なんで 英単語が覚えられない んだろう。。と困っていませんか?
あなたの今までの単語を覚える為の勉強方法って次のどれかに当てはまりませんか?
- ノートに単語を何回も書いている
- 「Mikan」や「マジタン」などの単語アプリを使っている
- 単語帳を使っている
- 赤シートを使った単語教材を使っている
- 参考書の例文をノートに何回も写して書いている
このように、単語とその意味だけを覚える方法や例文の丸写しの学習方法をしてきてませんか?
そして覚えても記憶が長く定着せずに忘れてしまう。。
実際に英会話で使うことができない。。
と悩んでいるのでしたら、ぜひこの記事を参考にしてみてください
「書いて覚える」・「アプリで覚える」は勿体無い
単語を暗記する方法に何回も書く方法がありますよね
さらに最近はスマホアプリを単語帳がわりに使って単語の意味を覚えていく方法まであります
でもですね。。。
そのやり方単語の「習得度」の面から見てすごくもったいないと思うんです
そのやり方ってテストが終わったら忘れちゃったりしませんか?
そのやり方で覚えて、実際に英文を作れますか?
「その時のテストさえ受かればいいんです」という方は、その方法でどうぞ続けてください 汗
ここでは、「実際に英語を使えるようになりたい」!と思っている方に向けて、なぜそのやり方がもったい無いのかご説明します
単語の「習得度」について
単語単体を見て書いて覚える方法って、「習得度」の低いレベルをゴールにしたやり方になってしまうんです
単語の習得度は、だいたい以下の7段階を経ていく事になります
- 見たら文脈からなんとなくわかる
- 見た瞬間にパッとわかる
- 見た瞬間にパッとわかる・聞いた瞬間に文脈からわかる
- 見た瞬間・聞いた瞬間にパッとわかる
- 見た瞬間・聞いた瞬間にパッとわかる+書ける
- 見た瞬間・聞いた瞬間にパッとわかる+正しい文脈の中で書ける
- 見た瞬間・聞いた瞬間にパッとわかる+正しい文脈の中で書ける+発音できる
これを見て気がつく方もいると思うのですが、単語単体を見て書いて覚える方法では、極めても5番目がゴールになってしまうんです
私自身の例ですが
“annihilate”(全滅させる)という単語を「アニヒレイト」と覚えていたのですが、実際にネイティブが使ったその瞬間は聞き取れず、文脈から判断して”annihilate”のことだなと推測したのです
というのも、実際の発音は「アナイエレイト」に近い音だったからです
↑これ、上記の3段階目に当てはまります
ただ、日本語でもそうですが、知っているけど使わない単語ってありますよね?
ニュース番組や政治家の発言、医学系・法律系ドラマなんかで耳にする単語です
そういう単語は聞いたらわかる程度のレベルでいいと思いますし、逆に「書く」「話す」時にも必要な単語は6番目・7番目の習得度を目指すというように分けるのをおすすめします
ということは、全ての単語を「書いて覚える」という必要はないことになりますよね
日本語でも「蕎麦」や「薔薇」はかけなくても、見たら読めるし、そもそもそんな書く機会がないから、書けるように勉強しなくてもいいかな・・って思ったりしませんか?
そういう単語はその習得レベルでいいと思います
ただ確実に言えるのは、単語を覚える際は最低限、音声付きの教材でやることが大切です
でもですね。いくら音声付きでも以下のようなのは全くおすすめできないんです。。
単語単体のみの発音とそれに対応した日本語訳のみ
の音声です
具体的な例を出せば「Mikan」や「マジタン」のような英単語アプリや赤シートを使ったボキャ本やDuoのような単語暗記用の本は個人的におすすめしません
単語アプリ「Mikan」
もし、単語を暗記するだけが目的なのであれば、ありなのかもしれませんが、このやり方だと、「コロケーション」と「リンキング」が無視された覚え方になってしまします
コロケーションとは自然な単語の組み合わせのことで、リンキングとは音の繋がりのことを言います
英単語とコロケーション
コロケーション(Collocation)とは、自然な単語の組合せのことで、単語同士の相性とも言えます
日本語では「昨日悪い夢をみた」と言えますが、英語では”I saw a bad dream last night “とはならず、”I had a bad dream last night”というのが自然な表現です
つまりDreamにはhaveを使うことが自然な表現方法になります
強い風は”strong wind”と言えますが、強い雨は”strong rain”ではなく、”heavy rain”となります
そのため、単語そのものの日本語訳だけしか覚えないやり方は、正しい文脈で使う為(習得度6・7番目)にも後々この「コロケーション」を学ぶ必要が出てきます
であれば、最初からコロケーションごと覚えた方が効率が良いと言えませませんか?
この単語同士の相性は「ライティング」や「スピーキング」にとってとても重要です
なので、特に「英語が使えるようになりたい」!と思う方には、単語を覚える際にとても大切なポイントなので意識しておく必要があります
単語を「覚える際」の重要なポイント1:コロケーションを意識する
英単語とリンキング
単語を単体で聞くことってそうそうないですよね?
単語は大概文中で使われます
そのため、前後が繋がって発音されることは頻繁にあります
だから、単語単体の発音を覚えても、他の単語と組み合わさった時に違う発音になれば聞き取ることができなくなります
例えば”Do you wanna”を”ドゥーユーワナ”と言わずに”ヂュワナ”のように発音されると、音が認識できなくなってしまいます
これを認識できるようになるには、単体ではなく英文の中で使われている状態で聞く必要があります
これは、リスニング力をあげるための「精聴」に関する記事でも触れました
→たくさん聞くけど上達しない理由。リスニング力を伸ばす2つの学習法
なので、単語を覚える際は単体の発音だけでなく、「リンキング」も意識しておくことが大切です
単語を「覚える際」の重要なポイント2:発音とリンキング
単語を忘れない覚え方
上の二つは、英単語を「覚える時」に大切なポイントを紹介しました
では、覚えた単語を「忘れない為」、記憶としてちゃんと定着させるために何が大切か次のページでお伝えします
この
- 覚える時に大切なポイント
- 忘れないために大切なポイント
二つは同じように聞こえるかもしれませんが、目的が違います
覚える時に大切なポイントは、単語を覚えた後、つまり単語の使い方や聞き取れるようになる為に大切なポイントです
対して、忘れない為のポイントは覚えた単語を忘れない為に大切なポイントのことです
私自身があまり読解力がないのもあって、自分で書いてて、「ちょっとややこしかな・・」と思ったので説明を加えて見ました 汗
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