独学で英語のスピーキングを上達させるコツとトレーニング法

スピーキングを上達させる

英会話、 スピーキングを上達させる には『瞬間英作文』のトレーニングが必須となってきます

私の経験上、英会話フレーズ集や英文の読み上げが、会話力アップには効果的でなかったことはお伝えしました

英会話フレーズ集は時間の無駄!スピーキング上達に必要な勉強法とは?

自分の経験を振り返ってみて、会話力アップに貢献したのは『瞬間英作文』の要素を含むトレーニング&環境でした

【なぜできない?】英語が書けて話せるようになる には必須の学習法

瞬間英作文を行う際は、次の5つポイントを押さえて行う必要があります

  • 簡単すぎるものをやる
  • とにかくスピード重視
  • 英文は作らない&読まない
  • 完璧を捨てる
  • 暗記しない

実はこの5つのポイントに加え、書籍や教材を使った独学の場合、もう1つ大切なポイントがあります

この記事では、その大事なポイントについて紹介します

目次

英会話スクール vs 独学

独学でこの『瞬間英作文』を行う場合と、英会話スクールや語学学校、留学等海外生活上の環境で『瞬間英作文』を行う場合とでは、決定的な違いがあります

それは、独学で書籍や教材を使ってやる場合は必ず

日本語文を読んでから英語にする

と言うことになります

これがもし、英会話スクールなど、人との会話の中でのトレーニングの場合はちょっと違ってきます

なぜなら相手が言ってきた事を聞いて返事をするなど、日本語の文を考える、または読む暇などなく、さらに言葉とイメージ(視覚情報)が直結しやすい環境にあります

話したい英語とそのイメージが常に同時に存在するんですね

下の画像をみてください。バリスタとしての研修の様子に見えますよね

英語脳 イメージもしあなたが研修生(左側)の場合、次のような言葉が言いたくなるかもしれません

「こんな感じですか?」

「カップの持ち方はこれであってますか?」

「これくらいのスピードでいいですか?」

「もうちょっと入れた方がいいですか?」

などなど、このようにイメージが見えている状態で「瞬間的に」英語を組み立てる環境にあります

しかし、独学の場合は、教材の日本語文を読んでから瞬間的に英語にしようとする為、文字から文字へと変換してしまいがちになってしまいます

そう、

イメージが欠けてしまっているんです

これ、非常に重要なポイントです

英語を英語のまま理解するには、このイメージがポイントだと以前英語脳の記事でお伝えしました

英語脳の作り方!返し読みの卒業におすすめのトレーニングと勉強方法

でですね。

この『イメージ』は話すとき(スピーキング)にも大切になってくるのです

言いたいこと、伝えたいことを日本語の文ではなく、頭に浮かんだイメージを英語に変換できる必要があります

『イメージ』=”Picture”?

余談ですが、この場合の『イメージ』は英語になると”Picture”なのですが、”I got the picture now”という言い回しがあります

これは、日本語にすると『あ〜そういうことね』に近いのですが、何か物事の説明を受けたときに、最初はわからなかったけれど、最終的に理解できて、イメージが掴めた場合に使います

“Ah yeah I got the picture now”=「あ〜私はイメージを得た」=「あ〜そういうことね」

つまり、『理解できる=頭にイメージを描ける』ということになりますね

じゃあ、独学の場合は英会話スクールよりも劣っているのかというと、そんな事は全くないです

大切なのは、このイメージから英語を口にする事を意識してトレーニングをすればいいのです

文字よりもイメージから

例えば瞬間英作文の問題に次の日本語文がありました

「あのパンダは寝ています」

この文を読むと、まず

えっと。。「あの」は”that”で、「寝ている」は現在進行形だからbe動詞+ing形でis sleeping か

と、こんな感じになってしまいますよね

  • あの→That
  • パンダは→Panda
  • 寝ています→is sleeping

文字だけからだと、どうしても一語一句英語に置き換えてしまいたくなります

これでは、学校で行う日本語文を英語に直す作業と変わりありません

なので大切なのは『イメージ』を挟む事です

つまり

「あのパンダは寝ています」

と日本語文で見たら、パンダが寝ているところをイメージするのです

瞬間英作文 コツ やり方

なので、このイメージを英語で表すように意識する必要があります

日本語文を読んだら、英語より先にイメージを頭に描くことが独学で瞬間英作文をする際のポイントになります

この「イメージ→英語」でアウトプットができるようになると、徐々に日本語を介さずとも英語が口から出てくるようになります

いわば、日本語の文を補助として、擬似的に話したい英語とそのイメージが常に同時に存在する環境に自分を置くのです

もし、最初から写真や画像だけみて、トレーニングすればいいのでは?と思うかもしれませんが、その場合は使う表現・単語・構文が自分の知っている範囲内でしか行うことができません

だから、あえて日本語の文を使うことで、表現の幅を広げることに繋げる方がトレーニングとしてのメリットが大きいです

日本語ネイティブの我々からすると、日本語は脳内にイメージを浮かべるのに最適なツールだと思いませんか?

だから、日本語排除!ではなく日本語活用!の方が圧倒的にメリットがあると思うのが私のスタンスです
英英辞書は必要 ?初心者にはおすすめしない理由

瞬間英作文の効果と英語力の推移、”Comfort Zone”からの脱却を含めた私のエピソードを交えて紹介したこちらの記事も参考にして見てください

英語圏に留学だけじゃ話せない !大切なのは”Comfort Zone”からの脱却

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