「〜するつもりだった」は英語で何?2種類の言い方

  • オーストラリア行こうと思ったけどやめた
  • サンドイッチ食べようと思ったけどおにぎりにした
  • 結婚式に出席するつもりだったけど行けなかった
  • あっ、何言おうとしたか忘れちゃった

上の例文の様に、「〜するつもりだった」や「〜しようと思った」を伝える場合、英語では”was/were going to”を使って表します。

こんんちは!シゲル(@shigemaropress)です。
日本生まれ、日本育ちで偏差値53の高校を卒業しましたが、TOEIC965、IELTSは7.0取得し、英語を使う会社で働きつつ、副業で外国人を相手にビジネスをして外貨を稼いでいます。

学校の教科書では”be going to” (〜するつもり:未来形)として習った表現。

この「Be動詞」の部分を過去形にすることで、「〜するつもりだった」等の意味になります。

この記事では、この表現がドラマで使われている場面を紹介します。また”was going to”よりも他の表現が適切な場合もあるのでそちらの表現も解説します、ぜひ参考にしてみてください。

日本語の「〜しようと思った」や「〜するつもりだった」は全て”was going to”で置き換えることができません。

例えば、電話をかけようとした相手から逆に電話がかかってきて「ちょうど今電話しようと思ったんだよ」と伝える場合、”I was going to call you”は微妙にニュアンスが違うのです。

なぜ違うのか?そのニュアンスのについて触れていきます。

目次

「〜しようと思った」 –  Was going to の3つのニュアンス

“was/were going to” には大きく分けて3つの使い所があります。

  1. 一定の間隔がある
  2. 未来の予定変更
  3. 過去に計画していた予定の変更

was going to のニュアンス1 – 一定の間隔

もし上の場面で”I was going to call you”を使うと、「ちょうど今しようとした」感がありません。

どちらかというと、「今日仕事が終わってから」や「近日中に」のニュアンスが強くなります。

つまり、“I was going to ~”と発言した時と実際にしようと思った時に一定の間隔がある場合に使われます。

〜するつもり 英語

was going to のニュアンス2 – 未来の予定変更

冒頭の例文の様に予定を変更した場合も”was going to “が使えます。

  • オーストラリア行こうと思ったけどやめた

例えば来年のゴールデンウィークの予定にオーストラリア旅行を予定していたが、実際に調べてみると他の場所が良かった場合なんかに使えます。

発言の時点では、ゴールデンウィークは先の事なので、さらなる変更(やっぱりオーストラリアにする)の可能性もあります。

〜するつもり 英語

3:過去に計画していた予定の変更

過去を振り返って、予定の変更を伝えるときも可能です。

この場合、過去の予定なので、変更は不可です。

上のの例文をそのまま使えば

  • オーストラリア行こうと思ったけどやめた。代わりにハワイに行った
wasgoingto.imi03

もう一つ、ドラマからの例を紹介します。

冒頭で取り上げた

  • あっ、何言おうとしたか忘れちゃった

この場合も、過去の予定ですね。話すつもりだった内容を忘れて、それが出てこない。

こちらの動画をご覧ください。

0:21秒目の”I forgot what I was ganna say, Brett !”がそれにあたります

I forgot の時点で、過去のことですね。そして”what”は関係代名詞として使われています。

“was/were going to”の3つの使い所のイメージが掴めたでしょうか?

では、先ほどの例に戻り、 「ちょうど今しようとした」感を伝える言い回しがこちら

「〜しようと思った」を英語で – まさにその時(直前)を伝える言い回し

「ちょうど今しようとした」感を伝えるのに適切なのは”was/were about to”です。

よって先ほどの「今ちょうど電話しようと思っていたんだよ」を伝える場合には”I was (just) about to call you”の方がしっくりきます。

「今まさに〜する所」と言う直前のニュアンスは”be about to”を使います。

例えば居酒屋などで、「キッチンがもうすぐ閉まりますが、まだ何か注文されますか」?とお客さんに伝える場合にこちらの用法が使われ”The kitchen is about to close, Can I get anything else for you ?”と伝えることができます。

この状況で、逆に”The kitchen is going to close”を使うと、「差し迫る」感じが伝わりません。先ほど述べた「一定の間隔」が働きます。そのため、もし”be going to”を使うなら時間指定をすると自然です。

  • The kitchen is going to close in 15 minutes, Can I get anything else for you ?
    →後15分でキッチンが閉まりますが、まだ何か注文されますか?

では実際にドラマで使われている場面をご覧ください。

これからキスをする瞬間に、ウェイターが割って入ってきます。

  • Do you want that beef now ? the kitchen is about to close
    →例の牛肉今いりますか? キッチンがもうすぐ閉まります

「〜しようと思った」を英語で – まとめ

こんかいお伝えした表現、ぜひ自分に落とし込んで色々な場面で意識して使ってみてください。

「意識して使う」というのが英語の表現の幅を広げるに役立った勉強方法だったと振り返って実感しています。

添削サービスやオンライン英会話などを使えば、上達スピードもあがると思います。

ぜひ参考にしてみてください。

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