
日本語の「ぼーっとする」はいろんな状況で使えますよね
例えば
- 考え事していた時
- 二日酔いの時
- 空想している時
- なんか集中できない時
でもこれらを英語にした時、それぞれ違う言い回しが必要になるのです
これは「我慢」の記事でも紹介しましたが、英語と日本語は別の言語なので、一つの表現をそっくりそのまま適用させることはできない事が多いためです
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今回の記事では、英語の「ぼーっとする」を大きく2つの状況に分けました
- 考え事をしていた場合
- 集中力が散漫している場合
ニュアンスの違いも含めて紹介します
考え事をしていた時
別のことを考えていて、相手の会話が全く頭に入っていなかった場合に使われる表現をドラマなどのセリフからピックアップした表現がこちら5つの表現
- “thinking about something else”
- “million miles away”
- “somewhere else”
- “daydream”
- “spaced out”
1:Thinking about something else
これはもう単語の意味そのままですね。
- “think about”で「〜について考える」
- “something else”「別のこと」
Sorry I was just thinking about something else
→ごめん、ちょっと違う事こと考えてた
2:Million miles away
これは私が好きなオーストラリアのドラマ「Kath and kim」の中で使われていたセリフです
女性の方が男性に向かって言ってますね
“sorry Kel(男性の名前) darl(ダーリン), million miles away”
3:Somewhere else
これも”million miles away”に似た表現です
これに関しては動画がないのですが、”home & away”というオーストラリアのドラマを見ていた時に拾った表現です
状況は、若いカップルがドライブ中の時のこと
彼氏が他のことを考えていて彼女の会話が耳に入っていなかったときに行った言葉
“Oh sorry I was just somewhere else”
4:daydream
こちらも単語の意味そのままで「空想する」です
非現実的な事を「妄想」していた場合にも使われたります
[voice icon=”http://business-eigo-global.com/wp-content/uploads/2017/01/cabincrew01-1.jpg” name=”ヒコウキのオネエサン” type=”r icon_red”]Excuse me sir, would you like a cup of tea or coffee?[/voice]
[voice icon=”http://business-eigo-global.com/wp-content/uploads/2017/01/Profile01.png” name=”シゲル” type=”l icon_blue”]・・・(そ〜ら〜を自由に飛びたいな♫)[/voice]
[voice icon=”http://business-eigo-global.com/wp-content/uploads/2017/01/cabincrew01-1.jpg” name=”ヒコウキのオネエサン” type=”r icon_red”]Sir ? [/voice]
[voice icon=”http://business-eigo-global.com/wp-content/uploads/2017/01/Profile01.png” name=”シゲル” type=”l icon_blue”]oh I’m sorry I was just daydreaming/(somewhere else)[/voice]
動詞として使いますので、動名詞化すればいろんな応用が応用が利きます
- Stop daydreaming already
- This is not a time for daydreaming
Spaced out
これは若干スラングちっくです
誰かが話している間に「他のことを考えている」場合に使われます
“space”は動詞で「行間・語間をあける」という意味があります
そこからきて、会話の内容に「空の間隔」ができてしまうイメージです
会話の内容「〇〇〇〇〇〇________〇〇〇〇〇〇 」
下線部の部分が”space”(からっぽ)のイメージです
Sorry I spaced out for a moment
→ゴメン、一瞬ぼーっとしちゃった
集中力が散漫している場合
こちらは「別のことを考えている」場合とは違い、何らかの理由で集中できず「ぼーっとしてるとき」です
例えば、
- 会議の内容がうまく頭に入らない
- 二日酔いで頭がぼーっとする
- 悩み事があって集中できない
- 混乱してて頭に入らない
などです
これらが当てはまる場合に使う表現はこちらの2つ
- out of it
- dazed
それぞれ説明していきます
1:Out of it
仕事でチョンボを何回もしたり、会議の内容が頭に入らなかったりとそういう日もあると思います
そんなときにしっくりくる言い回しです
- 「今日はなんか集中できないな、どうしたんだろう」
→ For some reason, I’m a little bit out of it today. - 「どうしたの、なんか心ここに在らずだよ?」
→What’s wrong ? you seem a bit out of it
この”out of it”は形容詞的に使われます
つまり上の例文で確認できますが、”be動詞+out of it”や”seem/look out of it”の組み合わせで使われます
2:Dazed
これは”Daze”「困惑させる・ぼーっとさせる」という動詞を過去分詞型にして「受け身」の用法で使った表現です
- I’m kinda dazed right now
→ちょっと今なんか頭はたらかない - I’m feeling dazed today
→今日はぼーっとしてるなぁ
この”dazed”にはショックなことや困惑している状態で、何も手につかない状態でもいえます
ちなみに二日酔いで頭がぼーっとしている場合は”out of it”と”dazed”両方使えます
ぜひ参考にして見てください