この記事では、品詞を知っておくと、なぜ英語上達が早くなるのか説明します。
(そもそも「品詞」って何?って思う方、下に説明していきます)
こんんちは!シゲル(@shigemaropress)です。
日本生まれ、日本育ちで偏差値53の高校を卒業しましたが、TOEIC965、IELTSは7.0取得し、英語を使う会社で働きつつ、副業で外国人を相手にビジネスをして外貨を稼いでいます。
現時点で押さえておくべき品詞とは以下の4つです。
- 名詞
- 動詞
- 形容詞
- 副詞
これらの品詞の意味を理解しておくと英語の応用力が身に付きます。
そして応用力は表現力に直結します。
品詞と表現力の関係
英語は配置の言葉です。
どういう事かというと、英語は単語を置く位置でその役割を変えます。
日本語は、「は」「を」で単語の役割を変えることができますよね?
例えば
- 僕は日本語を話しますよ
- 日本語を話しますよ僕は
- 話しますよ日本語を僕は
- 日本語を僕は話しますよ
「は」と「を」が目印となるので、文中の配置を変えても意味は一緒で文として成立します。
同じように英語で順番を変えてみましょう。
- “I speak Japanese”
僕は日本語を話します - “Japanese speak I”
日本語は「僕は」を話します - “Speak I Japanese”
「私日本人」と話せ - “I Japanese speak”
私は、いち日本人として、話す
といった具合に、意味が変わってきます。
特にSpeak I Japanese なんか、もう酔っ払いや寝言レベル文章です。
テレビ字幕だったら意味不明で「◯$☎︎▲#■」とでも表示されそうな勢いです。
もしかしたら、このくらいの短い文章であれば、伝わるかもしれませんが、聞き手の労力は多くなります。
「僕は日本語を話します」と英語で伝える場合には、”I speak Japanese”という語順(配置)を守る必要があるのです。
配置される場所で単語の役割が変わるのです。
冒頭で述べた「英語は配置の言葉」と言われる理由です。
この配置が頭に入っていて、さらに品詞を理解していると英語の応用力の伸びの早さが違います。
品詞とは
そもそも品詞って何?と思う人もいると思います。
私も現にそうでした。最初はまったく意味が分からず、品詞の意味や役割が頭に入ったのも英語を勉強してからかなりたった後です。
品詞とは、単語の種類と思ってもらって大丈夫です。
上記の”I speak Japanese“を品詞別 (単語の種類別)に分解すると、「名詞+動詞+名詞」です。
日本人の誰もが知っている “I love you“も「名詞+動詞+名詞」です。
語順(配置)を知っておく事、そして品詞を知っておくと応用がききます。
なぜなら単語を取り替えるだけで文を作る事ができるから。いわばパズルゲームの感覚です。
ちょっと例を出してみてみましょう。
以下の文をざっくり単語の種類に分けてみます。
「僕は、いつも最寄りの駅まで歩いていくんだ」
“I always walk to the nearest train station“
これは以下のような品詞の順序として分けることができます。
「名詞+副詞+動詞+形容詞+名詞」
私の頭には下記の表の様に英単語のデータベースがあるとします。
品詞名 | 単語例 |
---|---|
名刺 | Shigeru, bus stop, shopping center |
動詞 | run, drive, |
形容詞 | big, small, |
副詞 | sometimes, often |
そして上記の例文の配置が頭にはいっています。
「名詞+副詞+動詞+形容詞+名詞」
後は、データベースから英単語を取出して、配置通りに並べるだけです。
例:”Shigeru often drives to the big shopping center“
「シゲルは時々大きなショッピングセンターまで車で行くよ」
品詞と英語の応用力の関係について少しイメージがわいてくれましたか?
品詞と文法をキチンと理解したいですか?
文法書を読んでも、つまらない、難しい、使われている日本語そのものが理解できない。。
そう思ったことありませんか?
市販の文法書って『幅広い層』を狙ったものが多く、本当に初心者用?と思うものも少なくありません。
品詞というものを一からキチンと学んで、基礎固めをしっかりと行いたいという場合は、私のおすすめする講座をこちらの記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
単語を覚える時は、意味だけではなく品詞も一緒に覚えておくことをおすすめします。
“to”や”the”も品詞ですが、ここでは割愛します。
まずは上記4種類を把握しておく方が大事です。
下記記事にて、その4種類をざっくりと説明して行きます。