材としてつかっても良いですし、英語の動画は理解できないというのであれば日本語で探してトピック選択とシナリオのアイディアをもらう方法もできます。
そうすることで、使いたい文型や単語を選ぶ助けにもなります。
他にも昨日何をしたのか、または1週間後に何をするつもりなのか?など、決める事で時制の練習もできます。
日本語でメモしておけば、「言いたいことは決まっている」状態になるので、人を目の前にして瞬間英作文ができます。
つまり、「何を話そうかな」という迷うのではなく、「言いたいことを英語でいうには」という方向に持って行きます。
こんな感じでトピックは3つくらい用意しておく事で、1つのトピックがネタ切れしたときのバックアップ対策になります。
「方向性」というのは、
- 質問メイン(対応力をつける)
- 自分が話すのがメイン
のどちらかにわけます。
言葉を出すことそのものがハードルが高く感じる場合に、講師のプロフィールを見て大まかな質問を用意しておきます。
質問は
- when
- where
- why
- who
- what
- how
を使って考えておき、質問文をバックアップとして何個かつくっておきます。
まずはアドリブでできるか試してみて、できなければ用意していた質問文を使います。
質問すれば回答がきますから、
- 回答が聞き取れるのか?
- 次に繋がる事がいえるのか?
といった事を試してみます。
使いたい文の型・定型文・単語
瞬間英作文や音読などで知った文法の型や定型文をメモしておきます。
例えば
構文・定型文
- 使役:let, get, have, make
- 現在完了進行形:have been ~ing
- Do you mind me ~
- 〜するのが好き:Like ~ing
単語
- take offence
- take umbrage
- misconstrue
など、トピック別にノートに書いておきます。
そして、実践中は録音・録画をして、終わった後に自分の出来具合を確認して次の学習に繋げます。
体験レッスン1回目:レベルチェック
実は私、体験レッスンの流れをそもそも把握しておらず、上に紹介したポイントを実践しようと思ったのですが、どうやら初回の場合は決まった形式で進むシステムのようでした。
結果的にレアジョブが提供する教材を使った方法と、使わない方法を比較することができましたので良かったです。
初回の体験レッスンの流れは
- 自己紹介
- レベルチェック
- デモレッスン
- 評価
になります。
自分のなかでは、フリートークで行くつもりだったので、完全に主導権を握られ回答が「しどろもどろ・・」になりました。。
レッスンが1回25分と長いので2つに分けました。
前編:自己紹介とレベルチェックの質問内容:
後編:デモレッスンと評価
2回目はフリートーク
体験レッスン一回目を終えたあと、日本人カウンセラーの方とお話をさせていただきました。
その中で「体験レッスンでも自由に会話は可能ですか?」と聞いて見たら「問題ないですよ」と回答がきたので、上にあげたポイントを試して見ました。
→レアジョブのカウンセリングは必要?実際に受けて見た感想を動画で紹介
(準備中)
英語・日本語両方の字幕を用意していますので、ぜひ参考にしてみてください。
2回までの無料体験はこちらからできます。
→レアジョブ公式サイト
レアジョブを使った感想
講師の方々がとてもフレンドリーだったのがとても好印象でした。
これってやっぱりバカにできないくらいすごく大切だと再確認しました。。
正直、私はオーストラリアに住んいで「もう英語話したくない・・」と思っていた時期があったんです。
と言うのも、
- 言葉に詰まった時、面倒臭そうな顔される
- めんどくさそうに聞き返される
- 鼻で笑われる
- 相手の顔がしかめっ面になる(相手はたぶん無意識)
といった状況が繰り返され続けると
「もう嫌だ・・・」
「英語話すと迷惑かけてる・・」
と完全にネガティブのスパイラルにおちいってしまっていました。
でも、体験レッスン2回目の動画でわかると思いますが、講師の方がすごく陽気で笑顔でいてくれたので、緊張が解けましたし、「話すのが楽しい」という状態なのが動画でも伝わるかと思います。
いや、これ本当に。。。
自分で今振り返ってみると「知らず知らずのうちに対人恐怖症に近い状態までいってたのかも・・」と思えるくらいです。
普段の生活でも「話すことは必要最低限で済ませよう」と思うので、みずから話す機会を手放していたように思えます。。
いや〜、レアジョブやって救われました〜。
レアジョブ受けようか迷っているのであれば、2回までは無料でレッスンできますので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?
ぜひ参考にしてみてください。