英語勉強のやり直し を『本格的に』する事を決意しました。
このブログでは、これまでの私の失敗談なども含め、効果があった英語の勉強方法を紹介していますが、私自身もう一度『本格的な』英語学習を始めようと思いました。
『本格的に』という部分を強調したのには理由があります。
私は大学時代をオーストラリアで過ごし、現地企業で働いた後、日本で就職したり、またオーストラリアに戻ったりとフラフラしながらも英語を使ったお仕事をしてきました。
英語環境に身を置いてはきたので、新しい単語や言い回しなどに触れてはいましたが、英語力の成長スピードは著しく遅くなっているのは実感していました。
とう言うより、『勝手に成熟期に入ったと思い込んでいた』と言う方がしっくりくるかもしれません。
実は最近、アルクのヒアリングマラソンを試してみたのですがこれが大正解でした!
これがきっかけで、英語勉強の楽しさを思い出させてもらった気がします。
この記事では、
- 英語勉強がおろそかになってしまった原因
- ヒアリングマラソンをおすすめする理由
- 英語勉強のやり直しプラン
についてお伝えしたいと思います。
『本格的に』勉強とは?
『英語学習は楽しい』と思えることってすごく大切だなと実感しました。
と言うのも、私が英語の勉強をしなくなった理由は『慣れ・不必要』が最大の原因だと気がつかされました。
留学生活の最初の方はそれこそ英語力が全然足りなかったので、必要に迫られて英語を勉強する必要がありました。
徐々に英語力が付いてくると『英語の勉強』から『英語で勉強』にシフトしていきました。
つまり英語が一定のレベルに達したのです。
この『一定のレベル』は人それぞれですが、ざっくり言うと
生活に支障が出ないレベル
つまり、さらなる上達は『不必要』と言うことになります。
- 大学生活に困らないレベル
- 仕事で困らないレベル
- 日常生活に困らないレベル
- 伝えたいことはなんとなくでも伝えられるレベル
などなど、その人のライフスタイルや生活環境によって変わってきます。
もし、これを読んでいるあなたが海外生活経験者ならきっとわかるのではないでしょうか?
最初の頃は英語を勉強してたけど、現地の生活に慣れ、日常生活に支障がそこまで出なくなったら英語を勉強することはなくなっかな。
心当たりありませんか?
と言うか私自身もそうでした
仕事でも日常生活でも困らないし、英語よりも他のスキルを伸ばしたり経験を積んだ方が良いんじゃないか?と思ったりもしました
もし、あなたが日本に住んでいたとしても同じことだと思うのです
- 英語を全く必要としないけど、話せるようになりたい人
- 仕事で英語をたまにだけど使う必要がある人
- 仕事で英語が必要な人
必要とされるレベルは様々だと思いますけど、自身の英語レベルってその前後で停滞しがちになると思うんです
あっ!だからって、『必要なレベルに達したから構わない』っていう方が悪いとかそんなこと言うつもりは毛頭ありません。。汗
英語はコミュニケーションの手段ですから、あなたが満足のいくレベルで意思疎通ができているのであればなんら問題はないと思います。
私が言いたいのは、『英語学習は楽しい』と思える事はメリットだなという事です。
楽しいと思えれば、毎日したくなりませんか?
英語学習は継続が大事ですから、これはとても大切な事です。
では「楽しい」と感じる要素は何か?と言うと。
できなかった事ができるようになる事
だと思うんです。
- 自転車が乗れるようになった
- リフティングが15回連続でできるようになった
- できなかった譜面が滑らかに奏でられるようになった
などなど、どの分野であれ、一度は誰もが経験した事あると思うんです。
ヒアリングマラソンを始めて、改めてその事に気がつく事ができました。
できなかった事ができるようになる
つまり『もっと自分の英語力を伸ばせるのではないか』?と思えてくるとワクワクしてきたのです!
楽しく英語が学習できれば、自分の必要とする英語力に早く近づきやすくなりますし(毎日するので)、その後のさらなる上達を希望する人にとってもメリットになると思うんです。
ヒアリングマラソンがおすすめの理由
まずは何も見ずに音声だけでヒアリングマラソンを2周しましたが、『これは良い』!とすぐに感じました。
そしてテキストにザッと目を通してさらに『購入してよかった』と再確認したと同時にワクワクしている自分がいました。
その理由をざっくりと3つに分けられます。
- 自分の弱点が克服できる
- 英語以外の教養にもなる
- 専用アプリが素晴らしい
自分の弱点が克服できる
リスニング学習方法について、これまで様々な角度から記事を書いてきました。
→リスニング学習方法の記事一覧はこちら
中でも大切なのはリスニング力を構成する要素をちゃんと把握して、それぞれに合わせたトレーニングをする事です。
リスニング力を決める要素は次の3つだと紹介しました。
- 聞いた音(単語&英文)を識別できる能力
- 聞いた音(単語&英文)の意味を理解できる能力
- 意味を理解した単語&英文から大まかな流れを掴む能力
①と②は『精聴』によって、③については『多聴』によって伸ばしてくのですが、ヒアリングマラソンは両方のトレーニングがキチンとできる作りになっています。
付属のテキストには理解度を測るために問題が設けられていて、自分の弱点がわかる仕組みになっています。
英語以外の教養にもなる
ヒアリングマラソンで使われる素材は多岐に渡り
- 海外ニュース
- 映画関連
- 外国人のコラム
- 小説の朗読
- 英語学習者の英語
- 様々な訛り・アクセント
などなど、盛りだくさんなのですが、私のお気に入りは『外国人のコラム』です。
外国の文化と日本の文化を比較しながら、興味深いお話が聞けるので英語の勉強をしながら教養知識も身につけられる事ができます。
日本政府が打ち出した『クールジャパン』を切り口に、日本が不得意とする外国への情報発信に関する問題点、言葉だけでなくコミュニケーションの取り方そのものに違いがあることなど大変勉強になりました。
専用アプリが素晴らしい
毎月書籍&CDで届けられるヒアリングマラソンですが、電子書籍と音声データとしてダウンロードできますし(これは届くまで時間がかかる海外在住には特にありがたい)、専用アプリで学習する事ができます。
そのスマホの専用アプリ『Alco』がとても便利な機能を備えてくれています。
- 秒単位の巻き戻し設定
- 範囲指定のリピート機能
- スピード調整機能
巻き戻す秒数を2〜30秒の間で設定できるので、意識が飛んでて聞き逃した際など、1番始めに戻ってきく必要がないのがありがたいです。
範囲指定のリピートは『認識できない音』を頭に染み込ませる際に重宝します。
スピード調整で速い英語に慣れておけば、通常のスピードがゆっくりに感じる事ができます。
(1.5倍速までが自然でありながら速く聞こえるレベルだと思います)
このアプリとブルートゥース(無線)のイヤホンを組み合わせれば、耳が空いた時間。
(私が使っているのはJBLのこんなやつ)
- 洗濯物をたたんでいる時
- 料理の準備をしている時
- お風呂に使っている時
- 通勤時間
- 散歩中
などなど、英語漬けが可能になります。
ただ、このヒアリングマラソンは、量が膨大なのとレベルが結構高めなので上級者(TOEIC850や英検準1以上くらい)の英語力が無いと負荷が大きすぎると思います。
英語学習者の多くが、自分の英語レベルより高すぎる教材に手を出して挫折するケースが多いと本当に思います。
インプット用の英語教材を選ぶときは、自分の英語レベルより下げる方がメリットがありますので、こちらの記事も参考にしてみてください。
英語勉強のやり直しプラン
私の英語やり直しプランは、『文法』・『精聴』・『シャドーング(発音)』に焦点を置いて行っていこうと思っています。
この3つを選んだ理由は、私の英語力に足りない&伸ばしたい分野を考えた結果によるものです。
基本的に、英語学習の順番は
- 「文法」+「基礎的な単語」
- 「リーディング」
- 「リスニング」
- 「ライティング」
- 「スピーキング」
が効果的かつ効率的なので、あなたのやり直しプランは、あなたの英語力に合わせてカスタマイズする必要があります。
『文法』に関しては、9割がた理解しているかなとは思いますが、残りの1割に磨きをかけるために、気になっている教材を今度使ってみようと思っています(使ってみてよかったら紹介したいと思います)
文法と英語力の関係はこちらの記事も参考にしてみてください。
『精聴』にフォーカスするのには理由があります。
リスニング力構成要素の③番目についてはほとんど習得できたかと思っていますので、『多聴』よりも『精聴』によるトレーニングが必要と感じているからです。
特に
- リンキング
- 語彙力
- パターン認識
を重点的に鍛える必要があると感じているので、そのためには『精聴』のトレーニングが最適だと認識しているからです。
関連記事:
→たくさん聞くけど上達しない リスニング力を伸ばす 2つの学習法
→どうしても聞き取れない!リスニング学習でハマる罠と解決策
『シャドーイング』は次の3つ動画を使用を考えています。
シャドーイングのやり方については、今後記事を作っていきます。
ぜひ参考にしてみてください。